悲しい記事があったので転載バカボンなのだ
大阪市西淀川区の淀川河口付近に入り込んで死んだクジラについて、
大阪市の松井一郎市長は17日、死体を沖合に沈める方向で検討していると明らかにした。
同日中に対応を正式決定し、今週内にすべての処置を終える見通しも示した。
死んだのは体長約15メートルのマッコウクジラ。
9日に見つかり、ネット上では「淀ちゃん」の愛称で呼ばれ見物人も集まったが、
13日に死んでいることが確認された。
死体の腐敗が進めば体内にガスがたまって爆発する可能性もある。
市では処理方法の検討をしていたが、松井氏によると、
死体の内部のガスを抜いた上で船で沖合に運び沈める方針で調整を進めているという。
松井氏は記者団に対し、「海から来たクジラ君だから、亡くなってしまったら海に帰してあげたい」と語った。
転載ここまで
こうなることは、ちょっと予想できましたね
群れで生活する鯨が、それも子供が単独でこんな浅瀬に
迷い込んだのは、なにか問題があったんでしょうね
病気か怪我かわかりませんが
いきてるうちに引っ張って外洋に連れていくことはできなかったのかとか
餌を与えることはできなかったのかとか
カンフル剤を打つことはできなかったのか
とか考えましたが、自然の摂理に任せるのが大事ですね
それにつけても残念です。
この事件で思い出したのですが
淀ちゃんの骨格を標本にする話もあったんですね
鯨の骨格の標本をつくるには、砂浜に埋めて肉が腐っていくのを
待つそうですね
そんな話を書いた漫画があります
「へんなものみっけ」早良 朋
市役所から、博物館に出向になった薄井 透は、
そこで鳥類研究者の清棲あかりと衝撃的な出会いを果たす。
知られざる博物館の裏側、そして100年後に届く仕事とは…?
「好き!」「知りたい!」それだけで生きるぶっ飛んだ研究者たちとの触れ合いが、
今、薄井の心を生まれて初めて熱く突き動かす!
博物館、よく聞きますが小学校の遠足でいったきり
大人になってからは、なかなか足を運ばない施設
そんな博物館には、その道のプロがいて研究を重ねてるんですね
骨格標本をつくる人、いろんなものを集める人
生き物、鉱物なんでもござれ
そんな博物館に出向してきた薄井君
周りの科学者に影響されて、薄井君は南極探検隊への参加を目指すのだ
この本の中で、クジラの標本をつくる話がありました
漂着した、クジラの死骸を海岸に埋めるのです
重機を使って大きな穴を掘り、クジラを埋めます
そして1年後、骨を掘り出すのです
地中の微生物の力はすごいですね
そんな知的好奇心を満たしてくれる本です
ぜひ読んでみて