goo blog サービス終了のお知らせ 

ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

キングカズ

2011-03-30 12:55:41 | どうでもいい話
キングカズ

魅せてくれますね、キング。
44歳ですよ。すごいです。


01年から05年までヴィッセルでプレーしていたときのはな

神戸の町でキングを見かけました。

一目でわかるいでたちでした
白のスーツにカラーシャツ、大きなつばのある帽子をかぶり
数人の女性と海岸通のカフェに入っていきました。

いでたちもすごいけど
オーラを発してるわ。


カズの逸話をちょっと書かせてもらいます



何年か前の正月休みに両親と静岡市のカズ実家(もんじゃ焼き
屋)に食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりキングカ
ズが玄関から入ってきた。
もんじゃ焼き屋に似合わないイタリアンないでたちで。
カズが「俺いつもの~」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた高校生集団が「カズさん!」「カズさんかっけー!
」などと騒ぎ出し、
カズが戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を
使いサインをしてくれた。
高校生達がカズの母校静岡学園のサッカー部だとわかったカズ
はいい笑顔で会話を交わしていた。
そしてカズは「またな~」と二階に上がっていき、店内は静か
になった。
私と両親はカズの気さくさとかっこよさに興奮しつつ食事を終
え、
会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(カズ妹)が階
段の上を指差しながら
「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくだ
さいね」と。
あれには本当にびっくりした。





Jリーグが始まった年だから、もう何年前になるんだろう。
名古屋の栄の焼き肉屋へ家族で行ったときのこと。
座敷席にカズさんと北沢選手と、数人の女の子がいた。多分遠
征中だったのだろう。

当時高校生の俺の小学校三年の弟はサッカーをやっていた。
せっかくだからと、尻込みする弟をカズさんの前へ連れて行
き、
「お楽しみのところすいませんが」弟がサッカーやっているん
で、何か言葉をいただけると励みになるんですが。
と厚かましく、言った。

カズさんは、「お、サッカー少年か」と楽しそうに言いながら

座敷席の奥からわざわざ立ってこちらへ来てしゃがみ込み、
弟と目線を同じ高さにした。

「サッカー少年は勉強がよくできるか?」と、いきなりキング
は弟に聞いた。

弟の成績はそれなりによい。弟はうん、と答えた。

するとキングは「頭のいいやつは、トップ下MFがあってる」と

カリオカ、ラモスの名前を挙げた。さらに何かを言おうとする
キングに、
連れの女の子が、ねえまだーと露骨にいやそうな顔をした。

カズは、振り返って一言言った。
表情は向こう向きだったから、わからなかったが、
多分厳しい顔をしていたのだろう。


「うるさい。俺たちは今サッカーの話をしているんだ」





ブラジルのサッカー選手を夢見る孤児たちを育てる団体に、
カズがサッカーボールを送ったことがあった。
それも、200個ものボールを。子供たちは、とても喜んだ。

しばらくして、やはりJリーグが同団体にボールを寄付するこ
とになった。
エージェントが現地へ赴き、少年たちにボールを渡す。
少年たちはやはり喜んだが、渡されたアディダスのボールを見
て「アディダスではなくて、
メーカーは『カズ』が良かった。」「『カズ』のボールはとて
も使いやすかった」と口々に言う。

Jリーグのエージェントは首をひねった。カズ?そんなメーカ
ーがあっただろうか。
「これだ」と、手渡されたボロボロのボールを見てエージェン
トは驚いた。
すでにかすれてしまっているものの、ボールにははっきりとサ
インペンで

「夢をあきらめるな カズ」


と、現地の言葉で記した跡があった。
200個ものボール全てにカズは自筆のメッセージとサインを入
れ、
それを子供たちは「カズ」というメーカーのボールであると思
い込んでいたのだ。



キングカズがきっと日本に元気を与えてくれるでしょう
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うとうと | トップ | ティッシュの話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。