猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

「日本人 礼儀作法のしきたり」

2008年08月01日 | 読む


去年は特に仏事と結婚式の作法で
戸惑う場面が多くあったので
こういうのを読んでみました。

実は読んだのは何ヶ月も前なのですが
upするのを忘れてました。

訪問、接客
日常生活
祝い事
婚礼
食事
葬儀
年中行事
の7章立てです。


去年ベストセラーになった「日本人のしきたり」
(読んでないけど)の続編みたいです。

知らずにやっている不作法の典型。
手皿。
食べ物を口に運ぶとき、こぼさないように手を添えること。
上品なようですが、タブーだそうです。
こぼれそうなものは器ごと持って食べる。

中華料理のときのれんげ(散蓮華)の持ち方。
スプーンのように持つのではなく
柄の部分のくぼみに人差し指を当て、
親指と中指でつまむように持つ。
今まであのくぼみ、ジャマだなーと思ってたよ。

どうしてそのような作法が生まれたのか、
何に由来しているかにも説明が及んでいるので
単なるマナー本とは一線を画しています。

去年は仏事に関しては、訪問される側だったので
人様の作法や心配りを拝見する機会が多く、
感心することしきりでした。
うちの法要の日を覚えていて、
その頃にお供え物やお花を持ってきてくれるとか。
よそのお宅の法要の日をちゃんと覚えてる
ってすごくないですか?普通なんでしょうか。
この本にもちゃんと「供養の日は亡くなった日から数えれば
わかるはず」と書かれていました。
「される」側になってみて
初めてわかったことがいっぱいありました。

今度はお祝い事に関しても、
お祝いされる側になってみたいものです。
そのときにはまたこの本を読み返します。



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