奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

大神神社に行く

2021-12-22 21:03:30 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第316弾


12月15日。この日は朝からいい天気だったので、どこかに行こうかと言うと、大神神社(おおみわじんじゃ)という答え。パワーをもらってくるからとのこと。ということで、大神神社に行くことになりました。大和郡山からは国道24号線で南下し、途中から奈良県道14号線、152号線と走って40分ほどで着きました(追記2021/12/24:本文と写真の順序などを少し訂正しました)。



大神神社はこの日で3回目になるのですが、過去2回のことはもうすっかり忘れていました。大神神社へ向かう道に入るとこんな大きな大鳥居が建っていました。説明によると、高さ32.2m、重さ185tで、マグニチュード10の地震にも耐えるとのこと。昭和61年5月竣工だそうです。この大きな鳥居の近くに駐車場があったので止めたのですが、ここは第1駐車場で、もっと奥に第6駐車場までありました。ここから、大神神社まで歩いていくことになりました。途中、参道を広げる工事をしていました。



そして、大神神社の二の鳥居に着きました(一の鳥居は大鳥居の近くにあったようですが、今回は行きそびれてしまいました)。こんな大門松が飾られていました(大神神社のHPによると、奈良県花き植木農業協同組合から12月14日に奉納されたようです)。





二の鳥居には三輪明神と書かれています(大神神社のHPでも「三輪明神 大神神社」となっていました)。大神神社は大物主神を祀っている神社で、927年に書かれた「延喜式神名帳」にも載っている官幣大社です。「延喜式神名帳」には、大神大物主神社という名前で名神大社格の神社になっていました。名神とは、神々の中で特に古来より霊験が著しいとされる神様だそうです。





参道を歩いていくとやがて拝殿に着きます。その入り口にこんなしめ縄がありました(大神神社のHPによると、大注連縄といって岸和田市照友会から奉納され、12月12日に飾り付けられたようです)。





拝殿前には常に人がいるので、ちょっと上を向けて撮りました。来年は寅年なのでこんな大絵馬が飾られていました(大神神社のHPによると、画家の柴田 貴子氏の奉納によるもので、12月13日に飾られたようです)。着々とお正月の準備が進んでいるようです。



お百度参り用にこんな計数器もありました。



拝殿から降りて、ちょっと歩くと祈祷殿に着きました。



その横に「くすり道」というのがあり、道の両側に薬草が植えられていました。



さらに歩いていくと、池に着きました。





カワセミが対岸に止まりました。持ってきたコンデジで撮ってみたのですが、遠かったのでこんな写真がやっとでした。



ここから狭井神社(さいじんじゃ)になります。ここは病気平癒の神として知られているので行ってみました。大神神社の摂社で三輪の神様の荒魂(あらみたま)を祀ってあるそうです。荒魂というのは神の二つの霊能をもつ御霊(和魂、荒魂)の荒々しい側面だそうです。「延喜式神名帳」にも狭井坐大神荒魂神社として載っていました。



途中に市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)がありました。Wikipediaによると、市杵島姫は日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱。水の神だそうです。



これは狭井神社の拝殿です。



ここに三輪山への登り口があります。





ここで手続きをして、襷(たすき)を借りて登ることになるようです。ちょっと登りたいなと思ったのですが、今回は見合わせました。



拝殿の裏には御神水を飲むところがありました。一杯飲んでみました。冷たくておいしい水でした。





帰りに「そうめん処 森正」でにゅう麺をいただきました。お出汁がおいしかったです。箸置きが変わっていたので尋ねてみると、金魚葉椿だそうです。



駐車場から見た三輪山です。立派な山ですね。今度は上まで登ってみようと思いました。


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