被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

中学生へのメッセージ

2011年07月13日 | 地域社会起業育成支援

ねおす代表高木が札幌市内の中学3年生に縁あって講演。

ねおすの支援活動や被災地の様子を丁寧に話し、最後に一番伝えたいメッセージ。

「被災地のことを、都会の君たちはずっと忘れないで欲しい。
ずっと忘れなければ、何年か後、社会が変わったことに必ず気付く。」

そして中学生からの感謝のメッセージは、澄んだ素直な歌声でした。
本当は修学旅行先の岩手県で歌うはずだった歌。変更になり、奥尻島で歌った歌。

『道』

「思い出が時間をとめた 今日の日を忘れるなと 見慣れた景色 二度と並べない 思い出の道
 この道で君と出会い 春が僕らを包んでた 愛と優しさ教えてくれたね 泣かないで歩こう・・・」

先日、イーハトーヴォ安比高原自然学校の方も講演にいらしていました。
修学旅行を受けいれる地元のみなさんは、毎年生徒が来るのを楽しみに待っていたのですね。

『あすという日が』

「大空を見上げてごらん あの枝を見上げてごらん 大空に手をのばす細い枝 大きな木の実をささえてる
 いま生きていること いんしょうけんめい生きること なんてすばらしい あすという日があるかぎり しあわせを信じて」


社会が変わった時、「NPOやNGOで働きたい」と考える子どもがきっと増えていると思います。

中村(札幌)


仮設に入るのが怖い

2011年07月13日 | 地域社会起業育成支援

釜石の隣町の大槌町の仮設入居率は3割

仮設入居が決まっても、断っている人がいる

買い物へ行くのが不便だったり、

隣近所に誰がいるのかわからない

ところへ行くのが不安

しかし、いつまでも避難所にいれるわけではない

また

仮設に入った途端、もう大丈夫だろうと思われて

支援が打ち切られる方向に向かっている

言い方は適切ではないが、見放される

ほっとかれるのが辛い、怖いと・・・

近所付き合いがうまくいかず、引きこもりになる人もいる

また

仮設は仮の住まいなので、いづれは出ていかなくてはならない

なので、自分の家であっても、どこか居心地が悪い

釘一本も打てず、収納スペースも少ない

仮設住宅内を自分色にできない

住み慣れることはない

そんな悩みやストレスを少しでも

和らげたく

仮設駐車場敷地内

で気軽に寄れるカフェスペース

を定期的にやっていきたいと

考えている

富田


札幌より

2011年07月11日 | 地域社会起業育成支援

●もんじぃ出発

一般ボランティアのY氏(もんじぃ)が釜石へ今日出発しました。
長期ボランティアとして、震災後の現地入りは3、4回目。
被災された方のこと、ねおすのこと、学生ボランティアのことなど、いつも応援してくれるもんじぃ。

札幌に戻っている間は、町内のまちづくりセンターにご自身の写真を展示し、報告されていました。(7/10で終了)

 

「ガレ場のもんじぃ」は今回も福島まで行きます。

 


「4月の福島は・・・」写真展

ドキュメンタリー映画カメラマンの吉田泰三氏が撮影しました。
札幌市北区8条西3丁目エルプラザ2Fで、7月16日まで開催中です。
4月の福島は・・」のドキュメンタリー映像が出来上がりましたら、ぜひご覧ください。

 

3.11 youth café これからの被災地支援 「大人のキタイ×学生のホンネ」

これからの被災地支援について一緒に考えませんか? 
ねおすと協働している 環境NGO ezorock 代表 草野竹史氏もゲストスピーカーです。
 【日 時】 平成23年7月24日(日)14:30~16:30
 【定 員】 被災地支援に関心のある方 50名(先着順、一般:25名 学生:25名)
 【内 容】 第1部 ゲストによる問題提起   第2部 参加者を交えたディスカッション
申込は必要、参加は無料です。会場はエルプラザ2F。


中村(札幌)


自然エネルギーチェンジ啓発運動

2011年07月10日 | 現地活動拠点後方支援
NPOねおすでは、岩手県釜石の支援活動とは別のチーム編成して、他NPO、大学等との協働にて福島の子ども達の夏休み活動の支援も開始しております。
道南大沼・七飯町にて約250人を3週間、道内各地で150人ほどの受け入れを地域コーディネイトしており、今月下旬より子ども達はやってきます。

福島原発事故の放能の影響は長引くと考えられます。この夏休みはひとまずの受け入れですが、今後中長期の受け入れ希望も増えてくるかもしれません。

この事故の根源である原子力発電の是非を問うことが、やっと社会的な大きな課題となってきました。 

私達はこれまで、電力会社と国からの限られた情報で、原子力発電の「安心安全」情報ばかりを聞かされて、それに対して漠然とした不安は感じながらも「安全神話」と揶揄されるように、放射能で汚染されることはあり得ないと、信じさせられてきたと思います。

放射性物質の怖さすらも良く分かっていない・・・。教えられてこなかった・・。

放射性物質から放出される放射能は元々自然界にあるものは微量であり、人体に影響はない、人が住まない所に埋蔵されています。しかし、原子力発電では、放射性物質を人間が造り出しているのです。

今の時代の繁栄のために、その危険極まりない物質を未来へ蓄積し続けているのです。

この支援ブログでは、主義・主張は書かないようにしておりましたが、こと原発問題については・・やはり黙っているわけにはいかなくなりました・・・。

そこで、北海道発で自然エネルギーチェンジの啓発活動を有志とともに開始しました。

「エネルギーチェンジ100」 です。
エネルギーを原発依存からチェンジしてゆこうという運動です。

ただ原発に反対するのではなくて、北海道にある素晴らしい条例「自然エネルギー推進条例」が制定されています。これを多くの人に知ってもらい、具体的な自然エネルギー転換へのロードマップを示してゆこう・・ 反原発運動とは、またひと味違った 脱原発運動を北海道から発信しようという啓発運動です。

下記は、このエネルギーチェンジのキャンペーンHPです。
http://www.enechan100.com/

当面は、ロードマップの作成・・そして、意見広告を出す募金活動です。
この支援ブロクでも時折経過を報告させて頂きます。

高木

オモシロ雑貨市とスイカわり

2011年07月09日 | 交流の場創出

★地域の人が地域を支える仕組み

●選ぶ楽しみからの支援活動

「何これ!」

「おもしろいね!」

「かわいいね!」

と手に取る若いママさん方が多くいました。

北海道からの第三世界や環境系の雑貨

を青空ひろばで出してみました。 

環境友好雑貨店 これからや」 さん、ご提供ありがとうございました。

 ●遊ぶ楽しみからの支援

割るのは子ども

甘いスイカを食べるのはみんな

世代間を問わず楽しめました。

炎天下の中

夏の風物詩の

スイカわりを

しました。

●集まる楽しみからの支援

アルプル木工 さんから

木のテーブルをご提供してもらいました。

木のぬくもりや優しさ

が感じられるテーブルです。

そんな支援物資を助けられながら、

気軽にふらっと立ち寄れる空間

を目指しています。

富田


北海道→1000枚

2011年07月07日 | 地域社会起業育成支援

★北海道の高校生から釜石の高校生へ

●高校バザー3回目in釜石高校

北海道から1000枚ほどのTシャツが

届きました。

このプロジェクトもezorockの高校生たち

が中心となって動いています。

高校生たちの

「釜石→1000枚」・「北海道→1000枚」

の交流が続けばいいなと・・・・

●そもそも・・・

よくよく考えてみると、

普通はあり得ない光景だと

気づきました。

本当に楽しそうに服を選んでいる高校生たちの姿

を見ると、そんな理屈はどうでもいいのかな・・・

来週は釜石商工高校でやります。

富田


ezorock定期便_no.2

2011年07月07日 | 地域社会起業育成支援

★ezo船★

●北海道から、若者達がまた来てくれた・・・

大槌川再生プロジェクトに二回目の参加。

蒸し蒸しした天気で

汗びっしょりで清掃活動。

作業が終わって、辺りを見渡すと・・・

今週末もここをやってくれる。

どんどんきれいになっていく。

ありがとう。

●リレー

環境NGOezorockは

この写真のように、

北海道から途切れる若者

を送ってきてくれている。

北海道の若者が岩手県復興

のスタートラインの一部に関わっている。 

富田


全国的な支援ネットワーク

2011年07月07日 | 地域社会起業育成支援

 

被災地支援は、今、目の前にいる被災者、片付けが終わっていない被災地への直接的な生活の復旧支復は、もちろん今後も継続してゆきますが、「新たなる生活」を復興するための支援局面にも入ってきました。

 

北海道・ねおす釜石橋野ボランティアセンターはこれからも鵜住居川流域と大槌湾沿岸の被災地で足元を大切にした活動を展開してゆきますが、一方、「復興支援」では、他のNPOや企業、行政、そして全国的な動きとも連携・連動してゆかないと活動が内向きになってしまいます。

 

今後は、地域外とのネットワークへも意識して参画してゆきたいと思います。

 

本日は、全国で自然体験活動、環境教育、エコツーリズムを展開している事業者や団体の理事者達が集まって、私達が「束」になって社会、国、企業とも協働する仕組みやソフトを創ろうと意見交換をしています。 

 

福島・宮城・岩手を支援する団体が連携した「震災復興交流センターづくり構想」です。

 


現在進行中プロジェクト

2011年07月07日 | 地域社会起業育成支援

現在、現在進行中の案件、募集案件をご報告致します。

 

◆大槌町・「三陸海の盆」花火大会への支援 浴衣、甚平を集めています。

 

◆夏休み釜石プロジェクト

 校舎の3階まで津波を受けた鵜住居小学校の子ども達を主な対象とした夏休みキャンプを橋野地域で複数回実施する予定です。合わせて日帰りの幼児と親御さんのプログラムも企画中です。

 

◆仮設住宅への支援

 鵜住居流域には仮設住宅が多数建設され入居が始まっています。抽選入居となりましたので、お互いに初めて同士の人達によるコミュニティづくりに・・何が寄与できるか・・。試行錯誤中です。 夏休みになると子ども達もいるかと思います。

 

児童館活動も再開することも必要になろうかと思います。

 

◆カーシェアリング

 遠野のボランティア団体が利用できないか・・・模索中

 

◆青空広場や出張青空喫茶の定期開催

 仮設支援、高齢者支援などの目的性も含めて、新たな支援フェーズに向けて運営方法を変化させようとしています。 特に終末に青空広場をにぎやかにしてゆきたいので、音楽などパフォーマンスをしてくれるボランティアさんいませんか?

 

◆お片付け

 暑い日が続いているので作業効率も落ちていますが、ボランティア人数がいれば、漂流物を片付ける場所はまだまだたくさんあります。

 

◆キッチンスタッフ

 夏休みにかけて訪れるボランティアさんも増えてくるかと思います。ボランティアセンターにて、ボランティアの食事を作ってくださるキッチンスタッフをしてくださる方、大歓迎です!!

 

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。

 


道議会でとりあげられました。

2011年07月07日 | 現地活動拠点後方支援

北海道・ねおす釜石栗橋ボランティアセンターにも自らボランティア参加された、道会議員の広田まゆみさんが、災害に対応するNPOについて、北海道で災害が起こった時のNPOの役割などについて議会で質問されました。

この大災害を教訓に被災地域の復旧支援の在り方が改めて見直されることを願っています。

http://hirotamayumi.networking-office.com/?eid=1114246

高木

 


浴衣と甚平の目標は300着

2011年07月06日 | 地域社会起業育成支援

募集はまだ始まったばかり。
どうぞよろしくお願いします。

ゆかた・帯・じんべいは清潔で状態の良いものは中古も受け付けています。
履物(ぞうり・下駄・ビーチサンダル)は新品でお願いします。
詳しい募集内容は 6/30のブログ をご覧ください。
釜石・大槌方面の、幼児~中高生に贈ります。

7/6、HTB(北海道テレビ)「イチオシ!」の夕方放送「街角インフォ」で、
ねおすの被災地学生ボランティアの方3名がゆかた類募集のPRをして下さいました。
メッセージを読み、釜石の子供達のポスターを持ち、浴衣の見本を示し、
3人とも被災地を大切にしていることが伝わってきました。ありがとうございました。

また、7/10(日)20:55~21:00 AIR-G'(FM北海道)「ココロリレー」でもゆかた類募集の放送が流れます。
「ココロリレー」では、震災救済のためのイベントや活動情報を集め、放送しています。
道内の方はぜひチェックして下さい。

ゆかた類の包装の見本はこちら。
メッセージは自由ですが、できるだけご記入下さい。
ちょっとしたメッセージが、大変励ましになっているそうです。

ゆかた類はねおす札幌事務所に郵送か持参し、
「まとめて集めて現地に送りたい」という方は、どうぞお問合わせ下さい。
※上の写真の「釜石復興の風プロジェクト」の団扇は こちら で購入できます。

ねおす札幌事務所が一軒家で分かりにくいので、今日HTBから頂いたポスターを掲示してみました。
青っぽい水色の2階建てアパートの隣奥です。


ボランティアから学ぶ人生論

2011年07月05日 | 地域社会起業育成支援

★メッセージ

ezorockの定期便から釜石長期滞在を

してくれている大学生のT君からのメッセージです。

自分を変えるきっかけ

自分を変えるきっかけってなんだろう?


ボランティアに参加した理由を聴くとよく

「これをきっかけに自分を変えたいと思って」

という答えを耳にします。


でも大事なのはきっかけを手に入れる事ではなくて、

きっかけを基にしてどう考え、どう行動するかだと思います。


私はボランティアの前後で、考えが変わりました。

被災地の現場を目にし、それを伝えていきたい

という気持ちが生まれました。


そうすることで、もっともっと震災や被災地に

関心を持ってもらえる気がします。

 

「きっかけは自分を変えてはくれない

   自分をかえるのは自分しかいない」

 

そんな思いのボランティアが増えていくと、うれしいです。

とのことです。

ボランティアに対して、一律の対応をしよう

とは考えていません。

それぞれの考え、想いに

最適な形で応えたいと・・・

彼が釜石のことをうまく伝えるために

どのような行動を今後釜石でしていくのか・・・

気になります。

そのためのサポートができれば幸いです。

富田


ハエ大量発生

2011年07月01日 | 地域社会起業育成支援

今、私たちの拠点である旧保育所ではハエが大量発生しています。

ずっとぶんぶん音を立てて飛んでいます。

見かねて、ハエ取り紙を購入しに行くと、

その商店でも今、とても売れているとのこと。

ニュースでも取り上げられていますが、

ここだけではなく、漁港を抱える被災地では腐敗した魚介類などにより、

腐敗臭やハエが大量発生しているという実態があります。

 

「いつもはこんなにいないんだけどね・・・」

という地元の方の声に普段との大きな違いを感じますし、

こんなところにまで影響が及んでくるのだと驚きを感じました。

柏崎