「愛しの筋腫ちゃん」

「愛しの筋腫ちゃん」（横森理香 著）



どうしても手術を受けたくない筋腫持ちの著者が
あの手この手で筋腫を小さくしようとする過程を
書いたエッセイ。

私も2個の筋腫持ち。
もし小さくする（大きくしない）方法があるのなら
私もやってみようと思い、読んでみた。

筋腫発覚時には独身だった横森さんは
「お腹に傷が付いたら誰が嫁にもらってくれるのか！？」
とうろたえる。
そんなこといったら、偽チチの私なんかどうなるんだよー。

パワースポットや怪しげな占い師のところへ行ったりと
スピリチュアルな世界にはまっていき
この人ヤバいのでは…と途中で思ってしまうのだけど
最後にはヘルシーな生活や考え方を手に入れてます。

この本の終了時点では、結局筋腫は小さくなっていないし
妊娠もできなかったのだけど
後に横森さんは無事に出産されているみたいで
同病の者として陰ながら喜びました。


横森さんの鍼灸師の
「がんでも筋腫でも腫れ物をひかせるには
動物性タンパク質をとるのをやめること。
肉は肉を呼ぶ」という言葉が気になっている。

私は特に制限せず、好きなもの（動物性のもの）を好きなだけ
食べてしまっているけど、今までどおりの食生活をしていたら
また「肉をよんで」しまうのかなぁ。
しかもホルモン剤の影響で以前よりたくさん食べているし。

玄米菜食はちょっとムリっぽいけど
せめてお米は5分つき米にしてみようと思い、
食べ始めた。
（玄米は以前お腹がピーゴロになり断念）
お肉も食べるけど回数減らすことにします。


筋腫とは関係ないけど、「お金持ちになる方法」が
載ってました。
横森さんとそのダンナさんは実践しているそうです。

・トイレに行くたびにトイレの神様に祈りを捧げる
「ウスシマの明王様ありがとうございました。
オンクロダノウンジャクソワカ」（意味は不明）
・トイレや流しを常にキレイにしておく
・不平、不満、グチ、泣き言、悪口を言わない
　（↑だから私はお金持ちになれないのか…）　
・「ありがとう」を1日に2万5千回言う

1つ目の項目なんてかなりうさんくさいけど
横森さんのダンナさんはこれらを実行して
収入が横森さんより多くなったんだって。
横森さん自身も著書が売れてるし
かなりお金持ちなはず。

「赤ちゃんがほしい」と願い続ける横森さんに
セラピストが教えた、欲しいものが手に入る
宇宙の法則というのもあり、
怪しいエピソードもいくつかあるものの
楽しいエッセイでした
PART2も出ているそうなので
そちらも読んでみようと思っています。