レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

こんなカメラを使ってました[12]CASIO EXILIM EX-Z1050

2011-08-21 17:41:43 | こんなカメラを使ってました
中古機種名:CASIO EXILIM EX-Z1050
画素数:有効1,010万画素
使用時期:2007年頃
中古購入お勧め度:75点(10メガ超だけに今でも実用問題なし。ただし意外と安くなってない)

前のネタがちょうどエクシリムのネタだったのと、世界陸上も近いということでこの機種、この写真を取り上げてみました。4年前の世界陸上・大阪大会の時、道頓堀のカニはこうなってたんですねぇ・・・

コンデジとして初めて1,000万画素の壁を破った(?確かそうだったはず。違ってたかな・・・)EX-Z1000の、型番的には後継機ですが、実質は廉価版です。液晶とかスペックダウンしてる部分もあったりするし、同じ有効1,010万画素とはいえCCDも別物だし、生産ラインが根本的に違った感じですね。別に1,000万画素に興味があったわけじゃありませんが、大きめのCCD(当機は1/1.75インチ)搭載機種は当時どれもでかくて重くて高いハイエンド機ばかりだったところに、当機の小ささ軽さ、そして安さは出色だったので、「安い大型CCD機」として買ってみました。それにしてもこのブログには「廉価」という言葉が頻発しますね・・・

写りについてはさすがという感じで、当時の手持ちの他機種とは光源耐性だとかレンジだとか色乗りだとか、総じて一味違う印象でした。の割にそこそこ軽く、「手軽に高画質」を合言葉に一時どこにでも持ち歩いてました。他の機能としては連写が面白かったですね。サイズは2メガ固定で感度も上がりますが、7枚/秒で無制限の連写は当時としてはなかなか強力でした。スタミナも十分で、ボクが買ったにしては珍しく、穴の少ない万能機でした。ちなみに手放すまでただの一度も10メガで撮ったことはありません。

結構気に入っていたんで、何で手放したんだろうと思い出してみたんですが、たぶん別の何かが欲しくなって、手持ちの中では一番金になったという理由だったような気が・・・今でも十分常用に耐えうる機種なので、中古屋で状態のいいのがあれば買い戻そうかなぁなんて思ってはいますが、未だに結構いい値段が付いていることが多く、踏ん切りがつきません。やはり今の中古市場は画素数で値段が決まっていることを再認識。

スタミナ×動画・・・CASIO EXILIM EX-Z2000

2011-08-20 16:51:10 | 寸評
画質面ではEX-Z550と大差ないEX-Z2000ですが、明らかに差があるのが電池寿命です。

Z550の電池寿命250枚も十分だとは思いますが、Z2000は倍以上の580枚と頼もしい。そういえばEX-Zの主力ラインは伝統的にスタミナ自慢でしたね。しっかり引き継いでいるということですか。実感としては、よく見る言い回しですが「いつ充電したか忘れるくらい」。

ところでボクはデジカメの動画機能をほとんど使いません。動画で電池を消耗して肝心の静止画が取れなくなると、何をしてるのかわからない、というのがその理由なのですが、さすがにこれだけ持てば、動画をちょいちょい撮影しても、静止画の「撮り分」は十分残っているでしょうし、せっかくのハイビジョン機種(安物や中古ばかり買ってるので、ハイビジョン動画対応機をこれまで殆ど手にした事がない・・・)でもあるので、これに関しては動画でも遊んでみようかと思っています。

面白くないけど・・・CASIO EXILIM EX-Z2000

2011-08-18 21:39:25 | 中古
子供が産まれたりしたこともあって随分とお留守にしてましたが、やめてません・・・一応。

中古漁りもやめてませんが、相変わらずなかなか嵌りません。そんな中、気が付けばという感じで最近よく手に取っているのが CASIO EXILIM EX-Z2000 です。

よく使っているのは確かだけど、あまりネタにしたくないというのは正直なところです。面白くない。いや、この機種そのものがイマイチって訳じゃありません。まあ、むちゃくちゃ綺麗に撮れるわけじゃありませんが、ピンとこないって感じでもない。メリハリの利いたそれなりの画質だと思います。じゃあなんで面白くないのか。それは、一時期妙に気に入って常用していた 同じCASIOの EX-Z550 とキャラが丸被りだから。良いとこも悪いとこも「やっぱりな」となってしまう。新味がないんです。どう考えても「あったり前」なんですけどね。この2機、同時期に上位機と廉価機の関係だったわけですから。

しかしここまで上位・下位の差がない関係も珍しいのではなかろうか?直接画質に絡むところでは、画素数(有効1410万画素)が一緒、広角端(26mm)も一緒、CCDシフト式の手振れ補正も共に実装しているし、当時新開発のエクシリムエンジン5.0も共に搭載されている。

レンズに微妙に差がでていて、Z2000の方が光学5倍(テレ端130mm)とZ550(光学4倍)より多少望遠が効く・・・代わりに、Z550の購入動機のくだりでも書いたとおり、開放F値はZ550(F2.6)の方が明るい。一方Z2000のテレ端F値は6.5と暗く、出番は日中屋外のみと考えるとZ550と比べて必ずしも優位なレンズとも思えない。見れば見るほど面目のない上位機種だ。逆にZ550は廉価機種としてはかなり頑張っているとも言えるわけで、当時Z550の方に手を出したボクの判断は正しいのではなかろうか、と今更思ってみたりする。

「結局どっちも買ってんじゃん」と言われればそれまでなんですけどね。お気に入りだったZ550を母親に譲ったあと、後継にどれを使おうか色々試したものの、どうもどれもピンとこなくて、いっそ買い直そうかと思っていた矢先にたまたま見つけたんです。しかも、ちょっと擦り傷がついてる程度なのにえらく安く出てまして。当時のZ550の買値より安く買えるなら納得・・・ということで購入に至った次第です。面白くはないけど安心なのは確かで、当時Z550をどこでも持ち歩いていたように、今はZ2000を持ち歩いています。