鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

「北斗星」で北海道の自然満喫

2006年08月20日 | JR北海道

JR北海道

近ツーが企画 知床旭山動物園ツアー

 通常は上野と札幌を結ぶ豪華寝台列車の「北斗星」を知床斜里駅まで延長運転して、雄大な北の大地の自然を車窓から楽しんでもらうツアーを、近畿日本ツーリストが企画し参加者を募集している。国内オリジナル旅行商品メイトの「貸切列車・北斗星車両とクリスタルエクスプレスで行く世界自然遺産『知床』と旭山動物園」は9、10-月に東京発で合わせて5回催行する。

 近ツーは国内旅行の魅力アップに向け、JRの多彩な豪華列車に注目。昨年は、普段は日本海回りで大阪と札幌を結ぶJR西日本の「トワイライトエクスプレス」を東京から下関まで走らせ、鉄道や旅行フアンの熱い視線を浴びた。

 今回はそれに続く第2弾で、普段は札幌止まりの「北斗星」を道北から道東に走らせるのがミソ。東京と北海道の往復は空路を使い、道内だけ「北斗星」を利用するユニークな行程を組んだ。

 ツアーは、まず羽田から新千歳に入り札幌発22時24分の「北斗星」に乗車。翌朝6時37分に知床斜里着。知床を観光した後、名湯・川湯温泉に宿泊。3日目はJR北海道の豪華リゾート列車「クリスタルエクスプレス」で釧網、根室の両線を経由して富良野へ。北海道のへそ・富良野とともに夏場の入園客数が全国の動物園でトップに立った話題の旭山動物園(旭川市)を訪れた後、札幌を経て空路・東京に戻る。

 9月15、21日と10月6、10日の計4回出発。旭山動物園から当日のうちに帰京するコースのほか、札幌で1泊するプランも。ツアー代金は69800円から。募集人員は各回144人。関西3空港出発もある。

北斗星は通常上野から札幌までの寝台列車よね。それを知床斜里まで運転すると言う事は、旅行マニアだけでなく鉄道撮影マニアにとっても喜ぶべき事よね。でも遠すぎる。せめて、本州の東側なら行けるのに。う~ん残念。


 


鉄路、陸路両用バス、来年4月から営業運転

2006年08月20日 | JR北海道

JR北海道

DMV来年4月から営業運転

JR北海道、釧網線で試験的に

事前予約の観光周遊型で

 JR北海道は9日、線路と道路の双方を走行できるデュアル・モード・ビークル(DMV)の営業運転を来年4月から釧網線浜小清水-藻琴間(11㌔)で開始する、と発表した。あくまで「試験的運行」との位置付けで、事前予約による観光周遊型での運行となる。

 往路は浜小清水から線路を走行、藻琴でモードチェンジして道路に降り、藻琴湖と涛沸湖を回って浜小清水までの21㌔をバスとして走る、循環型の運行方式となる。実用タイプの試作車を利用。土・日曜日、祝日の1日5-7回程度の運転を見込んでいる。

 1周約50分で、1年程度の運行を予定。連結運転は実施しない考えだ。
 最初の営業運転区間として同線が採用されたのは、1閉そく区間内で途中に信号がなく、ダイヤにもゆとりがあるなど安全運行面を最優先に考慮したほか、観光要素もあり線路と道路の双方を走るDMVの特徴を発揮できるため。定員は17人で、乗り合い方式の利用は難しく、定期観光バスのような形での利用を想定している。

 同社の柿沼博彦副社長は、「試験運行期間中にも(DMVの開発目的とした)地元の足としての利用や運行コストの削減な、次のステップへと進めていきたい」と述べ、他路線への拡大も検討する。

 DMVは、同社がマイクロバスを改良して世界で初めて開発に成功。年度内の営業運転開始を目指し、導入線区の検討などを進めていた。

レールの上も道路も走れるバス。もっと早く出来ても良かったと思うけど、技術的な問題でもあったのかしら。乗り換えの不便さを解消できるのはいいよね。車輌も利用者に見合ったコンパクトさだし、経費もだいぶ掛からないようね。北海道では今後こういう車輌が増えるのかもしれないね。