奈良散策 第770弾
4月1日に田原本町にある唐古・鍵遺跡に行きました。この間、車で横を通ったときに、桜があるのが見えたので、桜の様子を見に行きました。私は運転していたので、あまりよくは見えなくて、復元された楼閣の横にちょっと生えているだけかなと思っていました。だから、きっと空いているだろうと思って。でも、道の駅 「レスティ唐古・鍵」に車を止めようとして、びっくり。車が満杯状態です。係員の方の誘導で辛うじて止めることができました。

唐古・鍵遺跡史跡公園の入り口です。ここは紀元前2世紀の弥生時代の遺跡が発見されたところとして有名なところです。


入り口に「遺構展示情報館」があるのですが、その入り口に置いてあったものです。キャラクターが「楼閣くん」なのですね。


弥生式集落は何重もの環濠に囲まれていました。その環濠跡です。

桜が並んでいるところが唐古池です。その端に復元された楼閣が見えます。

これが唐古池です。この池は300年前に造られたため池ですが、昭和11~12年に国道24号線を造るので、この池底の土が使われるようになり、発掘が行われました。水の中に保存されていたので、木製品などがほぼ完全な形で発掘されました。池の周辺はこの写真のように桜並木になっています。

池に落ちた桜の花びらをオオバンが食べていました。

これが復元された楼閣です。奇妙な形をしていますが、土器に描かれた絵をもとに復元されたものです。

この渦状のものは何なのでしょうね。鳥もいます。

桜と一緒に撮ってみました。

もう一度、池の写真です。

池に浮いた花弁の中に今度はコガモがいました。

池の周囲を回ってみることにしました。花と楼閣を一緒に撮ってみました。


ここの桜はとにかく見事です。奈良にしては人も多かったのですが、のんびりと桜見物をすることができました。

池にはハシビロガモもいました。

ため池から離れて、桜並木を撮ってみました。

菜の花越しに山を撮ってみました。弥生時代の人も同じ景色を見ていたのでしょうね。


ため池に戻り、また桜並木を歩きました。



カメラを持っている人が何人かおられたので、何を撮っているのか聞いてみました。ニュウナイスズメだそうです。私も撮ってみました。


レンゲも綺麗ですね。


これはヤドリギです。



帰りに「遺構展示情報館」に入ってみました。大型建物の遺構がそのまま残されていました。この後、道の駅でちょっと買って、ついでに鏡作坐天照御魂神社にも寄ってみました。これは次回に回します。
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