レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

よいお年を・・・

2011-12-31 00:16:06 | 雑感
今年は例年にも増して投稿が少ない年でした。3月に長男が誕生し、バタバタと過ごしてる内にいつのまにか4ヶ月もサボってたり。いま見返すと10月もポッカリ穴が開いてたり。もはや「ブログ書いてる」とは言えない様な頻度になってしまいました。

書くことが少なかったのも確かです。まず「子ども以外の」撮影枚数が大幅に減りました。子どもが生まれたことで、写真をたくさん撮るような遠出がめっきり減りましたからねぇ。で、その「子どもの」写真はそりゃ、まあいっぱい撮りましたけど、そこで使っているのは実は某ハイエンド機、軽薄短小中古礼賛のボクが本来持ってちゃいけないはずの高画質機(一応中古ではある)なのです。至る所にレビューが上がってる有名機種だし、ボクが今さら何を書くこともないわけです。

あとは何度か書いているように、書くほど嵌る機種になかなか出会えませんでした。今年に入っての記述内容を見返すと、新品を買っている気配はほぼないように見えますが、実際はそこそこ買ってて、そのほぼすべてをここで書くほど嵌ることなくバラしてしまいました。いま様子見で手元に残っている新品が無くはないのですが、これも書くかと言われればどうかなぁ。中古についてはとりあえず興味があって買ってみたものの、使う機会がなくて眠らせたままのものが何台かあります。こっちは面白かったらいずれ戯言を書いてみたいと思います。

そんな中で今年の数少ない収穫はリコーのCX1です。買って3ヶ月ほど経ちますが、未だに面白くて週末は常時携帯してます(重いから平日は持たない。代わりに別の軽い機種をバッグに携えています、が、これがさっきの様子見新品と中古何台かをとっかえひっかえの状態で定まりません。どれも決め手に薄い・・・)。色々と細かい弱点も見えてきました(人肌の表現がちょっとヘタとか、やっぱり高感度はダメとか)が、魅力のほうがはるかに勝っている状態です。高感度のほうは裏面照射型CMOSが解決してくれるはず、と考えると、やはりCX3あたりが安く出てれば買ってしまいそうです。

ところで、こんなにズボラで浅はかな内容であるにも関わらず、タイトルや文面に「無駄に」丁寧にメーカー名・機種名・型番を盛り込んだ投稿を積み上げている影響で、最近は全くほったらかしの期間ですら一日に何件かの閲覧がカウントされています。大半の方は意図する内容に出会えていないはずなので「読んで」はいないんでしょうけど、なにかの間違いで当方に衝突してしまった皆様、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。

こんなカメラを使ってました[15]FUJIFILM FinePix F40fd

2011-12-29 22:48:18 | こんなカメラを使ってました
中古機種名:FUJIFILM FinePix F40fd
画素数:有効830万画素
使用時期:2007年頃
中古購入お勧め度:70点(当時の評判はともかく、ボクは気に入ってました)

先代にあたるF31fdの出来があまりに良すぎたため、何かと比較され、何かとガッカリされてしまった機種です。

まず、Fシリーズの最大のウリである高感度低ノイズは画素数を敢えて抑える事で実現していたのに、市場の動向からして止むを得ないとはいえ、うっかり画素数を上げてしまったばっかりに、先代までのように「恐ろしいほど低ノイズ」という訳にはいかず、魅力がやや後退してしまいました。そもそも最高感度もISO3200から2000に下がってしまいましたし・・・ほかにも電池が薄型になってしまったために電池寿命がほぼ半減(CIPA値580枚右→300枚)してしまったり、その割にボディ自体はそんなに小さくなっていなかったり、デザインもこじんまりと平凡になってしまったりと、とにかくツッコミどころ満載の機種でした。どうやら海外ではF系の廉価版という位置づけだったみたいで、日本では型番的に後継機の扱いになってしまったのがそもそもの不幸でした。

ボクは当機もF31fdも使ったことがありますが、順番が逆だったため、当時あちこちで書かれていたほどは不満は感じませんでした。まあのちにF31fdを使ったことで「そういうことか」とは思いましたが・・・高感度の画質は確かに期待していた程ではなかったけど、使えないほどひどくもなかったし、電池は300枚も持てば十分。ズームレバーが背面式からシャッター周囲式になったのもボク的にはプラス。そして当時唯一賛否が割れなかった変更点「SDカード対応」ももちろん大歓迎でした。

画質的には、結構トーンが抑え目に出ることが多く、フジにしては落ち着いているという印象。先代までが白飛びにやや弱かった点を踏まえてのチューニングだったんでしょうか。あとは気持ち眠たい感じはあったかも。どっちにしても気になって仕方ない、というレベルの問題ではなく、基本的には安定して綺麗に撮れる機種というイメージでした。そう、単体で見れば割としっかりしたカメラだと思うんですよ。やっぱり出方がアンラッキーでした・・・

こんなカメラを使ってました[14]OLYMPUS μ750

2011-12-02 22:42:34 | こんなカメラを使ってました
中古機種名:OLYMPUS μ750
画素数:有効710万画素
使用時期:2007年頃
中古購入お勧め度:35点(装備は豪華。画質が・・・)

あまりいい思い出はありませんが、印象には残っているので取り上げてみました。オリンパス恐怖症になるきっかけとなった機種です。

当時ちょっとだけ流行っていた、光学5倍(36mm~180mm)の「プチ望遠」機種です。ボクは基本的にテレ端の数字に弱い。いざ買ってみると滅多に使わないにもかかわらず弱い。しかし再三書いているようにデカくて重いのは嫌い。そこでこの「プチ望遠」です。一般的な光学3倍ズーム機と大して変わらない大きさ重さで、よりテレ端が効く・・・どストライクという感じでした。すぐに飛びつきました。

本機の場合、競合他機種と比較しても装備の豪華さでは群を抜いてました。CCDシフト式手振れ補正、高感度(ISO1600)、生活防水、そしてデザイン(楔形の造形は好みが分かれるところですが、ボクはいたくハマりました)・・・開梱のときにあんなにウキウキした機種はそうはないですね。

ところがひとたび使い始めてみるとガッカリすることばかり。まず何を撮ってもボヤッとした画しか出ないし、低感度でもノイズどっさり。逆にノイズ覚悟の結構な暗い場面でも、オートで撮るとなぜかISO200でやせ我慢するためブレまくり、かといって高感度モードで撮ると、悲惨な仕上がりになるにも関わらず威勢よく1600まで感度を跳ね上げる。それ以前に(防水のため仕方が無いとはいえ)シャッターが幾分かたくて根本的にブレやすい。総合すると暗いところでは使いたくない機種。でありながら明るい場面もそこそこ苦手で、あからさまな逆光でなくてもすぐ白飛びしてしまう・・・お手上げでした。どないせえっちゅうねんでした。

ただ、デザインと軽さは本当に気に入ってました。今でも中古屋で見かけると思わず見返してしまうくらいに。今は少しは知恵もついたし、ひょっとしたら当時よりもうちょっと上手に扱えるんじゃなかろうか・・・見かけるたびにそんなこと思ったりします。後継機(こんなに扱いづらいのに世間的には評判が良かったのか、その後2世代も出ている)でも試してみようかな。画質はそれなりに向上したみたいだし。ただデザインが微妙にマイナーチェンジされて、初代ほど引きがないんですよね。まあ、縁があれば。