ぶろぐ猫の目

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実験中

MRJ初飛行

2015-11-16 05:08:04 | どうでもいい話

MRJが無事初飛行を終えたというニュース

純国産の飛行機は、YS11から50年を経過してるんですね

YS11は、面白い飛行機でした

戦時中は、ゼロ戦を作ってた日本が、

戦後、飛行機を作ることを禁止されてたんですよね

それが、ようやく作ることを認められて作ったのがYS11

いろんな飛行機の専門家が集まって検討

しかし軍用機の知識で作ったので

いろいろ旅客機とは相いれない部分があったそうですね

軍用機は極力重量を落とすためケーブル類も余裕がなくきっちりの長さ

それは飛行のたびにメンテナンスが出来るからできること

旅客機は、いったん故障が起きたら定時運行できないので

余裕をもたせないといけない

仕様変更を余儀なくされたとか

あと、雨や結露に対する対策もできてなくて

機体に水が溜まり、穴をあけて水を抜いたこともあるとか

いろんな問題を乗り越えて、定時運行を果たしてたのですね

しかし、いろんな事情でまったく売れず、赤字が続き

量産をあきらめたわけなんですけど。

長い間、日本の空を結んでいたんですよね

それも、近年最後のフライトがありました

残念ですね



昔、大阪空港の端の千里川から飛行機の着陸を見ていた時

まだジャンボも大阪空港に飛んでいた時代

エンジンが4つあるジャンボが着陸するときは

遠くから光の点が近づいてきて、だんだん大きくなる機影

頭上すれすれを通過するときには爆音と風がすごかった


そんなことはどうでもいいんです


それにくらべて、YS11は

遠くから近づいてくるときもふらふらふらふら飛んできて

めちゃ頼りない。

スピードもゆっくりで、なかなか到達しなかった

蚊トンボのようでしたね

懐かしい・・



それから、40年の時間を費やしてのMRJ

蚊トンボからトンボです

メイドインジャパンの飛行機、売れるといいですね

コメント (8)
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