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群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

更に混沌…米国牛肉問題…。

2006年02月10日 | 見たこと、聞いたこと
米国牛肉問題は、問題が更に複雑に次々に出てくると思っている…。

米国農務省が日本の輸入禁止措置を受けて、米国の牛肉輸出計画の下方修正を発表したそうだが、そこでも再開の見込みを4月頃で見ているという…。

それは誰が考えてもないだろう…。

かなりの長期に渡って、もしかしたら我々の世代では米国産牛肉はもう日本では口にできない…とか、とにかくしばらくは輸入は期待できない…と思っている。

ここにきて出てきたヘタリ牛の問題とか、民主党調査団の報告とか…、一番の問題はマスコミがどういう意思でこうした問題を取り上げるか…ということだ。

今は米国に批判的な取り上げ方だから、しばらくはどうにもならない…。

小泉首相が去年あまりに大きく評価されたので、その揺り戻しになっている…。

3点セットとか、4点セットとか言われているのも、すべてマスコミが広めているものだから、本当にマスコミの影響力はスゴイ。

外食企業としても、今回の米国の対応はもうどうにも言いようがないので、しばらくはだまって様子を見ているしかない…。

と言うより、今は輸入を求めるような取り組みは、マスコミが取り上げようとしない…。

ただ、民主党の訪米調査報告については、ちょっと???の感じがある。

だいたい、調査ってどういうことをするのだろう…?
見学を受け入れた米国の食肉加工工場が調査報告に激怒しているらしいが、わからないでもない…。

民主党の調査団の方々も、調査として行ったのなら、何らかの形でもっと詳しく情報公開をして欲しい。

「牛」の涙・・・

2006年02月03日 | 見たこと、聞いたこと
屠蓄場に行くと、初めての人はかなりの衝撃を受ける。

中には倒れてしまう人もいるらしい…。

多くの人がしばらく肉が食べられなくなる…とも言う。

自分が初めて屠蓄場見学に行った時に最初に見たのは、これからされる牛だった。
一つ一つの工程を順番に説明してもらったのだが、最初にこれから処理されるために並んでいる牛を目にしたのだ…。

そして工程を進んでいくと、さっき歩いていた牛がされ機械に吊り下げられてきた…。

ショックだった…。

その段階ではまだされただけで、そのまま吊り下げられているのだ。

その吊り下げられている牛が、次に脚を切り落とされ、皮を剥がれ、内臓を取り出され…と作業が進んでいく。

こうした一連の作業を数年前に初めて見学した。

今、この食肉の問題がまた複雑になっている…。

米国産牛肉の問題は、今回はややこしい…。
とにかく今回のアメリカの失態で、以前よりも更に大きな問題になりそうだ。

今日、『カルビ伝説』で食肉業者さんと話したが、この件でまたオーストラリアが強気に出て価格を上げてきている…という。

…そうした諸々の問題を考慮して、『カルビ伝説』のメニュー及びやり方を再度大きく軌道修正しようと思う。
これから店長を始めメンバー皆と話す時間を意識して取って、春には新生!『カルビ伝説』を誕生させたい。

しかし本当に思うのは…、米国産であれ和牛であれ、人間の「食」のために自らを捧げていく「牛」…。

「牛」の目を見ていると、こうした「食」を無駄にしてはいけない。大事にしないといけない…と本当に思うのだ。

自分が屠蓄場で感じたのはまずそういうことだった。

食事の時の「いただきます」とは「命、いただきます…」ということだが、本当にその意味を感じるのだ。

そして、今回のこの問題…。

人間の「食」のために命を捧げた牛たちに対して申し訳ない…。

日本に到着したが売り物にならない牛肉。
まだ、今現在も日本に向かっている牛肉もある…。

こうした被害総額が取り上げられたり、保険が効かない…とかいうことがワイドショーで取り上げられたりしているが、これは興味本位の取り上げ方で、自分は人間の食肉として屠蓄された「牛」に焦点を当てて欲しい…。

に向かう「牛」…。

以前誰かに聞いたが、「牛」はされる時に涙を流す…という。
「知ってる…?」と言われたが、知らなかったし、本当かどうかはわからない…。

でも、前の「牛」の目を思い出したら、本当の話のように思えた…。

そんな牛肉がどんどん無駄になる…。

何とかして欲しい…。

節分

2006年02月02日 | 見たこと、聞いたこと
2月3日は節分…。

季節の分かれる日になる訳だ。

そして、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じる…ということから、この邪気を祓う行事として始まったのが「豆まき」。

最近はこの節分に丸かぶりする巻き寿司「恵方巻」が随分一般的になってきた。

でも、この「恵方巻」って、コンビニで力を入れ始めたこの数年で一気に広まっている。

もともとは、海苔業界のイベントで、オイルショックの頃の物価高に対抗して、海苔の安さをPRした大阪での街頭販売が徐々に広がっていったものだそうだ…。

ウチの父親が回転寿司を始めたのが昭和56年…。

昭和58年頃から、父親が関西で見てきたこのイベントを取り入れて、「節分にお寿司を食べると幸福になる…」という「福寿司」としてのイベントを行った。

まだまだ関東では節分に巻き寿司を食べる…なんていうことは誰も知らなかったので、当時「恵方に向かってお寿司を食べる…」ということで、かなり寿司が売れたのだ。

考えてみれば、こうしたイベントはすべて「何とかして買って頂ける提案をしたい…!」と考えた人が作っていったものだ。

バレンタインデーのチョコレートにしたってそうだ。

ブームは仕掛けて作るもの…と言えるのだ。

特に2月は、なかなかモノが売れない月。

だからこそ、何とか…と考えて作ったイベント…。

…明日の節分。

ウチの各店でも「恵方巻」を販売しています。

1本315円です。

小泉総理もビックリ!“夢の電気自動車”

2006年01月27日 | 見たこと、聞いたこと
写真は“夢の電気自動車”と言われている車。

慶応大学の清水教授が環境問題を考え、20年余りかけて開発したという…。
その清水教授の講演があり、車も会場に来ていた。

最高時速は370km。
その加速に、試乗した小泉首相や片山右京氏も驚きのコメントを寄せている。
やはり、日本人の開発技術はすごいのだ。

今日で「経営者セミナー」も終了。

3日間、みっちりといろいろな方の話を聴かせてもらったが、こうして学んだことを土台に今年いろいろなことに“挑戦”していくつもりだ。

明日は、静岡へ移動して「ぴあらいぶ」の新年社長会に出てくる。


山本一太議員はどうする?

2006年01月21日 | 見たこと、聞いたこと
ニュースでも報道されていたが、森派の新年会で山本一太議員が森喜朗元総理に怒られた。

一太議員は「次の総理には安倍さんがいい…」と言い続けてきた訳だが、「安倍はまだ早い…」と言っている森会長は「そんな発言をしているなら出て行け!」とやったようなのだが、それに対して一太議員はHPで反論している。

で、自分は山本一太議員の言っていることを支持している。

どうも森会長が発言している内容をニュースで耳にすると、すべてにおいて「古い…」という感じがしてしまうのだが、どうなのだろうか?

まあ、マスコミの取り上げ方もあるだろうし、集団のリーダーとしていろいろ考えもあるのだろう…。

それにしても、総理までやった森会長がいろいろな所で圧力をかけて、「山本をTVで使うな…」とかやっている…ということなのだが、どうなるのだろう…。

新しいことをやろうとしたり、今までと違ったことをやろうとすると、必ず叩かれる…。

どの世界でも同じだ。

自分の所属する派閥の会長に名指しで怒られて、普通落ち込むと思うが、それでも自分の発言を繰り返している山本一太議員を気持ちの中で応援しようと思いました。

まあ、地元出身ということもあるし、去年講演を聞かせてもらって名刺交換もさせてもらったし、一応自分も「渋川一太塾(?講演聞きに行ったら自動的に入っていたのだが…)」に入っているし、頑張って頂きたい…。

*山本一太レポート「気分はいつも直滑降」

箱根駅伝で我が母校が…

2006年01月03日 | 見たこと、聞いたこと
今年は我が母校「國學院大學」が箱根駅伝に出ているので、例年以上に中継が気になっていた。

過去、何度かこの我が母校を正月に応援する機会はあったが、いつも下位にいるので、あまり画面で応援ができない。
それでも、我が母校が出るのとでないのとでは大違い!

何とかシード権争いにからんでくれ…と祈っていた。

とは言え、毎年この箱根駅伝の時は各店の営業始め…。店舗を移動する車の中でTV中継の音だけ聞いているのがいつものことだ。

さて、今年…。

やはり車で移動しながらの応援…。

でも、順天堂大学のフラフラの襷渡し…は、車を停めて見て涙していた…。

やはりああいうシーンには弱い。

で、亜細亜大学のゴールシーンも車を停めて、涙…。


我が母校「國學院大學」は…14位。

これで来年も出られるかどうかはわからない。

ぜひ、来年も…と、祈っている。

我が母校「國學院大學」…。

母校とは言っても、実は4年まで行ってそのまま辞めてしまった。

経歴には「中退」と書いているけど、正確に言えば「除籍」なのだと思う。

確か、学生課の人に退学届けをちゃんと出すように言われたが、出さなかったような気がする。

…「除籍」。

…「中退」でもない。

つまり、「國學院大學」の名前は使うな!ということだ。

我が母校…。

とは口にできない。

校歌も知ってるし、学食にも詳しい…のに。

でも、我が母校…。

来年も応援しています。

雪と晴のあいだ…

2005年12月19日 | 見たこと、聞いたこと
この冬一番の寒波…ということで、日本海側は大雪だというが、ここ群馬も北部は雪…。

「沼田店」の営業日報には、一日中雪で40~50cmは積もりそう…ということが書かれていた。
この雪で関越道は通行止めみたいだし、山沿いは大変だ。

そして、本社のある渋川市はこの雪雲と青空のちょうど境目位の位置だ。
ちょっと雪雲が南に下がると雪。北に上がると青空…。

そんな雪雲と青空の境目を撮影してみました。

わかりずらいかもしれないが、白っぽい部分からは雪雲で雪が降っています…。

地球カレンダー

2005年11月20日 | 見たこと、聞いたこと
1年半くらい前にこんなタイトルの本を見つけて購入した。

内容は地球誕生からの46億年の歴史を1年365日のカレンダーに表すとどうなるか…というものだった。

最近、ふと思い出してそのカレンダーを見直してみた。



1月1日0:00 原始地球が始まる(46億年前)

1月12日 原始地球に天体が衝突して、地球と月が分離する

2月9日 陸と海が生まれる

2月25日 最初の原始生命体が誕生

…この後はずっとバクテリアの時代で、

11月23日になって、やっと魚類が出現する(5億年前)

11月28日 植物が陸へ

11月29日 両生類が陸へ

12月3日 爬虫類が分化

12月7日 爬虫類が多様化

12月13日 恐竜時代が始まる

12月19日 鳥類出現

12月25日 恐竜が全盛期を謳歌する(1億年前)

12月26日PM8:17 巨大隕石が地球に衝突。恐竜絶滅。生きのびた哺乳類の中から原始霊長類登場

12月29日AM6:00頃 類人猿の祖先登場

…となって、ここから先はすべて12月31日の出来事…

12月31日PM3:38 直立二足歩行

PM7:15 石器を使う

PM11:37 現在の人類ホモ=サピエンス登場

PM11:58 52" 農耕牧畜始まる

PM11:59 46" キリスト降臨

PM11:59 58" 産業革命

PM11:59 59" 20世紀が始まり、終わる


…で、今!ということだ。

この後、どうなるかと言うと、

1月1日AM0:00 30"~40" に、環境破壊と氷期の到来で人類滅亡…。

3月31日には、地球の生命時代は終わる…というのだ。

すべてのことが最終的には消えてなくなる訳で、それは地球にしても宇宙にしても、そういうことになる。


こう考えてみると、自分たちは本当に僅かな時間の中にいて、悩んだり苦しんだりしている。

こうしたスケールで考えてみると、ホントすべてのことがたいしたことないことだ。

そして、自分たちの生きている“ほんの一瞬”を大切にして生きないと、あっと言う間に消えていってしまうものなのだ。


Trick or Treat !

2005年10月30日 | 見たこと、聞いたこと
10月31日は「ハロウィン」ということだが、飲食店においては、…だからどうということはあまりない。

数年前、『カルビ伝説』のレジ前に人間位の大きさのかぼちゃマンを置いておいたことがあったが、特にどうということはなかった。

でも、この「ハロウィン」は、アメリカではクリスマスに次ぐ大イベントだそうで、日本でもテーマパークやアミューズメント施設では賑やかだ。

昔、自分が勤務していた某テーマパークでもこの時期は「ハロウィン」のショーをやっていたし、そのショーに自分が出ていたりもしたので、いろいろ調べてみたりもしたことがある。

もともとは2000年以上前のケルト人の宗教的行事で、秋の収穫を祝い、亡くなった人を偲ぶものがキリスト教に取り入れられ、アメリカで大きなイベントになったということだ。

11月1日の「万聖節」の前夜祭にあたる行事で、「万聖節」とは日本のお盆のようなものだそうで、亡くなった人がよみがえるということだ。

で、よみがえった悪い霊を追い払う意味で、グロテスクな格好をしたり、奇抜な仮装をして街を練り歩いたり、かぼちゃに恐ろしい顔を刻んでその中にろうそくを入れて家の前に置いておくとか…。

子供たちは「Trick or Treat !(なんかくれ。さもなきゃわるさするぞ!)」と言って、家をまわってお菓子をもらう。

…と、考えてみると、今さら何だが、飲食店も何かイベントをすればいいんだ。

特に子供たちが多く来店するファミリー向け飲食店などは、何か考えてどんどんやるべきだ。

テーマパークとかだと、仮装してきた人は入場無料とかよく見るが、飲食店だと何だろう…?

…なんて、今になって言ってみても明日なのでどうにもならないが、どこかの飲食店で何か楽しそうなイベントをやっているのを知っていたら、来年の参考に教えて欲しいです…。

「カシータ」に行ってきた。

2005年10月24日 | 見たこと、聞いたこと
以前から話には聞いていて、行ってみたい…と思っていたけど、青山の「カシータ」に行ってきた。

場所は青学の前で、円形劇場のすぐそばだ。

で、驚くのはやはり自分の名前を呼んでくれるということ。

それと、そこかしこに「えっ!」という感じの仕掛けがちらばめられている感じ…。

席に名前入りのメッセージカードがあるのは聞いていたけど、カードの裏に会社のロゴが印刷されてるとは思わなかった…。

イニシャル入りナプキンのことは知っていたけど、シャンパンのラベルにも自分の名前が入っているとは思わなかった。

そして、何と言ってもスタッフの会話…。

何名か素晴らしいタイミングで声をかけてくれる人がいて、そうした何人かのスタッフが強く印象に残った。

今回は男性4人組で行ったので、冷静に考えてみると店の雰囲気から浮いていたかも…。
一緒に行った3人は20代の社会人。彼らが就職活動中にウチの会社に話を聞きに来てくれた当時の学生だ。

ウチの会社には興味を持たなかったようだが、何故かいまだに交流がある。

今後も「サービス」に注目した勉強会を開いていくということだ。

ちなみにこの「カシータ」。料理の印象はあまり残らない…。

「食べ物屋ではないレストランを作りたい…」とオーナーの高橋氏の本に書いてあったけど、それはわかる。

写真は最後に出たカプチーノ。

「Thank you Negi san」と書かれていた…。