スパイというもの。

昨日の晩、
アオイさんは真面目な顔でねっこり達を呼び寄せました。


「今後私の仕事の関係から、
　ねっこりのブログを閉鎖してもらわないといけないかもしれない」
アオイさんは、
言いました。


ねっこり達は、
「嫌です。
　アオイさんと、ねっこり達は何の関係もないではないですか」
と、
抵抗しました。


アオイさんは、困った顔をして、
関係ないし、別々なんだけど、
世の中の真面目で理論的な人は、
それを分かってくれないかもしれないでしょう？
と、
さらに抵抗してきました。


「ＦＢＩ～」
「ＦＢＩ～」
「ＦＢＩ～」
ちびちびねっこ達が、
叫びだしました。


「ＣＩＡ～」
「ＣＩＡ～」
「ＣＩＡ～」
ちびちびねっこ達は、
さらに、
叫びました。


ねっこり達は、
ハッとしました。


アオイさんは、ようやくどこかの団体の、
秘密諜報部員になられるようです。




「ベントレーですか？
　アストンマーティンですか？」




アオイさんは、
ぽかんとしていました。

車でさえも、内緒とは、
相当な秘密諜報部員ですね。

アオイさんの、
これからが楽しみです。




ただし、
ねっこり達はブログをやめたりする気はありませんがね。