中日新聞に記載されていたものの転載となります。
犬や猫の「繁殖業者を免許制に」 浅田美代子さんが環境相に要望
女優の浅田美代子さんらが3日、東京・霞が関の環境省で中川雅治環境相と面会し、悪質な犬や猫の繁殖業者(ブリーダー)をなくすため、動物愛護法を改正し、現行の登録制から免許制にすることなどを要望した。
昨年2月からインターネットや街頭で募った法改正に賛同する計約16万人分の署名も提出した。
浅田さんは「ペットが簡単に売られているからこそ、簡単に捨てられてしまう」と業界への規制強化を要請。
一方で「人気が高い小型の犬猫を繁殖させるために、多くの奇形の犬猫が生まれて殺されている現状が知られていない」として、飼う側の意識向上も求めた。
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また、こういう記事もありますね。
福岡市、優良ペット店に認定基準/犬猫の殺処分ゼロへ全国初
福岡市は3日、犬猫の殺処分をゼロにする取り組みに協力する優良ペットショップの認定制度を始めた。個体識別のマイクロチップを装着した犬猫だけを販売し、最期まで世話するよう飼い主に誓約させるなど、八つの基準を満たす店舗を認定する。市によると、全国初の制度で、奈良市も6月上旬に同様の制度導入を予定しているという。
購入段階から飼い主の責任を自覚してもらうとともに、チップでペットの身元が特定できるようにすることで飼育放棄を防ぐ狙いがある。8店舗からスタートし、認定店舗数を増やす考えだ。
市は認定店を識別できるよう「犬猫パートナーシップ店」ステッカーを店に配布する。
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私は「何があってもペットショップを全滅させよう」という動きには反対です。
ニーズが無くならない限り闇商売化して残ります。
しかし、ペットショップやブリーダーを規制することで健全化を目指すならそれも方法論のひとつとしてあり得ると思っています。
犬猫問題も経済的の原則から逃れることはできません。
ペットショップの規制が強くなり供給が少なくなり
需給のバランスが崩れればペットの価格が高騰するはずです。
販売個体数も減少すると思います。
私はペット価格はもっと高くあるべきと考えています。
今は、1匹10万円とか20万円で売られている犬猫が
5倍、10倍の値段になればほぼ捨てられ無くなるはずです。
人は高くしか買えないものを大切しますし、
飼育放棄の原因は経済的に飼育しきれなくなる、
これが一番の大きな理由のはずです。
それだけ高級なものは飼育できなくなれば
売れる中古市場が育ちます。
つまり100万円、200万円でしか買えない
血統書付きの希少な犬や猫なら
大人になって50万円でも「安い!」
となるはずです。
動物愛誤な例外を除けばですが。
その例外とは、動物愛誤団体がエセペットショップで
雑種ばかり安く売れば結局動物愛護センターに引き取られる
犬猫の減少も限定的になると予測しています。
クロ現での映像も犬猫を引き取った愛護団体の映像で映る犬猫は殆ど雑種。
今後、問題の本質がペットショップやブリーダーより
飼い主側にある事がはっきりしてくるでしょう。
ただし、こういう議論は「犬と猫」に限定されがちです。
安易なペットの輸入は日本の生態系を壊します。
アライグマや外来カブトムシ、熱帯魚など
在来種の動物を駆逐する勢いです。
愛玩用の動物の輸入を原則禁止にすべきです。
もう遅いかもしれないけど
それでもやらないよりはマシです。
環境保護を気にしないのも日本の動物愛護団体の特徴なんですかね?
不思議です。