自然の恵み ニーム

自然の恵ニームに出会って、9年目になります。ニームで健康と環境に貢献できればと願っています。

ニーム あれこれ-98

2011-04-30 05:21:20 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-98

山つくりは百年の計
「切っては植える」養生し管理する。これの繰り返し。
東日本大震災で仙台の蒲生の松林が根こそぎ被害にあった。
百年以上前の仙台藩の熱い思いが津波に被害にあった。
私たちは仙台藩以上の熱い思いで復興しましょう。

林野庁の調査では外国人や外国資本に貴重な森林が買い取られているとあります。
これは人災。まるで他人事のスタンス。
採算の取れない森林を手放すしかない所有者の苦渋の選択を、国が、行政が早く助成や規制しなければと思うばかりです。すでに動きはあるものの、金にならない票にならない、前政権の長く放置していた負の遺産である。早くせねば国土がなくなる日本がなくなってしまいます。こんなことがあってはならないと思います。

ニーム あれこれ-97

2011-04-23 06:02:59 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-97

林業再生には、国内自給率を上げることです。
森林管理の専門家や現場技術者の養成などが急務です。
また、林業で生計を立てられる担保が必要。
まさに国家プロジェクトではなかろうか。
被災地には一日でも早く復旧復興資材が必要です。地の利を生かした出番があると考えます。
2010年10月には公共建築物木材利用促進法が施行され、国や地方自治体が率先して国産材を使うことになっているはずです。

ニーム あれこれ-96

2011-04-20 05:07:03 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-96

日本では林業に携わる人は年々減っています。1964年の自由化により、長年林業に対して無策な
政策により、現場はほぼ切り捨てられたといっても過言ではない。誰がこんな政策をしたのか。
また、国民の知らないうちに「天下り」が多く存在していると思われる。現場を切り捨て、
なぜか無駄な役に立たない応援団体もどきが存在している。
今、この大震災の中、TPPどころではないが、国民の目が届かないときに、天下りシステムを作らせないように、関心を持ちたい。

ニーム あれこれ-95

2011-04-16 05:03:19 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-95

海外では豊かな森林を背景に林業が安定した雇用となっている国も多い。
ドイツ・オーストリア・フィンランドなどは高度な技術力や経営ノウハウや1次2次の関連産業の裾野は広い。
  国土における主な国の森林面積(2009年世界森林白書)
1- フィンランド 73.9
2- 日本     68.2
3- スエーデン  66.9
カナダ    33.6
ロシア    47.9
オーストリア 46.7
アメリカ   33.1
オーストラリア 21.3
中国      21.2 

ニーム あれこれ-94

2011-04-13 05:55:00 | アーユルベーダ(伝承医療)ニーム
ニーム あれこれ-94

2011年は国連総会で決議された国際森林年です。
地球規模での環境問題がクローズアップされている今、荒廃している森林は復旧復興されることを願うばかりであります。森林は人類共通の大切な財産である。
私たちは森林から木材ばかりか、清らかな水や国土保全など多くの恩恵を受けてきた。
被災地でも、今こそ少しでも多く雇用創出を林業が役に立つことを祈っています。
森は海の恋人です。

ニーム あれこれ-93

2011-04-09 06:09:30 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-93

日本の人工林は管理不足で、日が差し込まない密閉した、線香林と化している。
広葉樹林は大径木とともに藪化が進んで荒廃が進んでいる。
私たちは森林から木材ばかりか、清らかな水や国土保全など多くの恩恵を受けてきた。
いま森林の荒廃がさまざまな地球温暖化の環境の変化に関心をもたざるを得ない。

ニーム あれこれ-92

2011-04-06 05:33:30 | アーユルヴェーダ(伝統医療)
ニーム あれこれ-92

政府は2020年に自給率を50%以上とする目標を立ており、実現可能な「森林・林業再生プラン」が必要となる。
東京農大 宮林茂幸教授は次のように分析されている。 
日本の森林の特徴
1- 熱帯林を中心に世界の森林はこの5年間で730万ヘクタールも減っている。
日本はここ40年間ほぼ横ばい。
2- 戦後に植えられた人工林の蓄積は天然林を上回っている。
3- 保育・間伐を要する森林が80%を占め、多く人工林は伐採が可能で、成熟しつつある。
4- 自然林でも薪炭生産後、放置された森林が多く、50年を越え大径木となっている。
5- これらの森林は成熟して豊かに見えるが、間伐など適正な管理が遅れ、質的には脆弱なものが少なくない。

ニーム あれこれ-91  

2011-04-02 05:48:20 | 環境と健康
ニーム あれこれ-91

 先週の土曜日にウイルスに犯され、PCが壊滅状態になりました。OSもHDもDVDもが破壊され、複合機ともマッチングせず、まだ完全復旧にはほど遠い状態です。
バックアップが不十分でニームのあれこれの再構築に時間がかかりそうです。
初心に戻り、本来、ニームで環境と健康に貢献できればと願っていることから、心新たに再出発をさせていただきます。
日本の「植林」の概略から再立ち上げします。

2011年は国連が定めた国際森林年です。
日本は戦後、スギ・ヒノキなどの植林が積極的に行われました。
この人工林は50年を経て伐採期に入っています。
1964年国の方針で木材の自由化となり、安価な輸入材が多く入ってきました。
国産材の消費は全体の30%弱となっている。
国土の68%が森林なのに、長い間 無為無策だったと言わざるを得ません。