レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

大体代替・・・OLYMPUS VH-510<2>

2013-02-16 23:49:16 | 寸評
前回は能書きばかりで肝心の当機自体のことを全く書いてませんでした。一応ボクなりに感じたことをまとめておきます。まずは仕様でも。

 ・有効画素数:1,200万画素(裏面照射型CMOS)
 ・焦点距離:25mm~200mm(光学8倍) ・開放F値:W3.3~T5.9
 ・手ブレ補正:CMOSシフト式
 ・液晶モニター:3.0型、46万ドット

最近のトレンドである裏面照射型CMOSとプチ望遠の光学系を実装し、かつ手ブレ補正も搭載(あんま効いてる感じしないけど)してます。これで8,000円を切って買えるんですから、どんだけ付加価値ないのか人気ないのか。それはさておき・・・

肝心の画質ですが、一言でいうと「やりすぎ」・・・でしょうか。

基本的にあんまり細かい設定出来ません。「プログラムオート」に設定してもシャープネス、彩度、コントラストともに調整不能のカメラ任せ。で、ざっくり言うとそのすべてをマックスにプラス補正してる感じの仕上がりになります。液晶モニターで見る分には素晴らしく綺麗に撮れてるように見えるんですが、PCで見ると(別に等倍でジロジロ見てるわけでもないのに)あちこちが気になるちょっと落ち着かない画像ばかりという具合。

特にシャープネスというか輪郭強調がかなり極端で、遠近入り混じるような構図では近くの被写体がまるで合成してるかのように浮いて見える感じがあります。人物を撮った時は特に気になります。発色もどちらかというと派手なので、受け付けないという人もきっといるはずです。ボクは見た目の派手さに騙されやすい素人なので、発色自体は割と気に入ってたりはします、空とか。あと画質関係で言うと、ノイズは結構乗ってる方でしょう。地味に逆光には強いかな。良いとこも悪いとこもよく目立つ画質です。ゆえに「やりすぎ」

購入動機のひとつである「軽快感」ですが、撮影そのもののサクサク感は期待通りです。ばしゃばしゃとシャッターを押せる感じ、速さが取り得のセンサーの素性をよく引き出していると思います。起動も合焦もなかなか軽快、このあたりは事前の能書きどおり。不満はインターフェースで、まずメニュー画面の操作追従性がちょっとだけトロい。あとボタンが小さくて硬い。特に4方向キー、背面のスペースは結構ゆとりがあるのに何でこんなに小さいのかというくらい小さい。硬さでいえばシャッターもそこそこ硬くてしかもストロークが長い。手ブレの原因になりかねません。個体差もあるのかなぁ・・・

というようにクセが強すぎて人には絶対薦められませんが、無難な機種ばかりの昨今にあって久々に出会った「暴れ馬機種」という感じで、ボク自身はかなり面白がって使っています。誰も持ってない機種はボクの真骨頂でもありますし、もうしばらくは遊んでみたいと思っています。


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