今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

ロジャーさんの練習風景。

2012-10-19 17:52:06 | 2012上海

コートに入るとまだ第1試合のダブルスの途中でした。

 

この日はセンターコートで3試合組まれていて、

ダブルス準決勝とシングルス準決勝、時間をおいてナイトセッション20時から

ロジャーさんの準決勝。

ダブルス準決勝のもう1つの試合は、別コートでの試合となります。

これって全部センターコートでもいいと思うんだけど~。

ナイトセッション20時からっておかしいんですけどねえ。

地下鉄も止まっちゃう時間にしか終わらないの決定的。

19時からだったら2時間試合してギリで地下鉄乗れるかもしれないのに。

スケジュールの組み方がちょっと不思議です。

 

ブパティ・ボバンナ組(インド)vsフレミング・ハッチンス組の対決は

インドペアの勝ち。

インドペア強し~。

ダブルスではよく見かけた漢字がこれ。

タイブレイクって7点拾うって事かなあ。

この試合の途中で私たちは一度外に出てプラプラすることに。

もしかして誰か練習するかもしれないしね。

 

と思って歩いていると、やたらと人がいっぱいの第4コート。

それも、どう見てもあなたたちロジャーさんのファンでしょ?って

方々がたくさん。

もしかしてここで練習する?そんな雰囲気。

とりあえず空いていたところに座ろうとすると、数人に見られました。

もしかしてお友達のために取っておいたのかなと思い、旦那さんに

「ダメなんじゃない?」と聞いたら、その中の1人が

「いいよ~」

「いいよ~???」

「いいです」

思いっきり日本語

ちょっと日本語が話せたみたいで、「いいよ~」とため口で言ったことを

後悔したのか(こちらは日本語が出てきたからビックリしただけなんですが)、

ちょっと小さい声で「いいです」と丁寧な言葉に変わっておりました。

 

こんなときなのでね、日本人と分かれば敬遠されることもあるかなと

思ったのですが、テニスではそういうことはありませんでした。

というわけで、そこに座ってしばし待ちます。

ここでご飯タイム!

本日はファミマで1つ、ローソンで2つです。

ファミマは、海老というかザリガニチックなイラスト。

これもマヨネーズ味でした

そして昨日と同じように、真ん中から折れます。

ちょっとファミマさん考えものじゃない?

ローソンの海苔巻きは照り焼き味の鶏肉にまたもマヨネーズ

それとレタスが巻いてありました。

もう1つは「猪」という漢字が入っていますが、そのお肉かどうかは不明。

こちらは薄焼き卵が入った黒胡椒たっぷりのおにぎり。

これが一番おいしかったかも。

 

4番コートでしばらく待っているとさらに人が増えます。

1時間以上待ったんですよ。

こうしている間にダブルスは終わり、シングルスのジョコビッチvsベルディヒも

始まっちゃった気配。

私はロジャーさん待ちだからいいけど、旦那さんはジョコも見たいだろうから

戻ってもらおうと思ったんだけど、旦那さん「これも上海」と待つことに決めたそう。

 

待っている間、この4番コートには誰もスタッフがいなくて、

出入りが自由にできる状態。

こんなことする人多数現る。

 

しばらくすると、夜にダブルス準決勝があるマリン・チリッチとメロが練習を始めました。

チリッチは前日ロジャーさんに負けた選手です。

 

チリッチの練習が終わると、彼らはボールを置いていったようなのです。

私たちはベンチ裏にいたけど、ボールがあるかどうかまでは知りませんでした。

気が付いたら1人の男の子が反対側の席の人たちから歓声を受けコートに乱入。

そして、そのボールを持って客席に投げ始めたのです。

 

・・・・・・・。

言葉がないです。

これって許されるんだ?

常識ってお国によって違うから仕方がないところもありますが、

これってOKなんだね、この国。

自席に行ったら席に座られているのも当たり前のこの国。

そしてなかなかどいてくれないのも当たり前。

どいたらまた自席には行かず別の空いている席に座るのが当たり前。

座席のことはまだしも、ボール持っていくって・・・そして歓声、拍手を受けるって・・・。

 

カルチャーショックってやつです。

 

しばし呆然していると、なんだか動きがあります。

お隣の第3コートに人が向かっているのです。

どうやら第3コートに変更のようで、私たちもダッシュ

ところが、第3コートに行ったらちょっと雰囲気が違います。

やっぱり第4コートみたい。

元の席に戻ったけど、どっちなんだろう?と思いながら第3コートを見ていると、

友達に向かって手招きをしている男の子発見。

やっぱり第3コートのようなので、またダッシュ

ダッシュしている真横を警備に囲まれたアンディーが第3コートに向かって

歩いていました

 

第3コートはしっかりしたコート。

ロジャーさんの練習はこちらに変更になっちゃったんですな。

 

 

日本では全く取り上げられませんでしたが実は開催前に

ロジャーさんを脅迫というか暗殺というか、そういう内容の嫌がらせメッセージが

届いていたのです

 

とんでもない話で、いたずらにしても程があります

フェデラー本人も動揺したとのこと。

警備がしっかり付くのも当たり前です。

そして練習コートが変更になったのもこれが影響したのかなと思います。

第4コートはあまりに近すぎて怖いです。

 

ロジャーさんは軽く練習したのですが、ヒッティングパートナーが酷すぎます

とにかく横にデカイ。2人いましたが、2人共横にデカすぎ。

動けるのか心配になっちゃいましたよ。

そして、ヘタすぎです。

ロジャーさん、練習ですから本気で打ってませんけど拾えませんか?

スマッシュの練習したいんですけど、高く打てませんか?

ただ体を動かしただけって感じがしないでもない。

いいのかな?こんな感じで?

ちょっと不安です。

 

練習後、さすがにマレーとの準決勝を控えていますからサインはしません。

しないとにらんでいたので、すぐにコートの外にでて、ロジャーさんの歩くところ

(警備がいるからすぐわかる)をキープ。

何もするつもりはありません。

ただ「ロジャー」と言いたいだけ

見るだけで満足なんです。写真?カメラは旦那さんが持っていたし、

もうカメラじゃなくてこの目に焼き付ければそれでOK。

 

もうお腹いっぱいでセンターコートに向かいます。

センターコートではあっという間にジョコビッチが試合を終わらせようとしていました。

ナイトセッションまで時間がありすぎるからもつれてもいいのに。

 

お約束のサインは、

「中国」をハートで囲んでいました。

ちなみに前日は、ジョコビッチの漢字に使われている「徳」と言う字を必死に

書いておりました。

 

まだ18時。

と言うことは第3コートでダブルスがあります。

センターコートにいる必要はないので、第3コートに移動です。

チリッチ・メロ組vsパエス・ステパネク組

 

私たちが入ったあと、続々とセンターコートから移動してくる観客。

テニスでは、コートチェンジの時に移動することになっています。

サービスポジションに選手が入ったらもう動いちゃダメです。

ところが全くこれを無視しちゃうんですね、こちらのお国は。

きちんと警備が止めているところもあれば、いれちゃうところもあり。

主審が「もう座ってね、お願いだから静かにね~」みたいに言っても

聞く耳持たず。

結局選手も呆れちゃって、こんな感じ。

とにかく酷すぎでしたこの試合の観客。

私たちのすぐ横で立ったおっさんがいて、邪魔でしょうがなかったけど、

何か言ってもめるのも嫌だしガマンしていたら、後ろの席の女性が、

自身が持っていたラケットでおっさんの頭を叩きました

 

おっさん「なんだ~?」(多分だけど。ちょっと怒り気味)

女性「邪魔なのよ、見えないじゃないの!(かなりお怒り)」

旦那さん「座ってくれ(もちろん英語、伝わらないと思うが)」

女性のおかげで見えるようになりました。

 

だけど、やっぱり無法地帯。

自由に動きまくる観客に、それを抑えられない警備に、

VIP客を入れるために一般客を追い出そうとする主催者側に、

今からサーブだって時に平気で電話がなる主催者。

この2組は最悪のコンディションで試合をしておりました。

 

試合の内容はパエス・ステパネク組が圧倒。

パエスはダブルスの世界ランキング1位にも立ったことがある選手。

ステパネクは最高ランク8位、ダブルス13位。

上手な選手だと思ってはいたけど、ダブルスになったらそれをもっと

感じることができるプレー続出。

さらに上なのがパエスだけど。

パエスのボールコントロールや狙うコースがスゴイ

もうちょっと見ていたいと思うプレーがたくさんあって、圧倒的な強さで勝利。

この試合、やっぱりセンターコートでさせてあげたかったな~。

 

ナイトセッションまであと30分です。



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