タカラジェンヌの皆さんを尊敬しています
ただ存在するというだけで美しく尊いというのは当然として。
凡人には到底出来ない、入るまでの努力、入ってからの血の滲むような努力と熱量と向上心。
どんな端役であろうと、どんなに舞台の隅、人の陰やセットの陰にいようとも手を抜かない真摯さ。
ヤレと言われれば髭モジャだろうが、おかまだろうが、シミ皺だらけの年寄りだろうが、ビン底眼鏡の禿オヤジだろうが、
情けないクズ野郎だろうが、どんなにダサくてカッコ悪くて恥ずかしい役でもやり抜いてしまう。
その覚悟と根性とプロ意識の高さは本当にスゴイ。
宝塚はお高くとまっている、タカラジェンヌはスカしてる、なんて言う輩は舞台を見てから言え!といつも思います
その辺のしょーもない芸人なんか、足元にも及ばないでしょ
昔、多分お正月に隠し芸番組をやってたころだと思います。笑いを取りにいくパロディーコーナーか何かで、
大地真央さんがリハでも本番でも、ニコリともせずにやり抜いたので驚いたと、いう話を聞いたことがあります。
今でもあると思いますが、隠し芸とか余興って、手抜きだったりして、グダグダになったりとかするじゃないですか。
すると自受けというか、やってる本人たちが真っ先に笑い出してしまうことも、あるあるだと思います。
でも宝塚でそれをやったら怒られる
樹里さん(樹里咲穂)も「(舞台上で)アドリブ言って笑わせた方じゃなくて、笑った方が怒られる」って言ってましたよね。
アドリブだって言う方も、受ける方も超真剣なのが宝塚。だからこそ私は宝塚が好きなんです。
ハイ、前置き長すぎ~
何を言いたいかというと、ちょっと毒吐きますので苦手な方はスルーでお願いします
つい最近毒吐いたばっかりですけどね
ネタバレはしてませんが、これから公演をご覧になる方も読まない事をオススメします。
フラットな気持ちで観て頂きたいので。
観劇の感想は人によって様々、好きずきなので、ってことでご了承下さい。
専科公演「パパ・アイ・ラブ・ユー」を観て来ました。
………私には合いませんでした
タカラジェンヌはヤレと言われれば、やり切ってしまうところが本当にスゴイんですが、
だからと言って、何をやらせてもOKってことではないでしょ、って思うんです
そして改めて確認したのは、私は石田っちが嫌いなんだということです
石田っちの感性と、合わないわ~
今年の雪組の1回しかない大劇場公演が、石田っちの演出かと思うと、今から萎え萎えです
うん、まぁ面白いといえば面白かったですよ。劇場中が笑いに包まれてました。
私も笑いました。ただし半分くらいは引いてましたね。まわりに合わせて笑ってるフリをしてましたけど。
正直途中で帰りたくなりました。でも最後まで観ないで文句を言いたくはないので、最後まで居ました。
生徒は一切悪くありません。
下級生に至るまで役が付いていて、台詞も見せ場もある、というところだけは良かったと思います。
みんな頑張ってたし、上手いです
理事様(轟悠)や、まりんさん(悠真倫)と同じ舞台に立てたことは、もの凄く勉強になったと思います。
が、
その笑いが、下品で汚らしい下ネタのオンパレード!
悪ふざけもあそこまで行くとゲンナリです。ワザとやらせてるよね?
まるで石田っちが、美しいタカラジェンヌに罰ゲームをさせて、楽しんでるんじゃないかと怪しむくらいです。
また理事様も真面目だから(真面目すぎて面白くないくらい)やり切っちゃうんですよねぇ
石田っちは理事様にやらせて、偉くなった気にでもなってるんでしょうか
下ネタが一切アウト、とは言いません。でも下ネタでしか笑いを取れないのなら、コメディなんかやらなきゃいいのに、と思います。
これがタカスペのパロディーコーナーとかなら、年に一度のことだし少々ハメを外しても、って思えますけど
方向性は違いますが、トンデモ勘違い女の「仮面の男」を思い出してしまいました。
共通しているのは “演出家の自己満足” でしょうか。
昨年の星組公演「ANOTHER WORLD」を、吉本みたいだと眉をひそめた方もおられたようですが、
谷やんの笑いは嫌いじゃないです。何より品があって、生徒に愛があるから。
谷やんは乙女なロマンチストなんですよねその考えはちょっと違うと思うよ、ってことがあったり、
ちょいちょいトンチキ作品を作ったり、超イケメンの男役さんに(かなとくんのことですが)
一幕まるまる、前垂れ掛けた丁稚小僧を演らせたりして、「ちょっと~」って思うこともありますが
それでも作品としてはとてもイイ作品でした。
「ANOTHER WORLD」でも少しブラックな笑いが入ってて、関東の方では引かれた方もいたみたいですけど
でも基本、人情があって、あったかい笑いだったと思います。
バウは実験と挑戦の場でもあるので、若い作家さんや若い生徒さんには、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいと思ってます。
けど、こんなことまでやらせてもOKなんだ、とは思ってほしくないです。
宝塚は何でもアリ、を基本的に支持してますが、「パパ・アイ・ラブ・ユー」のような笑いを宝塚で観たいとは思いません。
イギリスの作家さんだというので期待してたんですけどね。原作を知らないのでなんとも言えませんが
それこそ吉本か、浅草あたりで演ればいいんじゃないでしょうか。
ただ存在するというだけで美しく尊いというのは当然として。
凡人には到底出来ない、入るまでの努力、入ってからの血の滲むような努力と熱量と向上心。
どんな端役であろうと、どんなに舞台の隅、人の陰やセットの陰にいようとも手を抜かない真摯さ。
ヤレと言われれば髭モジャだろうが、おかまだろうが、シミ皺だらけの年寄りだろうが、ビン底眼鏡の禿オヤジだろうが、
情けないクズ野郎だろうが、どんなにダサくてカッコ悪くて恥ずかしい役でもやり抜いてしまう。
その覚悟と根性とプロ意識の高さは本当にスゴイ。
宝塚はお高くとまっている、タカラジェンヌはスカしてる、なんて言う輩は舞台を見てから言え!といつも思います
その辺のしょーもない芸人なんか、足元にも及ばないでしょ
昔、多分お正月に隠し芸番組をやってたころだと思います。笑いを取りにいくパロディーコーナーか何かで、
大地真央さんがリハでも本番でも、ニコリともせずにやり抜いたので驚いたと、いう話を聞いたことがあります。
今でもあると思いますが、隠し芸とか余興って、手抜きだったりして、グダグダになったりとかするじゃないですか。
すると自受けというか、やってる本人たちが真っ先に笑い出してしまうことも、あるあるだと思います。
でも宝塚でそれをやったら怒られる
樹里さん(樹里咲穂)も「(舞台上で)アドリブ言って笑わせた方じゃなくて、笑った方が怒られる」って言ってましたよね。
アドリブだって言う方も、受ける方も超真剣なのが宝塚。だからこそ私は宝塚が好きなんです。
ハイ、前置き長すぎ~
何を言いたいかというと、ちょっと毒吐きますので苦手な方はスルーでお願いします
つい最近毒吐いたばっかりですけどね
ネタバレはしてませんが、これから公演をご覧になる方も読まない事をオススメします。
フラットな気持ちで観て頂きたいので。
観劇の感想は人によって様々、好きずきなので、ってことでご了承下さい。
専科公演「パパ・アイ・ラブ・ユー」を観て来ました。
………私には合いませんでした
タカラジェンヌはヤレと言われれば、やり切ってしまうところが本当にスゴイんですが、
だからと言って、何をやらせてもOKってことではないでしょ、って思うんです
そして改めて確認したのは、私は石田っちが嫌いなんだということです
石田っちの感性と、合わないわ~
今年の雪組の1回しかない大劇場公演が、石田っちの演出かと思うと、今から萎え萎えです
うん、まぁ面白いといえば面白かったですよ。劇場中が笑いに包まれてました。
私も笑いました。ただし半分くらいは引いてましたね。まわりに合わせて笑ってるフリをしてましたけど。
正直途中で帰りたくなりました。でも最後まで観ないで文句を言いたくはないので、最後まで居ました。
生徒は一切悪くありません。
下級生に至るまで役が付いていて、台詞も見せ場もある、というところだけは良かったと思います。
みんな頑張ってたし、上手いです
理事様(轟悠)や、まりんさん(悠真倫)と同じ舞台に立てたことは、もの凄く勉強になったと思います。
が、
その笑いが、下品で汚らしい下ネタのオンパレード!
悪ふざけもあそこまで行くとゲンナリです。ワザとやらせてるよね?
まるで石田っちが、美しいタカラジェンヌに罰ゲームをさせて、楽しんでるんじゃないかと怪しむくらいです。
また理事様も真面目だから(真面目すぎて面白くないくらい)やり切っちゃうんですよねぇ
石田っちは理事様にやらせて、偉くなった気にでもなってるんでしょうか
下ネタが一切アウト、とは言いません。でも下ネタでしか笑いを取れないのなら、コメディなんかやらなきゃいいのに、と思います。
これがタカスペのパロディーコーナーとかなら、年に一度のことだし少々ハメを外しても、って思えますけど
方向性は違いますが、トンデモ勘違い女の「仮面の男」を思い出してしまいました。
共通しているのは “演出家の自己満足” でしょうか。
昨年の星組公演「ANOTHER WORLD」を、吉本みたいだと眉をひそめた方もおられたようですが、
谷やんの笑いは嫌いじゃないです。何より品があって、生徒に愛があるから。
谷やんは乙女なロマンチストなんですよねその考えはちょっと違うと思うよ、ってことがあったり、
ちょいちょいトンチキ作品を作ったり、超イケメンの男役さんに(かなとくんのことですが)
一幕まるまる、前垂れ掛けた丁稚小僧を演らせたりして、「ちょっと~」って思うこともありますが
それでも作品としてはとてもイイ作品でした。
「ANOTHER WORLD」でも少しブラックな笑いが入ってて、関東の方では引かれた方もいたみたいですけど
でも基本、人情があって、あったかい笑いだったと思います。
バウは実験と挑戦の場でもあるので、若い作家さんや若い生徒さんには、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいと思ってます。
けど、こんなことまでやらせてもOKなんだ、とは思ってほしくないです。
宝塚は何でもアリ、を基本的に支持してますが、「パパ・アイ・ラブ・ユー」のような笑いを宝塚で観たいとは思いません。
イギリスの作家さんだというので期待してたんですけどね。原作を知らないのでなんとも言えませんが
それこそ吉本か、浅草あたりで演ればいいんじゃないでしょうか。