こんにちは!
ぬけヨガ神戸の、しちみです。
毎月第1水曜日と第3水曜日に、神戸市垂水区の塩屋でぬけヨガを共有しています。
いつ行っても”夏休み”のような、おおらかでのんびりとした海と山と小径の町、塩屋。
塩屋のなかでも、ちいさな旅の途中に見つけた風のうまれる場所のような気配の、南谷。
(それでも塩屋駅から歩いて7〜8分くらいですので、ご安心を^^)
2016年12月からは、
そんな棚田と畑のひろがる塩屋の南谷にある『澤井家』にご縁をいただいて、
アトリエf(ぬけヨガ)を開催しています。
次回は12月21日(水)14時〜と16時〜の2クラス。
(それぞれ75分〜90分くらい)
12月は『からだをひろげて、めぐらせる』をテーマに、
縮こまりがちなからだをゆるめ、
繰り返し動くことで熱を生み出し、
深い呼吸ですみずみまでめぐらせることができたらなぁと思っています。
陰の極まる冬至の日に、陽の気をバランスよく取り入れられたなら〜☆
詳細は、アトリエfのfbサイトでご確認くださいませ◎
https://www.facebook.com/atelierfull/?ref=aymt_homepage_panel
夏の間、大好物の茄子やトマト、バジル、キュウリ、ゴーヤー、獅子唐、紫蘇……
たくさんの野菜をふんだんにふるまってくれていた畑は、
ゆるやかに秋冬へと衣替えをし、
11月末ごろからはサツマイモや里芋、きめの細かいカブを供給してくれています。
じゃがいもも、順繰りいただけそうだし、
たまたまもらった苗を植えただけのヤーコンも、
夏の間にためこんだエネルギーいっぱいで、そろそろ収穫の時機のようです。
初めての小豆は、赤ちゃんの生まれた友の家と、あんこ大好きな母のおなかへ。
これまた初めての黒豆は、ただいま仕上げの乾燥中で、お正月の黒豆さんになる予定。
ニンニクや玉ねぎ、そら豆、えんどう豆、スナップ豌豆のみなさんは、
いまはひょろりとなんとも儚げに見えるけれども、
じっくりじっくり滋養を蓄えてくれているのでしょう。
(春を迎えてからの勢いったら…☆)
秋から初冬にかけてあたたかい日の多かったお陰で、
大根や白菜、ブロッコリー、葉ものなどは種を蒔いても蒔いても虫に食べられ、
まだまだちんまり、かわいらしい葉を揺らしています。
去年、いただいておいしかったビーツの種も何度も蒔いているのだけれど、
なかなか芽が出てくれないなぁ。
うってかわって、ニンジンは、さわさわと元気に育ち中。
そうそう、初めて植えたイチゴの苗が、
白い花と緑のちいさな実をつけているのです。
ビニールハウスでもない、この畑『猫とさかな』で。
すごいなぁ。
何がどうしてこうなっているのやら、
めぐるいのちのミラクルに、
もれるため息は深さを増すばかりです。
畑に立って、わたしにできることといえば、
種を蒔いたり、
窮屈にならないよう、
影が濃くなりすぎないよう、
風が強く当たりすぎないよう、
ちょこっと手を入れ塩梅するくらいで、
あとはもう、土と虫と微生物と太陽と風と雨と生命力と……
まるっとおまかせ。
そのめぐみをいただくという、なんとも贅沢な話です。
贅沢といえば、たのしみにしていた映画『聖なる呼吸』を観ている時間もそうでした。
アーサナ(からだを動かしてポーズをとったりする、いわゆる"ヨガ")の息を飲むような美しさ、
奥深さに改めて惚れ惚れしたり、
アイアンガー・ヨガの創始者、アイアンガーさんの話に笑い転げたり(あっ、すみません!)、
こどものころからアーサナと並行してヴェーダ(聖典)に触れ、
サンスクリット語を学び、
何を大切にして生きるかという、
本来の意味のヨーガの体得の過程も興味深く、
「私たちが若かったころは、すべて無料で教わったものだよなぁ」
「わっはっは、それがいまではお金を取って教えるのだものな」
みたいな会話もおもしろく。
ちょうどいまのわたしの興味がヴェーダにあることも、
たのしいめぐりあわせだなぁと思います。
ヨガの聖典と言われる『ヨーガスートラ』を読みたくて、
でもわたしには難解すぎるので、
昔、ヨガの先生に勧めてもらった『インテグラル・ヨーガ』から読もうとしても、
やはりわたしには難しくて、
本当にわかったのか、わかっていないのか、
なかなか読み進められないまま、
何度も本を閉じていました。
そのあたりを読み解いてくれそうな「『ヨーガスートラ』を読む」という集まりに参加したのが始まりで、
まずは『ヨーガスートラ』の前に知っておくことは山ほどあり、
それらを知るために(知ったことを受け入れられるようにしておく用意として)、
考えをととのえる必要があり、
考えをととのえるために学ぶことは山ほどあり……
という、無限のスパイラルのような贅沢さを前にすることになりました。
知らないことが山ほどあるという豊かさ、
その一部だけでもこれから知っていけるかもしれないという輝くようなよろこび。
まるで尽きることのないゴージャスな贈りものを手にしたような……。
ことしの冬は、久しぶりに編みもの熱もやってきています。
まずは練習を兼ねて自分用にセーターとベストを編み、
手が慣れてきたかなと、贈りものの大判ショールを編みました。
おととい、自分用のショールも編みあがったので、
こんどは室内履きに取りかかろうかなぁ。
毛糸の手触りも、編んでいる時間も、
手の中で少しずつ形になっていく様子もたのしくて、
やっぱり編みものは大好き。
この冬の間、充分にたのしめるだけの毛糸はたっぷりあるし、
大好きなじゃがいもや里芋は畑でまだまだ待ってくれているし、
学びたいことは"山ほど"あるし。
なかなか贅沢な冬になりそうです☆
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