「その人、独身?」(酒井順子著)
週刊誌に連載されたエッセイをまとめたものです。
酒井さんの本を読むのはこれが初めて。
かの有名なエッセイも読んだことがなかったもので。
おもしろかった。
酒井さんって辛らつな人なのかと勝手に思ってた。
「負け犬」なんていう命名を堂々としちゃう人ってどんな人なの?
と思っていたけど、合コン行ったり、女友達と下世話な話したりする
普通の女性なのですね。
あー、そうそうと膝を打つエピソード満載。
同年代の友人の容姿の衰えを見るとき感じる気持ちは
70代位の人が友人が病気で死んだときに覚える感覚に
似ている(=自分もいつそうなってもおかしくない)とか。
こうして膝を打ちまくって共感していること自体
真性負け犬なのかもしれぬ。
でも、エッセイから垣間見られる酒井さんの日常を知れば
酒井さんは全然「負けて」ないとわかる。
というかかなり「勝ってる」と思う。
こうして自分の立場を卑下して、おもしろおかしく書けるのは
ほんとうは「負け」ていないからなんでしょうね。
ほんと、電車内で何度も咳払い(←笑いをごまかすため)するぐらい
おかしかったー
週刊誌に連載されたエッセイをまとめたものです。
酒井さんの本を読むのはこれが初めて。
かの有名なエッセイも読んだことがなかったもので。
おもしろかった。
酒井さんって辛らつな人なのかと勝手に思ってた。
「負け犬」なんていう命名を堂々としちゃう人ってどんな人なの?
と思っていたけど、合コン行ったり、女友達と下世話な話したりする
普通の女性なのですね。
あー、そうそうと膝を打つエピソード満載。
同年代の友人の容姿の衰えを見るとき感じる気持ちは
70代位の人が友人が病気で死んだときに覚える感覚に
似ている(=自分もいつそうなってもおかしくない)とか。
こうして膝を打ちまくって共感していること自体
真性負け犬なのかもしれぬ。
でも、エッセイから垣間見られる酒井さんの日常を知れば
酒井さんは全然「負けて」ないとわかる。
というかかなり「勝ってる」と思う。
こうして自分の立場を卑下して、おもしろおかしく書けるのは
ほんとうは「負け」ていないからなんでしょうね。
ほんと、電車内で何度も咳払い(←笑いをごまかすため)するぐらい
おかしかったー
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