昨日の朝、子猫の里親さんと話しました。
話した、というか文字でやり取りしましたと言った方が正しいですね。
猫友さんによい翻訳ソフトを教えてもらい、「一度譲渡したからにはリスペクトとありがとうの
気持ちをこめてお話しできるといいのですが・・・」とアドバイスいただき、しっかり話すことが
できました。
・本当なら譲渡前に話すことである
・翻訳ソフトを使うので気分を悪くするような文章になるかもしれない
という前置きをして
①現在フードなどを買いに行ける環境なのか?そもそも4匹も育てられるのか?
②子猫4匹、避妊去勢をしないと次々と子猫が生まれてしまう
③大人になっても室内飼いができるのか
④飼えなくなり、路上に放置したりしないか
①フィリピンは今もGCQのエリアが多く、バランガイごとにルールが違ったりします。
子猫を届けに行った時に、里親さんが住むバランガイは厳しい状況なんだということがわかりました。
病院へは制限があり今は連れて行けないという事をいっていたので、
フードが買えるのか心配でした。
こちらに関しては「買いに行ける」とのこと。
デリバリーが普通のフィリピンなのでいざとなったらデリバリーすることもできるのだと思います。
実際に
「首輪とおもちゃを注文した」と言っていたので。
そして、彼女の家族構成がここでわかったのですが、お母さんと兄妹がいるそうで、
みんなでお世話をするから4匹育てられると。
大人ばかりの家だとわかり安心しました。
②もちろん、避妊去勢をするつもりだ。
③④彼らを大人になっても室内で飼うし、路上に置き去りになんてしない。
との回答でした。
やり取りの中で「あなたが大事に子猫を育ててきたのはよくわかるから、私も同じようにする」
「あなたが子猫たちにとってベストな環境を求めるのは理解する。それに応えられるようにするので
安心してほしい」と言われました。
これからも子猫の様子を報告するといってくれて(Facebookにアップしたり画像を送ってきたり)
何かあればすぐに相談するとも言ってくれたのでトライアルはまだ日曜日までありますが、私の中では
だいぶモヤモヤが消えつつあるので、彼女にお願いしても良いかなと思っています。
どんなに良い人に託したとしても、数年後本当にその通りなのかはわかりません。
特にここはフィリピン。フィリピン人に託すのですから。
フィリピンなりの精一杯の可愛がり方をしてもらう、それもありなんだと思うようになりました。
彼女は猫が好きなとてもやさしい方で、ご家族もそうなんだとわかりました。
彼女を見つけてくれた台湾人の友人にやり取りを見せると、
「うわ~長い」と。
でも、譲渡するならこういう事を確認するのは必要ではないかと思うのですが、
そこは日本人と外国人では考え方が違うようです。
そんな日本人との第2言語を使ったやりとりに誠実に答えてくれた方です。
きっと子猫たちを幸せにしてくれる、大事にしてくれると信じようと思います。
そして、私たちに懐いていたこのサビ猫。
子猫たちのおばあちゃんです。推定2,3歳ですが。
ご縁があり、おうちが決まりました。
昨日、PPBCCで虫下し、狂犬病、ノミダニ駆除をしてもらい、午後に引き渡しました。
人懐っこくて、やきもち焼きなサビ。
誰かに自分だけかわいがってもらえる環境の方が、良いと思っていました。
そこにかわいがってくれるという方が現れて。
この方に出会うまでおふたりの日本人の力をお借りしました。
1人は大事なお友達、もう1人はお友達が紹介してくださったマニラで仕事をしているMさん。
ご自宅で猫を飼っている猫が大好きな方。
とても人脈の広い方で、この方のおかげでサビのおうちが決まりました。
そしてこの猫も。
この子は、子猫たちの母猫で、サビの娘。
推定年齢1歳未満。
昨日、里親さんと対面し来週お渡しすることになりました。
この子は、3週間の入院から戻ってきたときに室内飼いにした方がよかったのですが、
うちでは飼えず、この子も何とかしたかったのです。
Mさんは里親探しをするにあたり、アドバイスをくださったり契約書も用意してくださいました。
「ちゃんと飼っているか私が定期的に確認します」と言ってくださいました。
ありがたいお話です。
サビ、娘、息子たち、みんな幸せになってほしいです。
きっと幸せになる、そう願っています。