NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

鎌倉市玉縄5丁目 TNR

2016年12月13日 | 日記
玉縄5丁目お宅から相談がありました。

「猫が来るようになったので餌をやっているが、手術がしたいので捕獲器を貸してほしい」とのこと。



このように、餌をやっている方が捕獲しようとする場合は必ず捕まります。
捕獲した5頭のうち、メスが3頭・・・若い未手術のメスでした。








これは周囲のどこかに手術をしない「無責任な餌やリ」=「発生源」が存在しているはずですね。
そこから猫が拡散していると考えられます。

鎌倉・逗子・葉山で野良猫が繁殖しているのを確認したら、
是非「鎌倉保健福祉事務所 環境衛生課」に連絡してください。

電話をしてもすぐには解決に至らないかもしれませんが、
「猫問題がどこで発生している」という情報を一か所に集めておくのは意味があるのです。

この玉縄のケースでも、猫の発生源が分かれば保健所が指導に行くことができます。
また、周囲に問題が飛び火している状況ですから、
ボランティアや町内会が協力して発生源と対話を試みることができるかもしれません。

声をあげる人がいなければ、発生源がどこにあるか誰も知ることはできません。

***

よく誤解があるのですが、そもそもTNR(捕獲・手術)の主体は餌やリです。
この玉縄のお宅のように、餌をやるなら自分が主体となって責任をもって捕獲・手術をすることが必要です。

もちろん本件では私たちもできる限りの補助は致しましたが、
捕獲手術の作業と責任は餌をやる方が負うべきなのです。

私たちの様な団体が主体にならざるを得ない状況というのは、
このような責任を認識しない無責任な餌やリがかかわっている場合です。