碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのごひゃくさんじゅうはち

2017-10-08 21:47:24 | 日々
今日は夏が戻ったような日差し。夜になっても、秋の肌寒さは戻らず。

ワークショップの日。ミルクディッパーの公演があったので、二か月ぶりくらいのワークショップだ。
全員参加を前提に、四人芝居の台本を書きあげていたのだが、前日になって一人が風邪で欠席の連絡を入れてきたため、急遽三人芝居の台本を書く。と、もう一人が腰痛を訴えてきたので、今日の朝になって、二人芝居の台本も仕上げておく。どれもこれも、二ページか三ページの小品ではあるが、転ばぬ先の杖という諺もあるし、準備しておいて損はないと思ったのだ。
果たして、もう一人も欠席となったため、朝に書いた台本に、結果として取り組むことになった。
ワークショップの時間は五時間。ウォームアップとして、ミルクディッパーでやっている発声・活舌・リトミックを足したものを三十分くらいかけてやり、それから台本を読む。
読み合わせ後、疑問点を洗い出し、少しディスカッション。それから黙読をして、また読んでみる。だいぶイメージが出来てきたようだったので、三十分の時間を二人には与えて、セリフを入れてもらう。ワークショップ用の、たった二ページの台本ではあるが、すべてのセリフを入れるとなると、三十分とは瞬きほどの時間でしかない。無理な時間設定だったか、と少し後悔する。
が、さすがの集中力というべきか、セリフを合わせてみると、ほとんどのセリフがちゃんと入っていた。意識さえ高い位置に置いていれば、やってやれないことはないという好例か。その後、本を離してやり、小返しを何度かやって、本番に臨む。二度通して、スマホで撮影し、演技後に観てみる。
まだまだ全体的に勉強不足、想像力不足、経験不足ではあったが、負荷をかけて、そこを乗り越える経験は、後々に必ず生きてくる。そういう意味で、有意義なワークショップだった。心地よい疲労感とともに、眠りにつけそうだ。ではまた明日。
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