奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

雨上がりの朝の散歩

2021-05-14 20:52:09 | 奈良散策
奈良散策 第81弾


5月6日の朝の散歩のときの写真です。5日は一日中雨が降っていたのですが、この日の朝はようやく止みました。それで、ちょっと散歩です。鳥たちも雨が上がって嬉しいのか、あちこちで鳥の声が聴こえました。いつもと同じような写真ばかりですが、一応、出しておきます。









以前、「ホオアカの畑」と称していた草原でセッカが飛び回っていました。セッカはヨシ原にばかりいるとばかり思っていたのですが、普通の草原でも飛び回っていました。ピッーピッーピッーと鳴きながら舞い上がり、ジャッジャッジャッと鳴きながらぐるぐる回り降り、そのうち、急降下します。その急降下した先を探すと白い胸が目立つので、すぐに見つかります。やはり草原は草丈が低いので楽です。











そして、ヨシ原に着くとうるさいぐらいにあちこちでオオヨシキリが鳴いています。だいたいはヨシ原の中で鳴いているので、どこにいるか分からないのですが、そのうち、ヨシの先端や近くの木に止まります。その時がシャッターチャンスです。毎日、見ているので、だいぶ慣れてきました。





これも木に止まっているところ。



これはキショウブ



雨上がりでクモの巣に水がいっぱいついていました。



そして、これはコバンソウ





また、スイバを撮ってしまいました。最初はぐにゃぐにゃしたスイバ。







そして、これはまっすぐなスイバです。スイバの葉の基部は矢形になって、茎を抱いています。







こちらはギシギシ。ギシギシの葉の基部は茎を抱いていません。葉の基部が次第に細くなっているので、たぶん、ナガバギシギシだと思います。



これは茎を折ってみました。中が空洞なので、ハルジオンみたいです。



これはウサギアオイ



その葉にマイマイガの幼虫がいました。



タデの仲間です。花穂が白いので、オオイヌタデの小さいものかもしれません。



最後はヤマトシジミ

雑談1)トンボが少ない少ないと書いたのですが、今日の午後の散歩のときに2種が新たに見つかりました。コフキトンボとアオモンイトトンボです。コフキトンボは大阪北部では1か所を除いて見たことがなかったのですが、こちらでは別々の養魚池でそれぞれ1匹見ました。意外に普通にいるようです。

雑談2)今日の午後はいつも鳥を撮りにいくヨシ原周辺で植物の写真を撮りに行きました。接写用の一眼レフと、ひょっとして鳥がいたらと思ってNIKON P950も持っていったので、双眼鏡と合わせて、かなり重い荷物になりました。植物はいつもはCanon SX70 HSで撮っているのですが、やはり接写で花を撮るとなると、一つ一つの植物を丁寧に撮るのでいろいろなことが分かります。今朝は佐保川土手を秋篠川の分岐点まで歩いたので往復6kmほど。午後からはヨシ原周辺を3-4km歩いたので、合計10kmほど歩いたことになります。家族からは歩きすぎだと言われました。お陰で、膝の裏側が痛くなり、今は湿布を貼っています。結局、今日だけで300枚ほど写真を撮りました。