レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

最近ちょっと嬉しかったこと

2011-01-29 09:30:05 | 雑感
どことはいいませんが、自分がデジカメにのめり込みはじめた当初から、ずっと参考にさせていただいている個人サイトがあります。

カメラに対する知識もそうですが、機種選定のポイントだとか、カメラの面白さだとか、とにかく色々参考にさせていただいてます。だけでなく、買われた機種の詳細なレビューを見るたび、自分も実際に体感してみたくなり、後追いで購入した機種も1台2台じゃ済みません・・・今日まで延々と続く「デジカメ購入無限連鎖」のそもそもの原因は、実はそちらのサイトにあったんですねぇ。ものすごい言いがかりですねぇ。

で先日、そちらに最近買われた機種の記事がアップされていたのですが、それがまた自分もつい最近買ったヤツ!・・・どれとはいいませんが。食いつくポイントも見事に一致してて思わずニヤリ。今まで後追いばっかりだったのが、初めて管理者さんを先回りできたことにちょっと嬉しくなっちゃいました。

よくよく考えたらそんな喜ぶことでもないんですけどね。管理者さんに「洗脳」に近いくらい感化されてる訳ですからカブって当然ですよね・・・

こんなカメラを使ってました[10]FUJIFILM FinePix F455

2011-01-15 19:26:47 | こんなカメラを使ってました
今年はどうしようかとも思いましたが、このブログを開けた2008年に追いつくまでは続けてみたいと思います・・・

中古機種名:FUJIFILM FinePix F455
画素数:有効520万画素
使用時期:2006年頃
中古購入お勧め度:60点(あえて探し求める機種でもないけど安ければ)

そういえば廉価系「F」の系統っていつの間にか無くなりましたね。今は「J」シリーズが後継ラインになるんでしょうか。

この機種はとにかく使い倒した覚えがあります。小さかったのが大きかったですね(・・・・・)。今となってはそれほどでもありませんが、当時としては小型でしかも突起が少なく、ポケット納まりが良かったんです。当時の他の手持ち機種が単3乾電池で動く機種ばっかで、どれもデカかったという極々個人的な事情もあったんですが・・・ちょっと出かけるって感じの時はついついこっちに手が出てました。

スペック的にはこれといって取り柄のない機種です。ただ個人的には画質は気に入ってました。今にして思えば富士独特の「空は青く森は緑」のクッキリハッキリ発色に騙されてただけって気もしなくはないですが(自身初の富士機種)。あとハニカムじゃない割に高感度(と言ってもマックスでもISO400でしたが)に妙に強く、守備範囲は広かったです。

守備範囲が広いといえば、38mm~130mm(光学3.4倍)という中途半端にテレ側に振れた画角も面白かった。ワイド端は狭く、逆にテレ端は中望遠と呼ぶには物足りない、なんともトホホな仕様ですが、実際はテレ端とトリミングズームとの組み合わせで、自分の中での「擬似望遠機」として重宝しました。作例はその典型的なパターンです。ボクは単なるデジタルズームは使いませんが、トリミングズームは逆に好んで使います。富士の最近の機種にはトリミングズーム機能が無いようですが、この頃の機種はまだ有ったんですよね。どうしてやめちゃったんでしょうか。

ちなみにこれは2006年の阪神大賞典です。今や産駒が重賞を賑わせてるんですよね。競馬で知る月日の流れ・・・

逆流デジカメ・・・CANON PowerShot A3100IS

2011-01-13 23:37:14 | 寸評
気に入っていたEXILIM Z550、実は年末に母親に献上しました。「使わずに転がしてるのがあるんならどれかよこしなさい」と言われたものの、あらためて見渡せば癖のある機種ばかり・・・初心者が使えばダメ画像量産は明白です。親父に「またガラクタよこしやがって」と言われるのもシャクなので、一番信用できそうってことで思い切って。そもそもピンクだったし、女性に渡るべくして渡ったかなと。予備バッテリーまで付けて大奮発でしたが、果たしてまともに撮ってるのかどうか・・・

前置きが長くなりましたが、その後継たる普段使い機種として最近持ち歩いてるのが、キヤノンの PowerShot A3100IS です。

このA3100IS、ちょっと存在意義を図りかねる機種ではあります。パワーショットA系のラインは(A400系とかA700系とかの支流はさておき)代々、光学ファインダーと単3電源を継承し「名のIXY」に対する「実のパワーショット」という位置づけで来ていたはずなのに、光学ファインダーは省かれ、電源は専用充電池に取って替わり、この系統の特色をほとんど失ってしまいました。残ったのはよりにもよって「もっさりした外観」のみ。せっかく特色を放棄して薄型充電池が載った割にぜんぜん小さくなってない・・・ま、金型の使い回しという生々しい事情なんでしょうが、ここまでくるともはや笑えます。DIGICも前機種(A1100IS)の4から3に後退してるし、なんだか2年前の機種を復刻発売しているような気さえしました。

ところがボクときたらこういう機種こそ大好物でして。売り場でひと目みたときからその無意味な存在感と「きっと誰も注目しないんだろうな」という物哀しさに引かれ「いつか買う」と心に決めていた次第です。Z550を飽きずに使っていたこともあってしばらくは静観してましたが、年末商戦でいきなり1万円を割り込んできて、我慢できずに買ってしまいました。

純粋にカメラ単体で見た場合、そんなに悪い機種でもないです。むしろ値段比で考えれば十分すぎるくらい。WBの外さなさ加減はさすがキヤノンだと思うし、手振れ補正もそこそこ仕事してるし。高感度画質が現行他機種と比べるとちょっと頼りないけど、キヤノン(というかDIGIC3)はそんなもんだと思っていたので大して気にならないです。レンズがまあまあ明るい(F2.7)ことだし、手振れ補正と併用でなんとか感度を上げずに耐える方向でやってます。