奈良散策 第406弾
3月28日は近くの用水路脇に虫探しに行き、ついでに佐保川土手に桜見物に行きました。

最初に見つけたのはクロバネキノコバエの仲間です。

この辺はギシギシが生えていて、それにいっぱいコガタルリハムシが付きます。これはたぶん、その幼虫。

そして、たぶん、その卵。

成虫もいました。


このコカゲロウは昨年、サホコカゲロウ♂としたのですが、どうでしょう。

このゾウムシもよく分かりません。昨年はタデノクチブトサルゾウムシ?としていました。

そして、このユスリカはフタスジツヤユスリカ♂だろうと思います。


溝にハエがいっぱいいたので、撮りました。

翅脈ではCuA+CuP脈が翅縁には達していず、A1脈が直線的なので、たぶん、イエバエ科かなと思っています。


これはニセカラクサケマン。

用水路から離れて、佐保川土手に向かいました。この立派な建物は蟹川水門です。





蟹川水門の先には保健センター前公園というのがあって、そこにはサクラが見事に咲いていました。


土手に上がるとムスカリがいっぱい。


これはナヨクサフジ。もう少し経つと、佐保川土手はナヨクサフジの花でいっぱいになります。


これは放置された畑に生えていたコケで、検索の結果、ヒョウタンゴケではないかと思っています。にょきにょき伸びているのは蒴で、この中に胞子が入っています。


もう一つのこのコケがいまいちはっきりしません。検索結果はツリガネゴケ属のコツリガネゴケになったので、それではないかと思っています。