ねこ氏落語を聞きに行くの巻6
次は、色物のバイオリン漫談 マグナム小林
えらくしゃれた出し物
こんなひと知らんな~って思ってたら
どうも東京から応援で来てるようです
浅草の演芸場で出てるそうです
内容は、バイオリン弾いて、タップダンスして
漫談をするというもの
これが東京ではうけるのか?
わからんw
いかんせん、この人顔つきが芸人の顔とちがうんですよね
なんか、見てても落ち着かん
どうでもいい
そしてとりは、笑福亭松枝師匠
まさに師匠って感じの風貌w
いいおっさんでっせ
先代の松鶴に弟子入りしたという
酒癖の超悪い、松鶴
逸話の枚挙にいとまがない
松枝師匠もおっしゃってました
「師匠のゲロを始末しようとしたら
「おまえわしのゲロを汚そうに持つな!!」
って怒られましたわ
あんなもん汚いに決まってますやんねぇ」ってw
松鶴らしい
けど松鶴の落語は迫力があって面白かった
それはさておき
松枝師匠の落語は
「相撲場風景」
升席に陣取る、熊五郎がよこでうんうんうなってるおっさんに
「どうしました?」
「いや小便を我慢しすぎて、すこしでも動いたらもれてしまう」
「それはこまる」
「そうや、これにするとよろしい」と
隣で酔っぱらって寝てるおっさんの空になった一升瓶をわたします
「これに、さきっぽを当ててしなさい」
「じょんじょろりんじょんじょろりん」
なんぼでもでます
「で終わりましたが、抜けません」
「なんかよけいなこと考えたんでっしゃろ、はよ抜きなさい」
いっぱいになった一升瓶を元に戻すと
目が覚めた酔っ払いが
「おお、だれか一升瓶補充してくれたんですね」
「さていただきますか」
「うっ!!くっさー」
「でも、ちゃんと燗してありますな」
相撲場風景の一幕
さて、今日の高座もおわり
おはやしが鳴る中、劇場をでるのですが
出口では、演者の方々が御見送りに出てきてくれます
これが、寄席のいいとこですね
また、忘れたころに行こうっと
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ためいき坂 くちぶえ坂―松鶴と弟子たちのドガチャガ |
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