奈良散策 第607弾
10月16日の午前中に家の近くで虫探しをしました。
その前に10月12日にマンションの廊下にいた蛾です。これはハスモンヨトウ。
こちらは10月16日にマンションの廊下にいたワラジムシです。
これはツマグロキンバエ。
これはハキリバチの仲間ですね。たぶん、Megachile属のヤスマツハキリバチあたりかな。
これはゴモクムシの仲間。
これはホオズキカメムシ。
それから、シラホシコゲチャハエトリ。
そして、マルカメムシ。
これはセスジヒメナガカメムシ。
これがちょっと問題のカメムシです。「日本カメムシ図鑑第3巻」を見ると、アカアシホソナガカメムシ Paromius gracilisとよく似ています。ただ、このカメムシ、本州の分布が南西部の太平洋及び瀬戸内海沿岸部となっています。よく似た種にクロアシホソナガカメムシ P. jejunusがいて、こちらは本州に分布しています。前者と後者は腿節と前胸背後葉の色が違うくらいで、同種の可能性もあるとのことです。おそらく、腿節が黒いのでクロアシという名前がついているのだと思いますが、この写真の個体はあまり黒くないので、ひょっとしたら
ガガンボがいたので、各部の写真を撮ったのですが、どうしようもないですね。
キタキチョウが近くで吸蜜していたので、ついでに撮りました。
これはシラホシトリバ。
このヒメシャクは模様が分からないので、ギブアップです。
最後はマルカメムシでした。
雑談)今年は10月2日にノビタキが、19日にアリスイがやってきて、21日にジョウビタキがやってきました。アリスイはよく分かりませんが、ノビタキは昨年10月8日、ジョウビタキは昨年10月28日が初見だったので、今年は共に1週間ほど早かったです。