ねっこりのブログ

ねっこりの、アオイさんとの日々。

バラ色というもの。

2010年02月27日 14時28分10秒 | Weblog
アオイさんは、
バラの花びらの色をした外套を、
バサリと広げて、
「職場に着ていくの」
と、
ねっこり達に見せました。


ねっこり達は、
素晴らし毛皮を持っていますから、
外套にはあまり興味がありません。
ただ、
毛皮をはかなく飾る程度の、
一輪の花には関心があります。



「スパイ失格ー」
「スパイ失格ー」
「スパイ失格ー」



ちびちびねっこ達が口々に叫びました。


確かに、
スパイの任務を負っている、
アオイさんに、
バラ色の外套はマズいと思います。


アオイさんは、
困ったように、
ちびちびねっこ達を拾い上げました。



「私のお仕事は、ジェームズ・ボンドと同じではないんだよ」



この言葉には、
さすがのねっこり達も愕然としました。

なんと、
残念なことでしょうか。
ワタクシが、
アオイさんのことを考えて、
ブログをサボっていた意味がなくなってしまいました。

そして、
アオイさんのお仕事が何か、
謎は深まるばかりです。



何のために、
ねっこり達は、
住み慣れたシンジュクを離れ、
落ち着き始めたチバを離れ、
ウナギが蔓延るこの町に、
連れてこられたのでしょうか。



アオイさんのバッジにヒントがありそうです。
ねっこり達は、
するどいですからね。