電脳くおりあ

Anyone can say anything about anything...by Tim Berners-Lee

「つま恋」と大井川鐵道

2004-10-23 22:25:11 | 日記・エッセイ・コラム
 会社の慰安旅行でヤマハリゾート「つま恋」に行く。飯能駅6時59分の急行で池袋に行き、そのまま地下鉄に乗り東京駅へ。東京駅の駅の構内の書店で、「ファイナンシャル・ジャパン」の創刊号を買い、東京駅8時56分の「こだま」に乗る。掛川に10時44分に着く。そこからバスで「つま恋」へ。「つま恋」に着いたのは、11時頃。みんなで記念撮影をしてから、昼食。幹事さんは、事前にビールを配ったりしていたが、昼食にお酒が出なかったのにはびっくりした。まあ、食後、運動をして欲しいと言うことかもしれない。確かに、「つま恋」に着いたとき、既にできあがっていたような人はいた。

 いろいろなことができるのだが、私は同年代の同僚と原動機付きの自転車でサイクリングをした。サイクリングは、埼玉県の森林公園のサイクリングコースが好きで、子どもを連れて行き、自転車で良く回る。一周14キロ以上もあり、途中休憩したり、植物園を見学したりと遊びながら行くと、2時間近くはあっという間にたつ。そのつもりで、自転車を借りたのだが、さすがに坂道が多く、原動機付きでも少し苦しい。ただ、距離が短いので、すぐに回ることができた。いい運動にはなった。

 14時には、「つま恋」を出発して、大井川鐵道でSLに乗り、また掛川に戻ることになっており、あまり時間がなかったので、私たちは、自転車に乗って回っただけで終わってしまった。要領のいい人たちは、あらかじめ用意していたテニス用具を持ってテニスをしたり、食後すぐゴルフのショートコースに駆けつけたりして、それなりに楽しんでいた。

 「つま恋」は、土曜日だったが比較的空いていた。次の大井川鐵道は、家山駅から新金谷駅まで、SL列車に乗る。まだ、紅葉には早く、青々とした木々を見ながら、大井川に沿って列車は下った。いろいろな映画のロケーションに使われているだけあって、列車の窓からの景色は情緒がある。台風が過ぎたばかりか、川の水が白く濁っていたが、大井川の広い河床をうねる水もきらきらと輝き、気に入った。

 新金谷駅の前の「プラザ・ココ」でお土産を買い、バスに乗り掛川駅へ。16時40分の東京行きの「こだま」に乗る。何故だか、社内では酎ハイや梅酒などお酒はたっぷりあり、みんなで宴会になった。その場に居ない人のうわさ話に花を咲かせていたのを聞いていたが、きっと私の居ないときは私が酒の肴になるのだなと、感心した。それはそれなりに、話題を提供し役に立つのだ。

 東京駅に着いたのは、18時23分だったが、降りる前に新潟の地震のニュースを知る。新潟出身の人がおり、彼女の携帯に電話が入ったのが最初の情報で、その後はみんなが携帯で情報を集めていた。震度6くらいの地震が何回かあったらしいという情報はわかったが、それ以上はよくわからない。東京駅に着いて地下鉄に乗り換えていたとき、大きな地震の揺れを感じた。まだ、地震の余震が続いているらしかった。家に帰り着いたのが20時で、地震の被害の大きさに改めてびっくりした。地震のニュースを除けば、いい運動になったし、今日1日は、本のことを忘れていられて気楽だった。


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