NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

新年のご挨拶 2019

2019年01月01日 | 日記
平素は私共の活動にご支援・ご理解を賜り、まことに有難うございます。

横浜市磯子区で、「磯子区猫の飼育ガイドライン」(横浜市磯子区役所衛生課)に則った『地域猫活動』が開始されたのが1999 年と言われています。以来、『地域猫』という言葉は日本中に広まりましたが、私たちの活動する湘南地域で『地域猫活動』と呼べる活動が行われている例を私たちは知りません。

不妊・去勢手術をしない餌やりは野良猫を爆発的に繁殖させて周囲の人の生活環境を悪化させるだけでなく、交通事故等によって多くの猫を死に追いやるたいへん残酷な行為であり、本来は餌をやる方が主体となって捕獲・手術をして問題を未然に防ぐことが求められます。しかし現実には手術をせずに野良猫に餌を与え続けるケースが少なくありません。



地域猫活動の推奨と不妊・去勢手術の助成金を猫問題解決の柱とする自治体は多いのですが、手術をしない無責任な餌やりを抑止するための実効ある施策がなければ、成果に結びつけることはできません。

動物愛護管理法に基づき、環境大臣は「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」(平成14年環境省告示第37号)を定めており、そこには「飼い主のいない猫を管理する場合には、不妊去勢手術を施して、周辺地域の住民の十分な理解の下に、給餌及び給水、排せつ物の適正な処理等を行う地域猫対策など、周辺の生活環境及び引取り数の削減に配慮した管理を実施するよう努めること。」と記載されています。

上記の基準や都道府県の定めるガイドラインに従って、猫に餌を与える人が確実に不妊・去勢手術を実施すれば猫問題は終わります。これからも当会はこの目標に向けて努力してまいりたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2019年1月
理事長 飯田園子

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
少し前の記事なりますが、、 (猫糞被害者@名古屋)
2019-04-22 20:50:40
三重県南伊勢町の取り組み
https://news.goo.ne.jp/article/sippo/life/sippo-12219840.html

1年後、2年後の効果が知りたいですね。
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