最近の健康オタクアイテム＜枇杷＞

父の病気が病院ではなすすべなしと分かったとき
「末期がんから奇跡の生還」した人の情報を収集しました。

「奇跡」ではなく、世の中にはけっこうたくさん
いつのまにかがんが消えたり、消えてはないけれど何年間もがんと仲良く
共存している人がいるものだということをこのとき知りました。
そのとき枇杷のことをよく目にしていたのですが
「枇杷の葉温灸？ふーん」とスルーしてしまっていました。

最近とあることをきっかけに枇杷パワーについて聞く機会があり、
枇杷に含まれるアミグダリン（ビタミンB17）という薬効成分が
浸透して、細胞の中にまで入っていき、
炎症やがん細胞も殺すほどの力を発揮すると知りました。

枇杷の葉を背中に置いてもぐさで温めると薬効成分が皮膚から
吸収されるんだそうな。
もぐさが面倒ならカイロでもOKだそうです。

がんが消えたという話も多くて、たくさんそういう人がいるのか、
ごくわずかなそのような例を大勢の人が語り継いでいるのかわかりませんが、
とにかく万病によいということで健康オタアイテムに取り入れ決定。

でも、温灸（←正直ちょっと面倒くさい）より直接飲めば
吸収がよいのでは？と思ってびわ茶を飲み始めました。

最初はティーパックのを飲んでましたが
オタ的には葉っぱから煮出したいところ。←面倒くささの線引きが自分でも不明
枇杷の葉を乾燥させて細かく切ったものを購入して煮出してます。
写真ではよく分かりませんが、きれいな枇杷色です。
私は薬草の味が好きなので、お茶代わりにごはんのときも飲んでますが、
味は決して「きれい」じゃないです。



その後、枇杷の葉焼酎がいいらしい、枇杷の種焼酎はもっといいらしいと知り、
それもゲットしようと思ったら
枇杷の種を剥くのはとても面倒な作業なためか
商売にはなりにくいようで、売っているところはごくわずか。
そこも既に今年分は完売。

しかたなく枇杷をせっせと食べて、種を剥きました。
あの茶色の薄皮を剥くのはとっても大変です
剥き終わった後、爪の下に血が滲んでました。

枇杷の種焼酎作りの音頭をとったのは母。
「あのとき枇杷をスルーしてたけど、そんなにカラダに良いのなら
お父さんに飲ませてあげればよかった」と後悔しきりで、
その後悔の念を私ではらそうとしているようです。

苦手なネットで調べまくって、種の皮剥き、焼酎のセレクトなどを
鬼気迫る勢いでやってました。
「お父さんに飲ませなくっちゃ」という独り言が聞こえたような気がした
ことがありましたが、怖くて聞き返せなかったです。　空耳だよね…
出来上がるまではやで皮剥き進捗や焼酎手配の
確認がよく入りました。
種はすぐに劣化するので、段取りよくすることが大事なのです。

そしてできたのが
血と汗と後悔の念の結晶（怖いよー）、枇杷の種焼酎

右が6月に漬けたもの、
左が先月枇杷の種を購入して（←購入しても皮は剥いてない…）
追加で漬けたもの。
右は1ヶ月ちょっとだけどかなり色がでてきてます。
半年後位置いておくといいそうです。楽しみ～

アトピーなど皮膚疾患にとても効くそうなので、
枇杷の葉焼酎を毎年作っているという近所の方から
当面のあせも対策に少しいただいてきました。

さっそく枇杷焼酎をあせもに塗ると、塗った次の瞬間からかゆみは消え、
翌日には赤みがかさぶたっぽくなり、翌々日には治りました。

といっても、この蒸し暑さなので、治ってもまた次々とできてきて
いたちごっごではありますが、着実に効いてます。
虫刺されにも効果抜群。　ム○いらず。

枇杷の効能↓（東城百合子先生の著書などより）
・胃のもたれ
・口内炎・歯痛・歯茎の腫れ・歯槽膿漏、のどの痛み・せき
・内臓の痛み、炎症
・水虫・切傷・やけど
・がん　

種をそのまま食べてもOKです。　ただし、1日数個まで。