ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

あの頃僕らはアホでした クラブ選びは難しい2

2024-01-23 08:26:21 | どうでもいい話
前回の続き

馬術部だめ、ボート部もっとダメ
サッカー部とかテニス部とか野球部とかは高校時代からの
やってる連中が幅をきかせるので
大学デビューの連中の多いクラブがいいんですよねえ

あと、絶対にクラブに入らないといけない理由があって
それは、ぼやぼやしていたら
応援団にひきずりこまれるという話。

当時から応援団というのは、特殊な団体で
周りから奇異な目で見られていました。
というのは当時
どおくまんの「花の応援団」という漫画が流行ってて
バンカラとエロと暴力とごちゃまぜの抱腹絶倒、酒池肉林、
そしてすこし哀愁を描いていた漫画でした。
そんなこともあって
応援団という組織がめっちゃ怖かったです
なもんで、団員不足の応援団はあの手この手で
団員を獲得すべく躍起になってて
どこのクラブにも入らず、ぼーっとしてる新入生は
部室に引きずり込まれて出てこれないという噂でした

ってことで応援団に見つからないように学内を北野君、田原君とうろうろしていたら
めっちゃ陽気な一団に囲まれました
なあなあ、経済学部やろ
グリークラブにはいらへん?
グリークラブとは、男性合唱部です
グリークラブは、めっちゃ部員も多いし
近隣の女子大とコンパもセットするし、
試験の時もみんな協力してノートをコピーするし
なんしか、応援団に狙われなくて済むで
とかいわれて
無理やり引きずり込まれました

田原君は大乗り気で、3人で練習に行くことに
発声練習をして
猫君は、テナーだねえとか言われてました
1週間くらい練習に行ったのですが
音楽の成績「2」の私にとってはぜんぜん楽しくない
やっぱり、体育会系のクラブに入りたくて
速攻で逃げ出しました。
田原君は、そのままグリークラブに入りました。

北野君と学内の体育会の部室の並ぶあたりを歩いてたら
緑の芝生がきれいに生えそろってる一角にたどり着きました
そこにある、掘っ立て小屋の前でたたずむ女子に出会いました
その子はジャージ姿でなにやら木の棒みたいのをもって
突っ立ってました
何してるのかな?っておもってみてたら
背の高い男の人に、よかったらやってみる?って言われて
何かわからないまま、北野君と近づいていくと
女子が持っていたのは木でできた弓でした

芝生の向こうにある大きな藁の塊に的を張り付けて
3mくらい離れた場所から射させてくれました
的に当たると何とも言えない達成感が沸き起こってきます
北野君も楽しそうでした

これがアーチェリーとの初めての出会いでした
初めに見かけた女子も新入生で体験入部してたそうです
その子がかわいかったこともあって
わしも北野君もちょっとやってみるかってことになり
そのままずるずると入部することに・・
それからの話は、また今度







コメント (4)
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