ねっこりのブログ

ねっこりの、アオイさんとの日々。

芸術の秋というもの。

2010年10月20日 16時31分02秒 | Weblog
ねっこり達5匹は、
ちびちびねっこ達34匹と、
でかでかねっこ3匹で、
アオイさんを放っておいて、
美術館に散歩に行きました。



アンティークな雰囲気の、
壁紙や、
ステンドグラスが、
並んでいて、
なかなか興味深いものでした。


苦心の代表作が、
イチゴを盗んでいる、ちゆんというのが、
ねっこり達と、
気が合いそうで、よいですね。



ちびちびねっこ達は、
小脇にかかえた、
スケッチブックで、
それらの柄をすばやく、
模写していました。

ちびちびねっこ達は、
器用ですからね。




ねっこり村で、
家を建てる時、
ちびちびねっこ達の協力を得ることができると、
その家には、



朝の光で、
キラキラが転がり込んできて、

月の光で、
キラキラが包み込んでくれる、

繊細で高潔な、
ステンドグラスがはめ込まれます。



ちびちびねっこ達の多くは、
ガラス細工が得意ですからね。



和解というもの。

2010年10月16日 17時19分25秒 | Weblog
ねっこり達は、
あることを提示することで、
アオイさんと、
仲直りすることを決めました。

8匹のねっこり達が、
プラカードを持って交渉に当ります。



「え・・・?
 “ねっこりのブログ”書籍化・・・???」



アオイさんは、
プラカードを見ると、
驚いたように呟きました。



「ねっこりのブログの、
 投稿記事222個を記念して、
 ねっこりのブログを、
 本にしていただけませんか」



ワタクシは丁寧に頼みました。

アオイさんは、
まんざらでもない様子で、
方法を調べ始めました。




「・・・無理!
 30冊自費出版で、
 私の1カ月分のお給料がぶっ飛んじゃうよ」




ねっこり達の間に、
ブリザードが吹き荒れました。
お給料を問題にするとは、
アオイさんもまだまだですね。





イジメというもの。

2010年10月11日 21時10分10秒 | Weblog
アオイさんは、
妙に低く濁ったテンションで、
ヨウカンのようなオーラを背負って、
アオイさんのお部屋で、
アオイさんのお洋服をくぐって遊ぶ、
でかねっこ達とねっこり達を、
観察していました。

こういう時のアオイさんは、
とても危ないのに、
ワタクシ達ねっこりは、
油断していました。



敢え無く、
ねっこり達の中で、
一番、
気が弱く、
「嫌です」と言えないタイプのねっこりが、
アオイさんの目に止まり、
尻尾を人差し指で抑えられ、
身体を拘束されました。



「たまには、ニャーと言ってみて」



アオイさんは、
ヨウカンのまま言い放ちました。




その、哀れなねっこりは、
じたばたと困っていました。



「結局、ねっこりって、猫の亜種なんでしょ?
 たまには、ニャーって言って」



アオイさんは、
ねっこりの本質をゆさぶるようなことを、
平気で言ってきました。

ねっこり達は、
確かに猫には似ていますが、
断じて、
猫の亜種ではありません。

したがって、
ニャーとは言わないのです。




偶然通りかかって、
その状況を見かねた、
でかでかねっこが、
アオイさんの肩に、
ぽふり、
と肉球を乗せ、




「ニャー」




と、
呟きました。

アオイさんは、
満足したようでしたが、
ねっこり達は、
その、
でかでかねっこの偉業に、
涙しました。


明日から、
アオイさんと戦う対策会議をしなくてはなりませんね。

トラウマというもの。

2010年10月04日 08時12分15秒 | Weblog
「ねっこり達のファンにサービスしたいんだったら、
 さっさと、
 ファンの人の家の床にねっこり穴を開通させちゃって、
 直に会いに行ってあげればいいんじゃない?」

アオイさんは、
3年に1度くらい、
驚くほどに鋭い、心をえぐるような事を言ってきます。


ねっこり達は、
慌てふためきながら、
アオイさんの問いに答えられるねっこりを連れて来ました。



「一度、ねっこり穴を他のお宅に開通させたのですが、
 穴を出たら、
 そこは、
 木の板で囲まれた、牢屋だったのです」



その、ねっこりは、
涙ながらに語り続けました。



「・・・話をまとめると、
 ベッドじゃなくて、
 布団派の人の家に、
 穴を開通させたら、
 すのこ、のせいで、
 外に出られなかった・・・。
 それがトラウマになっているってことね?」



今日のアオイさんは、
頭がキレます。
熱があるに違いありません。



「・・・寝具の下に、穴を開通させることに、
 こだわらなければ、いいじゃない・・・」



アオイさんは、
ため息交じりに言いました。

うっかり、
シンクの穴や、
トイレの穴から、
出てきてしまったら、
とんでもないことになってしまいます。
やはり、
アオイさんの知能には限界があるようですね。

ひっぱりだこというもの。

2010年10月03日 18時34分48秒 | Weblog


お祝い事というものは、
続くものですね。

ねっこり達にはファンが多いので、
まさしく、
お祝いのためにひっぱりだこになっています。

美味しいタコですね。


ねっこり達は、
心が広いですから、
ねっこり達のライバルである、
国民的アイドルの後ろであっても、
ファンのためであれば、
喜んで参上いたします。


それにしても、
少しばかり、
目立たなさすぎますね。
背後霊のようで、
複雑な思いです。

お祝い事というもの。

2010年10月02日 23時04分53秒 | Weblog
アオイさんの、
ご友人には、
ねっこり達のファンが多いようですね。


ねっこり達は、
そのファンの思いに応えるためにも、
ファンサービスを適宜行っています。


今回も、その一環として、
お祝い事のお手紙に、
参上することにしました。





いまひとつ、
隣の黄色いのが、
目立っている気がします。

ねっこりは、
基本は上品な白ですからね。

カラーでもモノクロでも、
差が出ない点が、
ねっこりの醍醐味だと思います。

レポートというもの。

2010年10月01日 21時03分33秒 | Weblog
ねっこり達は、
普段アオイさんがやっているお仕事らしきものには、
あまり興味が持てません。
全く趣がないですからね。


それでも、
ねっこり達は、
持ち前の好奇心と、
持ち前の粘り強さと、
持ち前の社交性から、
アオイさんがやっていることについて、
少しメモをしてみることにしました。


虹色に光るクモの巣を練りこんだ、
高級ねっこり紙に、
杏の枝から作った墨で、
隷書体で、
したためます。



「きりたんぽ」
・心もとないときに1本
・物足りないときにも1本


「惣菜の弁当」
・最後の手段



メモを手に取ったアオイさんは、
しばらく、
口ごもった後、

「・・・“担保”?“相殺の抗弁”?、
 まぁ・・・比較的意味は合ってるね」

と、
呟きました。


アオイさんは、
文字がいまひとつ読めないようですね。
先行きが心配です。