旦那さんは私たちの出国に備えて8月23日に一時帰国しました。
最後の買い物をしたり、携帯の解約に行ったり、出国までバタバタしていました。
荷物をパッキングしていると、
なんだろね、なな。
旦那さんが帰ってきたときは特に反応はなく・・・でもやっぱりパパだとわかるわけで、
近くに寄ったりしていました。
だけど、この荷物のことはどう思っているのか・・・。
出国までの数日、ななのおしっことうんちは一定の時間に出ていました。
朝に1回。
このペースならトイレの心配はいらないので安心していたのですが、
出国前日、おしっこを夜にしたのです!なんでなんでー?
うんちは朝だったからいいけど、おしっこは・・・。
まあ、家を出てから恐らく1滴も飲まないだろうと思うので大丈夫でしょう。
あとは、ななの目。悪くないけど良くもないのです。フライトの間はカラーはしたくないので、
預けるまでつけていました。
なので出発までの間、押入れの狭いところには入れないのでOK。あとは、タンスに上がらないように
踏み台の1つであった空気清浄機をどかして。
ななはタンスに上がりたかったので怪訝そうな顔をしていました。
カラーを付けていると捕まえやすく、出発の際、すぐに抱っこできました。
いつものキャリーとは違う、キャリーに入れられてしまいました。
「何するのよ~」とでも言いたいのですね、鳴き声でわかります。
まあ、このキャリーは駐在話が出たときにすぐ買って、うちの中に置いていたので、
全然抵抗はないみたいです。馴れてくれてくれてよかったです。
13時過ぎ、母に見送られ、車で(レンタカー借りました)出発です。
母よ、3か月弱、お世話になりましたm(__)m
車内でのななはやっぱり鳴きっぱなし。
こんなに鳴いたらのどが渇いちゃうじゃない。
差してる水は飲むわけがないんですよ。
練習したけど、ダメだったし・・・というか、このシステム、猫ちゃんの舌の強さじゃ無理だよ~
と思います。
でも、飛行機にお皿は置けないので、一応セット。
途中で飲ませようとしたけど、飲まなかったので指につけて数滴飲ませました。
気休めだけどね。
車を返して空港へ。
空港に着いて動物検疫所を探します。
場所は添付してもらったので、行ってみると入り口にはガードマンが。
猫を連れているので見てすぐわかったのでしょうね。
エレベーターで6階へと。
そのあと地図を渡されました。
何だかくねくねしていて、貰わないとわからないかも。
6階へ着くとくねくね進んで到着
画像はここまで。
というか、撮影していいのかわからなかったので、差し障りない程度にしました。
検疫所とはかなりの回数をやり取りしていて、全ての書類をFAXしていたので問題ありませんでした。
全ての書類とは・・・
・輸出検査申請書(ネットでやりましたが、何度も訂正しています)
・狂犬病2回分の証明書
・狂犬病の抗体検査結果
・獣医師の健康診断書
・駆虫薬(外部・内部 ブロードライン・ドロンタール)接種証明書(動物病院の診断書でOK)
・マイクロチップ証明書
・フィリピンからの入国許可書(パーミット)
検疫官がななの体を触ったりしましたが、あっという間に終了。
ななのキャリーにこちらが貼られました。
検疫済ってことです。
剥がしたらダメなものなので、しっかり貼られていました。
この後、帰国後の注意事項を伝えられて検疫終了。
この後はJALのカウンターへ。
と、ここで問題発生。
健康診断書、日本語のみしか持っていなかったのです。
英文、必要なのはわかっていました。
動物病院で英文の健康診断書を相談したときに、あまりいい顔しなかった先生。
そりゃあそうだよね。
なので、検疫所に電話して聞いたんです。
「現地で英文の健康診断書が必要なのですが・・・」
「こちらで作れますよ」
「でも獣医師の名前とかどうするんですか?」
「こちらの獣医師が書きます」
おー!英文出してもらえるんだ~。
とここでホッとしてしまい、その後の検疫所とのやり取りに一切このことを
書くことはありませんでした。
ええ、すっかり忘れていたんです。
で、当日ですよ、JALのスタッフさんが「英文はないですか?」と。
あ、忘れてた!
というわけで検疫所に連絡してもらいました。が、
簡単に言うと、
「検疫所ではそれはやっていない」
どうやら「輸出検査証明書」の事を言っていたようです、検疫所としては。
さて困った。
そこでJALさん、マニラに問合せ。
とは言ってもすんなり電話が繋がらないよう。
あちこち電話していて、スタッフさんも1人ではなく最大で4人動いていました。
かなりベテランのスタッフさんまで出てきてくれて、もう一度検疫に確認。
こちらがやり取りした内容を伝えますが答えは同じ。
すると「少しお時間を頂きますが、この内容を私が英文にしますので」と。
ハンコとかそういうのはもうどうでもよくて、とりあえず英文を持っていけば何とかなるって
事かな?
そうこうしているうちに、現地と連絡が付きまして、
「日本語の健康診断書をメールで添付してくれれば、後はこっちで何とかする」と。
私、旦那さん、その場にいたスタッフさんたち「え、そんなんでいいの?」
そんな顔していました。
とは言え、それでいいならもうJAL様にお任せしますm(__)m
というわけで、出国準備を進めます。
キャリーにつけた水は本来ダメだそうです。
中に取り付けできる物のみ可能。そんなのあるのー?と思いましたよ。
外すのは構わないのだけど、この場では外せません。
「どこか外す場所ないですか?ここで開けると逃げるかもしれない」
でも適当な場所がないのです。
そこに救世主!荷物を運んだりする男性スタッフさんが「テープで押さえたら大丈夫だよ、水がないとかわいそうだよ」と。
その一言でななの水は確保されました。
そして、ななは・・・。
このネット、二重にするのです。
「何するんだよー」とでも言っているのでしょう。
鳴きまくるなな。
ごめんね、なな。
この後、「猫1匹」という声が聞こえました。
今日のフライト、聞いたところ動物はななだけ。
ちょっと寂しいね。
カウンターで過ごした時間は1時間。
英文の健康診断書がないことが原因です。
思ったことは、「電話じゃダメだ」ということ。
ちゃんと文章にしないといけないなと。行き違いがあったとしてもわからないですもの。
解釈の違いってどうしてもあります。大事なことは文字に表して聞かないといけないなと
思いました。
そしてJALの皆さんの対応には頭が下がりました。
いろいろ対応している間、「お待たせして申し訳ございません」と何度も言われたけど、
いやいや、こっちが悪いのだからJALさんが謝ることではないのです。
対応しながらも、ななに声をかけてくれたり。
成田の地上スタッフさんは素晴らしい方ばかりでした。
ありがとうございましたm(__)m
チェックイン後、ななの飛行機代金を別のカウンターで支払います。
なな、成田→マニラ、片道¥25,000也。
私、6月に往復したときの片道って19,000円だったんだよね~。
旦那さんの一時帰国も片道16,000だったんだよねー。
うん、「おねこさま」だ。
そのおねこさまは、カートに乗せられ連れていかれました。
ドナドナみたいだなあ・・・。
いやいや、なな数時間後には会えるから、頑張れ!
お願いだから飛行機、揺れませんように・・・。