昨年も多くの方から私共の活動に様々なご支援を頂戴致しました。
心より御礼申し上げます。
さて、神奈川県動物保護センターが所管する区域(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市及び藤沢市を除く県全域)では犬猫の殺処分ゼロが継続中です。
その一方、県の推定で年間7千頭を超える猫の路上死体が同区域で回収されており、このほとんどは交通事故死と考えられます。
野良猫問題を解決していくためには、問題の本質を社会が正しく理解することが必要です。
野良猫が繁殖する原因は不妊去勢手術をせずに餌だけを与える無責任な餌やり行為であり、餌をやる人に不妊去勢手術を義務付ける以外に猫問題を収束させる方法はありません。
絵:知立市啓発看板より
ところが対策として提唱されている「地域猫活動」は、現在のところやりたい人だけが行う活動で、根本原因である無責任な餌やり行為を行う人はそのほとんどが捕獲・手術に取り組むことがありません。
本来は主体となって問題の解決にあたるべき当の本人不在の「地域猫活動」では、もちろん繁殖を止めることはできません。
絵:環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より
問題の本質を踏まえ、実効ある施策を実現することが必要です。
微力ではありますが当会は本年も引き続きこの問題に取り組んでまいりたいと思います。
これからも皆様のお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2018年元旦
湘南鎌倉猫ほっとさぽーと
心より御礼申し上げます。
さて、神奈川県動物保護センターが所管する区域(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市及び藤沢市を除く県全域)では犬猫の殺処分ゼロが継続中です。
その一方、県の推定で年間7千頭を超える猫の路上死体が同区域で回収されており、このほとんどは交通事故死と考えられます。
野良猫問題を解決していくためには、問題の本質を社会が正しく理解することが必要です。
野良猫が繁殖する原因は不妊去勢手術をせずに餌だけを与える無責任な餌やり行為であり、餌をやる人に不妊去勢手術を義務付ける以外に猫問題を収束させる方法はありません。
絵:知立市啓発看板より
ところが対策として提唱されている「地域猫活動」は、現在のところやりたい人だけが行う活動で、根本原因である無責任な餌やり行為を行う人はそのほとんどが捕獲・手術に取り組むことがありません。
本来は主体となって問題の解決にあたるべき当の本人不在の「地域猫活動」では、もちろん繁殖を止めることはできません。
絵:環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より
問題の本質を踏まえ、実効ある施策を実現することが必要です。
微力ではありますが当会は本年も引き続きこの問題に取り組んでまいりたいと思います。
これからも皆様のお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2018年元旦
湘南鎌倉猫ほっとさぽーと