ぬけヨガ神戸◎しちみのブログ ~猫とさかな通信~

神戸でヨガと畑、始めました♪
ヨガで深まる心地よさを共有したくてぬけヨガクラスやイベントしたり、畑で野菜を育てたり~◎

メッター瞑想と「ありがとう」◎

2015-12-31 | 神戸でぬけヨガ
こんにちは!
ぬけヨガ神戸の、しちみです◎

いつもの冬よりあたたかいので、
あまりそんな気がしませんが、
それでもやっぱり大晦日です(笑)。

ことし1年、
自分も身近な人たちも健康にすごせたこと、
たくさん笑いながら暮らせたこと、
いろんな方と出会えたこと、
大切なものを受け取れたこと……
ありがたいなぁと思います。

ここ数年、ヨガ界隈では煩悩の数にかけて
"108回の太陽礼拝"がはやっているそうなのですが、
わたしもいちど挑戦してみたいような、
けどマラソン苦手だなぁ…みたいな(笑)。

で!
というわけでもないのですけれど〜(笑)。
わたしは昨日、
「108分ヨガ」というイベントに参加しました。

先生おふたりが2パートずつ受け持って、
計4パート、108分間ヨガをするという企画で、
おふたりの先生のうちおひとりが、
ことし初めて出会い、
わたしにおおきな"気づき"をもたらしてくれた
数珠孝さんだったのです☆

何度か受ける機会をいただいた数珠さんのアウトサイドヨガ(外でするヨガ)は、
それはもう気持ちがよくて、
開放的で、
ああわたしはこういうヨガが好きなんだっ!!!
と、見あげる空に、太陽に、
おおきく包み込まれながら、
思いっきりハグし返しながら、
全身で感じます。

その数珠さんの、インドアでのヨガ。

初めての場所で、
初めましてのみなさんと共有した108分。

しかも最後のパートは数珠さんが担当で、
たまたまわたしが学びたいなぁと思っていた
「メッター瞑想」というものでした。

メッター瞑想……
慈悲の瞑想と言われていて、
インドに古くから伝わるヴィパッサナー瞑想の一環、なのだそうです。

ヴィパッサナー瞑想については、
こちらをどうぞ。


静かに座り、目を閉じ、
数珠さんは、言います。

「自分にラクな呼吸をしてください」

「自分を苦しめるような呼吸は手放して、
自分がラクになる呼吸をして」

「自分のからだに、
よう知ってるで〜と言ってあげてください」

「ようがんばってるの知ってるで、
ほかの誰より自分が知ってるで〜と、
やさしく、自分を大切にしてあげてください」


そして、慈悲の瞑想……メッター瞑想が始まる。
数珠さんのリードする声が、
こころに、
からだに響いてくる。

「わたしが、しあわせでありますように。
わたしが、しあわせでありますように」

「わたしの悩みや苦しみが、なくなりますように」

「わたしの願いごとが、かなえられますように」

「わたしに、悟りの光があらわれますように」

「わたしが、しあわせでありますように。
わたしが、しあわせでありますように」


そして、「わたし」の部分が変化していく。

まずは、「わたしの親しい人たちが…」に。

次に、「生きとし生けるものが…」

さらに、「わたしの嫌いな人たちが…」へ。

こころのなかで同じことばを復唱するように感じながら、
いろんな人の顔が思い浮かぶ。
いろんな場面が去来する。

数珠さんは、続ける。
「わたしを嫌っている人たちが、しあわせでありますように」

……ハッとする。

「わたしを嫌っている人たちの悩みや苦しみが、なくなりますように」

「わたしを嫌っている人たちの望みが、かないますように」

「わたしを嫌っている人たちに、悟りの光があらわれますように」

「わたしを嫌っている人たちが、しあわせでありますように」


再び、「生きとし生けるものが…」に戻り、
最後は「わたしが、しあわせでありますように」で終わる。


「わたしが」「わたしの親しい人たちが」は、
こころから、そう望める。

不意に「わたしの嫌いな人たちが…」に変わり、
はっきりと浮かびあがる顔があり、
そのうしろに、ちらちらとたくさんの顔が見え隠れする。

むぅ…。
思いの外、多いじゃあないか…。。

苦笑しつつ、
「そうだな、あの人も、
イヤな想いを何度も味わったけどあの人も、
しあわせでいてくれたらいいのかもね」

「うんうん、
年末だしね……」


それで精一杯。
いまのわたしのできる限りは、
どうやらそのあたりらしく…。。

まぁ、嫌いのまま放っておかずにすみそうでよかった〜
なんて思っていたら。

「わたしを嫌っている人たちが…」
ときたわけですよ。

うん。
わたし、誰に嫌われてるのかな。
ああ、あの人はわたしが嫌いかもな。
だからあんなこと、わたしにしたのかな。
わたし、あの人に嫌われるようなこと、何したんだっけ。
ああ、そういえば…。
ああ、ああ、ああ……。


ええいっ、みんなしあわせであれ〜っ!!


ふだんは、おそらくこころの奥の方に隠れている
「とげ」が、見えてきました。
それも、けっこう、たくさん…(笑)。

ふむふむ。
わたしはそうなのか。
そうだよな。
そうそう…。。

初めてのメッター瞑想は、
わたし自身のこころのなかを照らし出し、
「とげ」のまだまだある自分を受け入れるための
"慈悲"をもたらしてくれました。

2015年の晦日に、
たいへんなギフトをいただいちゃった。



いままでイヤな想いを何度もした人や、
わたしの大切な人はもちろん、
知らない誰かをひどい目にあわせた人、
自分の欲だけに忠実に見える一部の政治家や企業家、
あるいは宗教家、科学者などを含む専門家……
そしてわたしを嫌っているであろう人たちのしあわせ、
その人たちの望みがかなうこと、
その人たちに悟りの光があらわれることを心の底から本当に願うのは、
いまのわたしには、
まだ、ムリがあるかもしれない。

仮に願うことはできたとしても、
その人たちが目の前に現れイヤな想いをさせられたら、
その人たちが自分の富のために環境を破壊し、
他人を踏みつけにし、
動植物を痛めつけたら、
また、
わたしはその人たちのことをイヤだなと思うかもしれない。

願うことと実践の間には、
わたしの場合、
まだまだ距離があります。

頭のなかで思い描くことと、
実際に相手に接したときの、
咄嗟のときの、
甘えがあるときの、
自分が勝手にぴりぴりしているときの、
イヤな想いやことばや態度を受け取ったときの、
ひどい現実を知ったときの、
実践との間にあるリアルな乖離。


だけどね、
それでもね、
と思います。

その距離に、
実践の難しさに気づいたからには、
きっと、
できるようになる可能性が自分にはある。

数珠さんは、
そう気づかせてくれるヨガの先生です。
ヨガは、数珠さんを通し、
わたしにそう気づかせてくれます。

わたしは、わたしの可能性を信頼している。
すごいギフトだなぁと思います。

そして、
わたし自身やわたしの親しい人たち、
わたしの好きな人たち、
わたしの苦手な人たち、
わたしの嫌いな人たち、
わたしを苦手だと感じている人たち、
わたしを嫌っている人たち……
耳を澄ませば、
ああそうかと思うのです。

だれもがみんな、
「生きとし生けるもの」

わたしのしあわせを願うのは、
あなたのしあわせを願うこと。

あの人の望みがかなうことを心から望むのは、
わたしの望みがかなうことを心から望むこと。


ふははっ…☆
ほらほら、頭のなかのことと、
実践の間の距離(笑)。
気づいた、気づいた♪
種は蒔かれた〜◎



変化と実りとギフトの1年。
たくさんの種を蒔いた1年。
たくさんの種をもらった1年。

いままで、わたしを耕してくれてありがとう。
ありがとう。
心の底からありがとう〜◎



ブログを始めて間もありませんけれども、
ことしも1年、
ありがとうございました。

2016年が、
あなたにとって、
よい年となりますように。

生きとし生けるものすべてが、
満たされる世の中になりますように。

よいお年をおむかえくださいませ〜♪


来年も、
ぬけヨガ神戸のしちみ、
そして『アトリエf』を
どうぞよろしくお願いします◎

2015年を振り返ると、個人的にはおもしろい変化の1年でした◎

2015-12-28 | 神戸でぬけヨガ
こんばんは!
ぬけヨガ神戸の、しちみです◎

いよいよ2015年も押し詰まってきましたね。
みなさんにとって、
ことしはどんな1年でしたか?

わたしにとっては、
"初めて"と"つながる"が
キーワードの1年だったように思います。


まず、2014年の夏至の日に借りた畑で、
初めて、1年のめぐりを体験しました。

ふんだんに実ってくれる夏野菜、
おいしかったな~♪
大好きなトマトも茄子も、たっぷり堪能。
食べきれない収穫は、
畑の人や友だちと、わけわけ。
わかちあう喜びも、
ずいぶん味わわせてもらいました。
でも初めて育てたトウモロコシだけは
ひとり占めしたっけ~(笑)。

そして、初めてのヨガTT(ティーチャー・トレーニング)。
初めて聴くことば、
初めて会う人たち、
初めてチャレンジすること…
たくさんの"初めて"がありました。

中でも、
アーユルヴェーダと出会えたこと、
アウトドア・ヨガを体感できたこと、
解剖学と生理学の"さわり"を知れたことは、
わたしに大きな"気づき"をもたらしてくれました。

9月以降、そういったことが
するするっとつながっていく不思議な体験が始まり、
それはいまも続いています。

そんな流れのなかで、
11月と12月に企画した初めてのヨガクラスは、
わたしにとって"たからもの"となりました。
すとんと腑に落ちるというか、
ヨガを多くの人と共有したいと本当に思えたのもこのときです。

ヨガを通してわたしには何ができるだろうと考え始め、
それはおそらく、
いままで方法を思いあぐねていたことにつながり、
きっと役立っていくのではないかと思っています。


こうして振り返ってみると、
なんやかんやありつつも、
いい1年だったな~♪

「ほぅ、こんなところへきましたか」
という、自分でも予想外のおもしろい展開。

しようと思いながらできていないことも、
しなきゃいけないのに先延ばしにしていることも、
たくさんあります。

それは来年のわたしが、
「あーもー!!」と言いながら、
やっていくのでしょう。


ことし、
ともに時間を過ごしてくれた方ひとりひとりに、
「ありがとう」を届けたい気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

ともに過ごせなくとも、
励まされたり、
力をもらえたりしています。
おそらくあなたの思いもよらないところで、
わたしはあなたに感謝しています。
ありがとう。


いままで、わたしはたくさんのギフトを
受け取ってきているなぁと思います。
わたしもギフトを贈れる人になりたいなぁ。

"消費"ではなく、"循環"のなかにいたい。
その"循環"の輪を少しずつでも広げていきたい。

そんなふうに思う、年の瀬です◎

『フード・インク』と食いしん坊のアパリグラハ

2015-12-25 | 神戸でぬけヨガ
おはようございます!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

クリスマスの朝ですね~♪

クリスマスのわくわくが続いている人も、
クリスマスなんて知らないよって人も、
今日という日が、
「あなた」にとってすてきな1日となりますように☆

……え?
わたし…ですか?

今朝、目が覚めたら、
枕元に読みたかった本が山のように積んであり、
観たかったDVDがずらずらっと並べてありました。
わっほわっほ◎

(半ばホントで、残り半分は脚色です~*^^*)


さっそく読みたかった本をもりもり読み始め、
DVDは、『フード・インク』
から観始めました。
しばらく"食"にまつわるシリーズを
楽しもうと思っています~♪

わたしは食いしん坊なもので、
"食"に対する興味津々なのですよ◎

野菜は旬で新鮮なもの、
できれば無農薬のものがいいし、
手に入るなら
在来種のものをおいしいと感じます。
(これは自分でちいさな畑を始めたことで、
ほぼ叶いつつあります☆)

お米も、
可能な範囲で知り合いから
自然農の玄米をわけてもらい、
お味噌や醤油、油、みりん、お酢、塩……
それなりに納得できるものを
探して手に入れるようにしていたり。

すべてがすべてとはいかないし、
外で食事をするときは"たのしさ"を優先したり、
いきなりジャンキーなものを食べる日だってあります。

ただ、毎日のように口にするものは、
からだも気持ちもラクでよろこぶものがいいなぁと
いつからか気を配るようになりました。

ある意味、
ずいぶん贅沢をしているなぁと思います◎



これをヨガ的に言うと、
「"食"への執着が強い」となって、
あまり良しとはされないのですよねー。

ヨガTT(ティーチャートレーニング)で教わったところによると、
ヨガの教えには"八支則(はっしそく)"というものがあって、
そのなかに、
ヤマ(日常生活のなかで5つのしないほうがいいこと)
ニヤマ(日常生活のなかで5つのしたほうがいいこと)
があるそうなのです。

ヤマ(しないほうがいいこと)には、
たとえば、非暴力(アヒムサー)や
盗まない(アスティヤ)があったりします。

貪欲にならない・ものごとに執着しない
=アパリグラハも、
ヤマのひとつ。

はは~ん、
わたしは食への関心が強いのだなぁ。
豆腐を買うときに、
スーパーではなく豆腐屋さんに足を運んだり、
大豆の種類や産地を尋ねたりするのは、
ほうほう、
"口にするもの"への執着がかなりあるのだなぁ。

まずは自分が何に"執着"しているかに気づいて、
観察をし、
少しずつ、手放していきましょう。

そのように、教わります。

なるほどなるほど……
と思いつつ、
あずかりもののからだを大切に扱うのは、
ニヤマ(したほうがいいこと)のひとつ、
自身や環境を清潔に保つ=サウチャでもあるよなぁ、
なんて思ったり。

へ、へ、屁理屈ぅ~(笑)。



で、です☆
『フード・インク』という作品、
ご覧になったこと、ありますか?

アメリカで2008年に製作され、
日本では2011年に公開されたドキュメンタリー映画。
5年近く経って、
ようやく観る機会がめぐってきました。

この作品についての噂や感想は
たくさん聴いていたのですが、
ここまでとは……。。


農場も農作物も、
牧場も家畜も、
そのほとんどが
もはや"工場"であり、
"工場製品"です。

自然のめぐりに感謝し、
いのちに感謝をし、
必要なものを必要な分だけいただく場ではなく、
合理化され、
機械化され、
種は独占され、
血の通ったいのちあるものが粗雑に扱われ、
自由であるはずの人間がマニュアルの1部に組み込まれ、
ただ"消費"されていきます。

使い捨て、
のように、
ただ、ひたすら"消費"されていく。

この作品を観たら、
しばらくの間、
口にできなくなるものが
あるかもしれません。

食欲が
落ちちゃう人もいるでしょう。

それでも、
観てほしいなと思います。

そこには、なぜO157が発生したのか、
ハンバーガーを食べてO157に感染し、
命を落とした2歳半の男の子のこと、
食品業界のもつ圧倒的な力、
隠蔽されていく事実など、
アメリカの直面している食の問題だけではなく、
これから日本が
突き進んでいくかもしれない現実が描かれています。

TPPに加入したら、
またたくまに巻き込まれるだろう現実です。

たとえばそれは、
農家が自分の畑で栽培した野菜や穀物の種を
採れなくなるという現実です。
"うちの畑"で採れた大豆なのに、
それを来年、畑に蒔けない。
もし蒔いたら、
"種の特許"を独占している会社に
訴えられる。
そんな現実。
いまはまだ、
「信じられない」
と言っていられる現実。

映画に出てくる
昔ながらの牧場を営んでいる人が、
寡占状態にある食肉産業のやり方に対し、
「いのちを粗末に扱っていると、
自分も粗末に扱われるようになる」
と言います。

実際、
その会社で働く人たちは、
会社から安い賃金で雇われ、
非常に粗末に扱われ、
"取り替え可能"な部品のように
軽んじられ、
易々と見捨てられる。

富を得ているのは、
ごくごく1部の人たちで、
巨額でもって政治家を支配し、
国を支配し、
ひいては世界を支配しようとしている。

それが"ゆたか"なことだとはとても思えないし、
いのちを
働く人たち、
食べる人たちを粗雑に扱い、
"富"を得ている人のツケを払っているのは、
いまのところ、
一方的に、
粗雑に扱われているいのちや、
働く人たち、
食べる人たち…
つまり、"わたしたち"のほう。


………ふぅ。

映画のつくり自体はテンポよく、
明るい側面も交えながら、
シビアな現状をすいすい描いていくので、
そういう意味では、
観やすい作品だと思います。

興味をもたれた方は、
お気軽にしちみまでどうぞ~♪

あるいはお近くのレンタルショップまで☆

『フード・インク』


あ、あれですよ?
わたしはベジタリアンではなく、
てことはビーガンでもないのですよ。

牛とうなぎがアウトで、
モツ系はNG
魚介類もアウトなものがあれこれあり、
山菜と海藻は大好きなんだけど食べ控えている……
そんな感じです。

野菜は大好き、
穀物大好き、
牡蠣は大好き、
カニも大好き、
根菜大好き、
フグも好き。

インドカレー大好き、
南インド料理大好き、
ネパールご飯も
インドネシアご飯も、
タイもいいなぁ、
台湾もおいしいよねぇ、
イタリアンも好き、
スペインバルもおいしいしいなぁ。




はい、あの……
わがまま
なのでございます。。

コホン…。

では最後に、
ある人からいただいた
プレゼントを共有します~♪

あなたが感じていてもいなくても、
『誰もが、誰かの、大切な人』☆


f…あるいは、能天気なゆめ∞

2015-12-24 | 神戸でぬけヨガ
おはようございます!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

この間、ある方から
アトリエfの"f"って何?」
ときかれました。

答えはカンタン☆
アトリエfがお借りしているすてき空間、
flagさんの"f"です。

そして、
feel……"いまを感じる、
いまを感じている自分を感じる"のf

full……"満たされている"のf

field……"可能性の原野"のf

future……"望む未来にいま種を蒔く"のf

freedom……"何ものにもとらわれない自由"のf

fractal……"ちいさな日々の
些細なことが拡大されて
いつかその人の生きる道になる"のf

ふわふわ、ふにゃふにゃ
ふらふら、ふんわり……

だったりします。
ふふふのふ。
欲張り~(笑)。

どれもわたしの勝手な解釈だったりしますので、
正確な意味をお知りになりたい方は
各自調べていただければと…^^;;



ヨガや、仕事や、畑や、
たくさんの方との出会いのなかで教わり、
なんとなくわたしにも見えてきたことのひとつに、
「どうやらわたしたちは、
わたしたちが必要とするものを
すでに自分のなかに備えているらしい」
というオドロキの"神秘"みたいなものがあります。

わたしの求めるものは、
すべて"わたし"のなかにあって、
求めているこたえは、
誰かではなく"わたし"が知っていて、
どこかではなく"わたし"のなかにある。

……なんて不思議で、
こころ落ち着く"神秘"なのだろうと思います。
(ただし…なのです。。
もしわたしが、いま、
空爆に曝されている土地に住んでいたら、
果たして同じように思えるか…。
どんな苦境のなかにあっても、
"満たされている"と本当に思えるか…。
まだまだ、まだまだ…なのです、わたくしの場合。。)



いまは見えていないかもしれなくても、
秘めている可能性は無限にひろがっていて、
こうなるといいな、
こんなことしたいなと、
本当に望む気持ちを種に変え、
いまできる最善を尽くして、
丁寧に蒔き始める。


蒔いた種は発芽するとは限らないけれど、
未来の結果にとらわれることなく、
「いま」にこころを込めて、
望む未来の種を蒔き続ける。



ぬけヨガや、あんまや、+αのおたのしみ……
入り口は、たくさんあります。

見上げる空に見える星や、
風に揺れながら咲く花……
どのドアを叩くのも自由だし、
どの星を選んでも、
どの花を摘んでも、
自身が花となって咲くのもすてき。

それぞれの"f"を
お互いにかかわりあいながら、
自分で好きに創造し、
それぞれが"f"をたのしみ、
わかちあって、
ゆたかにひろがっていけば……☆

アトリエfは、
そんな入り口のひとつになれたらなぁと望んでいます。



そうそう◎
冬至の土鍋スープは、
クリスマス・イブの今日、
カレーうどんに変態しました~♪

冬至のごはんとノートに書くこと。

2015-12-23 | 神戸でぬけヨガ
こんにちは!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

今朝、早くに目が覚めたので、
さぁ、ヨガしましょ♪
と思ったものの、
からだが勝手に布団にリターン^^;;

寒かったのですよ、
予想以上に…(笑)。

陽が射してきたら、
ヨガマットを広げようと思います☆

思いますっ☆☆


代わりに……というわけじゃないけれど、
ベランダのプランターに、
たくさんの水仙を植えました。

去年の夏に堀りあげた球根を保存していたのですが、
すっかり忘れていて(ひどいっ)、
ハッと気づいて見てみたら、
ニョキニョキ芽が出ていました……!!

ので、ごめんごめんと言いながら、
そのままプランターの土のなかへ。

どうかなどうかな。
うまく育ってくれるかな。


冬至の昨日は、
うちの畑からのカボチャ、
里芋、じゃがいも、大根と、
近くの畑の"半分本気の農家さん"
からいただいたビーツの葉っぱを入れて、
ほかほかぬくぬく土鍋でスープ。

ビーツの実のほうは、
前日から薄切りにして甘酢に漬けておいたのを
適当に刻んでお米といっしょに炊き、
鮮やかな赤紫色の漬け酢を混ぜて炒り卵とゴマも加え、
簡単ちらし寿司に。

明るい紅色のちらし寿司ったら、
甘味のあるビーツの効果か、
もっちりしておこわみたい(笑)。

ビーツといっしょに葱もたくさんいただいたので、
前からつくってみたかった台湾の葱油餅に。
(レシピはクックパッドのこちらを参考にしました)


具沢山のスープで温まって厄を払い、
もっちり紅色ちらし寿司で冬至を祝い、
まぁるい葱油餅でビールがすすみました(笑)。

畑をしているからこその贅沢だなぁと、
口もお腹もこころも満ち足りて◎

柚子湯はわたしはピリピリしちゃうので、
なのに毎年忘れて柚子湯に入って、
ほわ~っとなった8秒後、
あっ、ピリピリ……
を繰り返していたのですけれど、
ことしはようやく、
よ・う・や・く・にして、
お風呂に入る前に思い出し、
風呂の具はいつものブラックソルト。

冬のお風呂は、
本当に気持ちいい~♪
お風呂大好き、
風呂の具大好き、
長湯で本とか読むの大大好き~♪♪♪


すてきな冬至の夜でした☆


今日から半年かけて陽が長くなり、
夏至に陽極まって、
また半年かけて夜が長くなっていく。

大地の下ではたくさんのいのちがめぐっていて、
72候によると「乃東生(なつかれくさしょうず)」
……夏枯れ草の芽が生じ、
月は25日に満ちる。

めぐりのなかにいて、
めぐみをいただいている今日の午後は、
陽が射したらヨガをして(笑)、
ノートを開こうと思います。

ノートに書くのは、
友だちが教えてくれたこと。


「この1年を思い起こして、
楽しかった時間、
嬉しかったこと、
幸せだな~と感じた瞬間、
どんどん書いていくといいよ」

「この1年の間に出会った人、
いっしょにいてくれた人、
気持ちをわかちあえた人、
ひとりひとりに心のなかで
『ありがとう』
を伝えるといいよ」

「そして、
自分への感謝も忘れずにね」


……いいこと教えてくれて、
「ありがとう!」



「ありがとう」を言えるのは、
めぐまれた環境にいるからだと、
つくづく感じます。
2015年という1年を思えば、
ことさら、そう感じます。

世界のどこにいる誰もが、
誰かの犠牲にならない世の中に
少しずつでも確実に近づけるよう、
わたしを通してできることは何か、
せめて考え、
行動しようと思っています。

そのひとつが、
飛躍しているようにきこえるかもしれませんが、
わたしにとって、
ヨガを共有していくこと
なのかなと思っています。