新型通勤車両「30000系」
2008年から順次投入
西武鉄道は、2008年(平成20年)春から順次、4ドア新型通勤車両「30000系」を投入し、営業運転を開始する。同社初のLCD(液晶)表示器などの車内設備をはじめ、沿線の都市と豊かな自然をイメージしたカラーリングや丸みのある車体などが特徴。利用者に親しみやすいデザインで、同社のシンボル車両となりそうだ。
LCD表示機設置。車内設備充実
同社の新型車両導入は7年ぶり。3ドア通勤車両の101系と301系の置き換えで、コンセプトは「Smile Train(スマイル トレイン)~人にやさしく、みんなの笑顔をつくりだす車両~」。投資額は計132億円で、2011年度にかけて8両編成を12本、6両編成3本、2両編成3本の計120両を製造する予定だ。
車体長は20㍍、幅2・93㍍で、強固なアルミダブルスキン構体で車体の安全性を高める。また、故障発生による輸送障害を低減する車両情報管理装置を採用する。
外観は、柔らかさと温かさを感じさせる丸みを帯びた車体にスカートや丸形の前照灯と細長の尾灯を備えた親しみやすい〝顔″をデザイン。同社のコーポレートカラーである落ち着いたブルーをグラデーションにして清新な印象に仕上げる。
車内設備では、同社初となるLCD(液晶)表示器を各ドアに2台ずつ取り付け、停車駅や駅設備、運行情報、動画広告などを表示して情報案内の充実を図る。また、大型ガラスを使った貫通引戸で車内の見通しを良くするほか、従来より低く設ける荷物棚やつり手、ホームとの段差を少なくするための低めの床面など、ユニバーサルデザインにも配慮している。
最近の新型車ラッシュに西武も偶然乗り合わせた感じ。デザインは私鉄らしい斬新なデザイン。ここには書いてないけど、恐らくバリアフリーとかにも対応した車両である事は間違いなさそう。今後順次入換となるから、101系や301系は撮っておいた方がよさそうな感じ。
この新型車、西武の今までのイメージとは異にしてますよね。斬新なデザインでちょっと注目してます。
私も3ドアが主力だったなんて信じられません。西武沿線は郊外に出ると確かにローカル色が強いですけど、今まで苦情なかったのかなあ・・・
話は変わりますが、6月30日で急行みよしが廃止になるそうです。快速みよしライナーに一本化されるようです。18切符ユーザーからすると嬉しいですが、淋しさの方が大きいですね。
「かすが」に引き続いてまた・・・ですね。次は「つやま」の番ですね。そんなに時間はかからないでしょう。
最近、どこの私鉄もイメージカラーを変更する動きがありますよね。やっぱり時代の流れなんでしょうね。でも西武は極端な感じもしますけど・・・
急行はドンドン無くなりますよね。今は急行の存在意義がありませんもんね。快速にすれば運賃が安くなりますし、もちろん18切符で乗れますよね。すべての急行がなくなるのは時間の問題なんでしょうね。寂しいです・・・