レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

DMC-SZ7 → SZ3?SZ9? ・・・・・

2013-02-25 21:30:14 | 雑感
最近では一番のお気に入り機種 DMC-SZ7 のラインに後継機種が発売になりました。しかも2種類も。DMC-SZ3DMC-SZ9 、どちらも25~250mmの光学10倍ズームを登載した薄型軽量機種です。

厳密にいうと直系の後継はSZ9、SZ3はその廉価版といったところでしょうか。

SZ9にはSZ7の特徴のひとつである高感度MOSが搭載され、しかも画素数がアップしてます。ただそれ以外の変更といえばタッチパネルにWi-Fiとカメラ性能とは直接関係ない部分が豪華になっただけ。画素数に興味がなくタッチパネル機種が苦手なボクとしてはほぼ興味のない機種です。

SZ3は液晶モニターがSZ7やSZ9より小さい分、寸法が両者よりさらにコンパクト。実際に触ってみましたが、「これがSZ7に欲しかった」という感じの筐体サイズが実現しています。ただこちらは撮像素子がCCD。連写性能や動画がSZ7よりスポイルされている(個人的にはあまり気にならないけど)という点と、MOSよりノイズが乗っかる(こっちは気になる)点は我慢のしどころでしょうか。

とりあえずはどっちも高いので手も足も出ませんが、SZ3が落ち着いてきたら果たしてどうしよう・・・

大体代替・・・OLYMPUS VH-510<2>

2013-02-16 23:49:16 | 寸評
前回は能書きばかりで肝心の当機自体のことを全く書いてませんでした。一応ボクなりに感じたことをまとめておきます。まずは仕様でも。

 ・有効画素数:1,200万画素(裏面照射型CMOS)
 ・焦点距離:25mm~200mm(光学8倍) ・開放F値:W3.3~T5.9
 ・手ブレ補正:CMOSシフト式
 ・液晶モニター:3.0型、46万ドット

最近のトレンドである裏面照射型CMOSとプチ望遠の光学系を実装し、かつ手ブレ補正も搭載(あんま効いてる感じしないけど)してます。これで8,000円を切って買えるんですから、どんだけ付加価値ないのか人気ないのか。それはさておき・・・

肝心の画質ですが、一言でいうと「やりすぎ」・・・でしょうか。

基本的にあんまり細かい設定出来ません。「プログラムオート」に設定してもシャープネス、彩度、コントラストともに調整不能のカメラ任せ。で、ざっくり言うとそのすべてをマックスにプラス補正してる感じの仕上がりになります。液晶モニターで見る分には素晴らしく綺麗に撮れてるように見えるんですが、PCで見ると(別に等倍でジロジロ見てるわけでもないのに)あちこちが気になるちょっと落ち着かない画像ばかりという具合。

特にシャープネスというか輪郭強調がかなり極端で、遠近入り混じるような構図では近くの被写体がまるで合成してるかのように浮いて見える感じがあります。人物を撮った時は特に気になります。発色もどちらかというと派手なので、受け付けないという人もきっといるはずです。ボクは見た目の派手さに騙されやすい素人なので、発色自体は割と気に入ってたりはします、空とか。あと画質関係で言うと、ノイズは結構乗ってる方でしょう。地味に逆光には強いかな。良いとこも悪いとこもよく目立つ画質です。ゆえに「やりすぎ」

購入動機のひとつである「軽快感」ですが、撮影そのもののサクサク感は期待通りです。ばしゃばしゃとシャッターを押せる感じ、速さが取り得のセンサーの素性をよく引き出していると思います。起動も合焦もなかなか軽快、このあたりは事前の能書きどおり。不満はインターフェースで、まずメニュー画面の操作追従性がちょっとだけトロい。あとボタンが小さくて硬い。特に4方向キー、背面のスペースは結構ゆとりがあるのに何でこんなに小さいのかというくらい小さい。硬さでいえばシャッターもそこそこ硬くてしかもストロークが長い。手ブレの原因になりかねません。個体差もあるのかなぁ・・・

というようにクセが強すぎて人には絶対薦められませんが、無難な機種ばかりの昨今にあって久々に出会った「暴れ馬機種」という感じで、ボク自身はかなり面白がって使っています。誰も持ってない機種はボクの真骨頂でもありますし、もうしばらくは遊んでみたいと思っています。

大体代替・・・OLYMPUS VH-510

2013-02-11 00:09:13 | 寸評
久しぶりにオリンパスの機種を買いました。 VH-510 というやつです。と書いても「ああアレね」となる人はあまりいないかもしれません。とにかく情報少ない。機種単独のリーフレットでちゃんと宮崎あおいが表紙(しかも当機種をちゃんと持ってた)ってことは主力機種待遇のはずなのに、一体どんだけ売れてないんでしょう。

かくいうボクもそこまで興味があった訳でもなく、あくまで妥協の末にたどり着いたものです。何がどう妥協なのかというと・・・

妥協その1:iHSテクノロジー搭載機種としての TG-620 の代わり
元のTG-620はオリンパスお得意の防水機種。ですがなんとなく店頭で触った感じやあちこちの作例を見る限り、防水機種としてというより「結構よく写る」ということに興味を持ちました。その源になっている(であろうと思われる)「iHS」とは、同社のPENの画像処理技術を応用した先進テクノロジー・・・と、なかなか能書きが勇ましい。試してみたいけど、同じ搭載機種ならわざわざ付加価値の高い防水機種でなくても、ということで元の機種より5,000円安く手に入るVH-510で手を打とうと考えました。

妥協その2:サクサク機種としての EX-ZR20 の代わり
元のEX-ZR20はカシオ・ハイスピードエクシリムシリーズのエントリー機種。発売当初から機会があれば使ってみたいと思っていた機種のひとつ。とにかく心地よい速さ、実に魅力的です。で、このZR20とVH-510は見るからに骨格が一緒。いわゆるOEMの関係かと思われます。だから何?って言われそうですね。ZR20の速さは中身(デュアルCPU)に由来するものです。外側だけ同じ機種買っても速さの恩恵に預かれるわけありません、本来は。ただ先のiHSは高速処理もウリの一つであり、VH-510も店頭で触ってみた限り撮影の軽快感は引けを取りませんでした。これならZR20「もどき」として使ってみるのも面白いんじゃないか、ということで元の機種より6,000円安く手に入るVH-510で手を打とうと考えました。

妥協その3:後継機種 VH-515 の代わり
VH-510は最新機種ではありません。後継機種としてVH-515というのがちゃんと発売されています。先代がこんなに売れてない(あくまで推測)のになぜ後継?という疑問はさておき、当初買おうと思ってたのは発売4ヶ月にしてネットショップでは早くも破格値続出の515のほうでした。ただ近所の店をあちこち探したものの510はあっても515はさっぱり置いてない。色々あってネットで買いたくなかったので、後継といっても中身も外見もほぼ変わっていないVH-510で手を打とうと考えました。

ちなみに色をホワイトにしたのはEX-ZR20のホワイトっぽいかなぁと思ったからで、まぁとことんな「代替」感。で実際はどんなもんなのかってあたりは、長くなったのでまた今度・・・があるかどうか。