猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

「ガンをつくる心 治す心」

2007年05月16日 | 読む
「ガンをつくる心 治す心」土橋重隆著
を図書館で斜め読み。

病気には生き方や心が深く関係していること、
治すにはこれまでの考え方や生活を改めること、
ということは他の本と同じだけど、この著者(医師)は
「同じような心理的ストレスを持っていた人には
同じがんが、同じ部位に発生する」
と部位別に特徴を述べている。

特にその傾向は右乳がんで際立っているそう。
右乳がんの私には興味深い。

右乳がん:家庭内のストレス
左乳がん:肉体の酷使
らしい。

我が家では、何年も私の進路(いい歳なので〔進路〕という言い方は
適切でないけど)をめぐって、議論(というか口論)を重ねてきてたから
それが「家庭内のストレス」ってことか。
それだけじゃないだろうけど。

治った人の特徴として、がんを忘れるような、
気持ちが他のことへ向くような「何か」があったという。
ストレスを生じさせたもの・ことからは離れるようにすること、
ともいう。

この話を母にしたら
「ストレスたまりまくりな私はどうすればいいの?
日に日に弱っていく人を看病することから気をそらすこと
なんてできないけど?
ストレスたまりまくってても病気にならない人はなんなの?」
と言われてしまった。

た、たしかに…  
父も私も、もともと丈夫ではない母が心労でどうかなるんじゃないか
と心配している。
父は母の看病でないとイヤみたいだし。

とりあえず、解決にはならないけど
次回の父の通院は私が引き受け、その間に母には友達とランチに
出かけてもらうことにする。

ここはかなり無理やりにでも
近年しっくりいっていなかった家族関係を
病気が修復してくれているんだと、
思うしかないかな。


今日のよかったこと

見た映画がオシャレで雰囲気がよかった。
「パリ、ジュテーム」


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