ねっこりのブログ

ねっこりの、アオイさんとの日々。

ほほ紅というもの。

2008年02月29日 10時21分45秒 | Weblog
アオイさんは、
学校に行く前に、
時々お化粧を念入りにしていきます。

ねっこり達は、
念入りの時と、
適当な時が、
どうしてあるのか分かりませんが。

アオイさんは、
色々と策略を練って、
決めているようです。





ねっこり達は、
アオイさんが一番念入りにお化粧する時の、
最後に出てくる、
ピンク色の粉が大好きです。

アオイさんは、
軽く微笑んで、
場所を確認して、
それを、
さらりと、
ほっぺたに乗せます。

すると、
アオイさんのほっぺたは、
ほんのり紅色になります。


なんだか、
うきうきする感じです。
微笑みながら、
ほっぺたが、
紅色に染まるなんて、
なかなか、
ずるい感じです。


ねっこり達は、
わいわいいいながら、
アオイさんの横に行って、
アオイさんと同じように、
ピンク色の粉を、
ほっぺたに乗せてくれ、
と、
お願いします。


アオイさんは、
一匹一匹ねっこりをひざに乗せて、
ねっこり達のほほに、
ピンク色の粉を乗せてくれます。

こんなときは、
ねっこり達と、
アオイさんは、
とても仲良しだと思います。

さかな釣りというもの。

2008年02月27日 19時59分30秒 | Weblog
最近、
ブログあまり書いていなかったみたいだけど、
何をしていたの?
と、
アオイさんが聞いてきました。


「さかな釣りです。
 氷の張ったねっこり湖まで出かけていって、
 そこの分厚い氷に、
 大きな穴を開けて、
 さかなを釣るのです。」
と、ワタクシは答えました。


大きな穴・・・?
ワカサギを釣るのではないの?
小さな穴でいいでしょ?


アオイさんは聞いてきました。
アオイさんは、
やっぱり、
想像力に欠けているようです。
氷の湖で釣るのは、
ワカサギだけだと、
思っているようです。


じゃあ、
何を釣るの?
アオイさんは、
いぶかしげに聞いてきました。



「ナポレオンフィッシュです」



ワタクシは言ってやりました。

アオイさんは少々ぽかん、
としたあと、
せせら笑うように、
「まさか!」
と、
つぶやきました。


ナポレオンフィッシュって、
暖かい海にいるのよ?
とも、言いました。






それでも、
ねっこり湖では、
写真のような、
ナポレオンフィッシュが、
ガンガン釣れます。


ねっこり村は、
すばらしいところですから。 



リボンというもの。

2008年02月26日 23時19分46秒 | Weblog
アオイさんは、
ときどき毛をまとめてくくって、
尻尾のようなものを作って、
学校に行きます。

ねっこり達は、
アオイさんのように、
長い毛は生えていません。
代わりに、
ふかふか・ぽふぽふ・もふもふの毛が、
全身に生えていますが。



でかでかねっこは、
アオイさんの毛がうらまやしかったようで、
アオイさんをじっと見ていました。


アオイさんは、
それに気がついて、
すこし考えた後、
ピンク色のリボンを、
でかでかねっこの首に、
ゆるく巻いてあげていました。


アオイさんは、
親切でやったつもりだったのでしょうが、
でかでかねっこは、
別にアオイさんの毛を結んでいるものが、
うらやましかったわけではなかったので、
少々、
困っているようでした。


アオイさんは、
いまひつ分かっていない人ですね。

メジロおしというもの。

2008年02月24日 15時15分06秒 | Weblog
昨日はアオイさんのお部屋に、
ねっこり達がたくさんいました。

普段は、
ちびちびねっこが10匹前後、
ちびねっこが2匹前後、
ねっこりが3匹前後、
でかねっこが2匹前後、
でかでかねっこが2匹前後、
アオイさんのお部屋にいます。


昨日は、
ねっこりが16匹いたので、
アオイさんは少し驚いていました。


アオイさんは、
16匹のねっこり達を、
アオイさんのベッドの端に、
ぎゅうぎゅうにつめて座らせて、
記念撮影をしようとしていました。


あまりにぎゅうぎゅだったので、
アオイさんは、
ねっこりのメジロ押しだね。
と、
笑っていました。


メジロ押し・・・
メジロはミドリいろのちゆんだと、
アオイさんが教えてくれました。
メジロ押しとは、
ちゆんをシソの葉っぱでくるんで、
ミドリいろに、
ぎゅうぎゅうにしたもののようです。
ちょっと、
おいしそうですね。


アオイさんは、
「やっぱりねっこり達は、
 デジカメに写りこまないよ・・・」
と、
少々残念そうでした。

寝起きというもの。

2008年02月23日 19時54分44秒 | Weblog
アオイさんの、
寝起きはとても醜いです。
さらに、
アオイさんの、
寝起きはとても悪いです。


今朝も、
アオイさんは、
鳴り響く箱を乱暴に叩いて制圧したのち、
もぐもぐと、
お布団に逆戻りしていました。

その間、
一度も目を開けないで、
全ての作業をするアオイさんは、
少しだけ、
すごいと思います。



うだうだと眠り続ける、
アオイさんを見て、
ちびちびねっこ達は、
「ぶさいくーぶさいくー」
「ぶさいくーぶさいくー」
と連呼していました。
そして、
その声にアオイさんが起き上がると、
ちびちびねっこ達は、
サッとアオイさんのベッドの下に、
隠れました。

代わりに、
アオイさんの冷蔵庫の中を観察してきた、
でかでかねっこが、
ちょうど、
戻ってきたところで、
起き上がったアオイさんと、
対峙するはめになっていました。


かわいそうなでかでかねっこは、
アオイさんに持ち上げられ、
「もう一回いってみなさい」
と、
怒られていました。


見るに耐えない、
かわいそうな光景でした。





モフというもの。

2008年02月22日 11時28分57秒 | Weblog
アオイさんのコートには、
りっぱなモフがついています。

夜中、
アオイさんが寝静まった後、
ねっこり達は、
アオイさんのコートの下に集まって、
コートによじのぼり、
モフを目指します。


ねっこり達の世界にも、
モフはあるのですが、
モフを作るには数年かかるので、
モフは貴重です。


ねっこり達はモフをなかなか手に入れられませんが、
代わりに、
ねっこり達には、
モフモフ・ぽふぽふの毛がありますので、
別にアオイさんのモフはうらまやしくありません。
平気です。 

ねっこり踊りというもの。

2008年02月21日 19時39分07秒 | Weblog
アオイさんが、
「ねぇねぇ、ねっこり踊りしてよ」
と、
いきなりオーダーしてきたので、
ワタクシは少し、
めんくらいました。

ねっこり踊りは、
秘密の舞であり、
ねっこり村では、
昼間には舞ってはいけないことになっています。

ねっこり森では、
昼間でも舞っていいことになっています。



アオイさんが、
ねっこり踊りのことをご存知とは、
アオイさんも、
たまには抜け目ないですね。


ねっこり踊りは、
ねっこり達の両のこめかみに、
火のついた蝋燭をしばり、
額には、
生のアジをはさんで、
両手にヨモギを掴んで踊ります。

「ねっこり~ねっこり~」
と、
低い声で歌いながら踊るのが特徴的です。



ねっこり踊りの輪の中心に、
しゃがんだ者は、
どんな体調不良もたちどころに治ります。



アオイさんに、
軽くねっこり踊りを見せてあげましたが、
アオイさんは、
顔をしかめて、
変・・・
と、
つぶやいていました。

アオイさんは、
結局質が悪いですね。