レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

高倍率より写りに感心・・・RICOH Caplio R6

2010-05-05 01:04:21 | 中古
広角&高倍率コンパクトがブームみたいですが、例によって現行機種に手を出す余裕はないので、このジャンルの先駆者であらせられるリコー「R」シリーズの中古に頼ることに致しました。リコーって何気に先見の明ありますね。普及価格帯に28mm持ち込んだのもリコー(G4wide)だし。

買ったのはCaplio R6です。光学7.1倍ズームで28-200mmをカバー。普段持ちのコンデジでこれだけカバーできれば十分でしょう。似たような画角の現行機種と比べても「画素数を除けば」特に遜色も無く、逆にレンズをケチる一方の現行機種と比べてテレ端のF値(5.2)では優位なくらいです。以前にFinePix J50の購入動機としても書いたような気がしますが、わざわざ高倍率機に手を出す以上、テレ端が実用的じゃなきゃ意味ない訳で、ならば少しでも明るいに越したことはないですからね。

リコーの機種はほぼ初めて触りましたが良いですねなかなか。画質が良いというイメージはあまりなかったんですが(オートで撮ると増感癖が凄まじい、というのはあちこちで見た覚えがある)、自分的には申し分のない写りです。切れ味、適度に見栄えのする発色、逆光に何故か強い・・・AWBの落ち着きの無さなどクセもありますが、そのクセを乗りこなすか、あるいは単純に数打っておけば必ずハマる一枚を撮れるカメラだと思います。気に入りました。

本機自体の出来もさることながら、今まで縁の無かったリコーの機種に俄然興味が湧いたという意味でも有意義な買い物でした。現行の「CX」シリーズもいずれ触ってみたいものです。現行機は本機の重大な弱点である「あまりにもやかましい作動音」を克服しているようなので・・・