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真説!日本のエスタブリッシュメントと新興宗教の鬩ぎ合い

2011-07-22 10:12:42 | 宗教観
 日本のエスタブリッシュメントは誰か?宇野正美氏によると秦氏としています。まあ、失われた10支族の生き残り部族とも云われている秦氏と、ユダヤ・聖書研究を標榜する宇野氏にとって都合の良い論拠とはなるんですが。・・・貴方は信じますか?意外と知られていないことですが、貴族とかの子孫が地方に土着すると延々と権力を保持することがあります。私の母方は菅公の末裔なんですが、その総本家のO家は地元で云う年貢で生計を立てています。所謂、自分たちは労働はせず、土地を貸したりしてその利権で暮らしているわけです。勿論、私や近い親類は従属を余儀なくされている庶民層ですけどね(笑)。5年前、総本家の土塀を横に車で走っていると、従姉妹が言うんですよ、「同じO家でも年貢で喰えていいね」ってね。

 明治維新後、立身出世は一般庶民の憧れでした。その為にはまず勉強。勉強が出来れば、良い所に就職して、綺麗な奥さんを貰えて、豊かな生活を営むことが出来る。実際その通りなんですけど、それに加えて日本には必要不可欠な慣習がありました。それは家柄です。最近こそタブー視されていますが、一昔前はホントに煩かった。旧家にとって、婚姻の必要条項は血筋だったんです。学歴?いいえ、それは二の次、三の次でした。「今頃、家柄なんて関係ないよ」なんていう人、貴方は日本の構造が全然分かっていませんよ。実は大有りなんです。

 私たちが初詣とか七五三でお馴染の神社、そこで働いている神官は世襲制です。1000年以上の相続の歴史を持つ氏族を母体として各家が世襲しているんです。その母体となる氏族は秦氏です。平安遷都後、歴史上から名前が消えた感がありますが、きちんと続いてるんですね。秦氏と何らかの姻戚関係にある社家は、約9割がそうだといいます。秦氏は賀茂氏ら古代豪族を初めとして、天皇家、藤原家ら多数の有力者と姻戚関係を築きました。滅んだのではなく、浸透したんですね。直系の子孫らは神社の神官として君臨していたんですね。有名な伏見のお稲荷さん、ここの神官は代々秦氏の末裔が取りしきっています。

 そういう意味で宇野氏が掲げている、秦氏日本エスタブリッシュメント説は大当たりです。何せ、行事・祭祀が仕事で庶民階級が主とする労役から解放されているんですから。日本はこの支配階層をずっと守ってきたんですね。科挙という制度があります。日本は中国の律令制度を採り入れましたが、科挙だけは採用しませんでした。何故なら、既に血縁で結ばれている権力者階級にとって無用の長物だったからです。戦後、世情も不安となり新興宗教が色々と出現してきました。その中で日本のエスタブリッシュメントが非常に危険視したのが創価学会だったんです。学会も今はトーンダウンして、昔のような激しい折伏はしませんが、兎に角当時の寺社は戦々恐々としていた。

 創価学会がトータルで考え、功罪半ばするとしても、あの阪神淡路大震災時の救援活動といい、評価されるべき活動は非常に多い。しかし、池田氏が日本から勲章を貰うことはないし、表彰されることもない。何故だと思います?日本の支配者層に噛みついたからですよ。日本の寺社は今もって特権階級のお城なんです。庶民は寺社に年貢を納める農奴なんです。「下郎の分際で、生意気な!」、これが日本にいるエスタブリッシュメントの偽らざる心情なんですね。日本の寺社は天皇家を中心とするピラミッド構成ですんで、寺社を否定するのは国体(日本国のアイデンティテイー)を否定する異分子と定義づけられているんですね。

 昔、ある有名大学で奉職希望の博士課程の学生が、創価学会に入会していたため希望が通らなかった人がいました。報道では学会の攻撃ばかり取沙汰されますが、彼らもまた旧勢力の被害者だったんですね。それで、日本におけるエスタブリッシュメントの現状勢力はどうなっているか?なんですが、戦前と同様に旧勢力が守勢に転じているように思います。戦前は軍部が旧勢力から敵視されていました。今は新興の知識層、宗教活動家・団体が旧勢力から危険視され続けています。再度、創価学会の話題に移って恐縮ですが、彼らの勢力はここ30年余りで格段に進歩しました。政界、財界、法曹界、芸能、マスコミ等、あらゆるところに学会員は浸透しており、各分野で影響力を発揮しております。

 内部の構造自体、非常な秘密主義で末端の信者さんには把握出来ません。云われているのは、在日の幹部が大半を占めているということです。この宗教は地区でも盛んに広がり、獲得した信者数も多いんです。云いたいのは、旧勢力が卑しんできた在日・出身者が各自学問で身を立て、社会的にも影響力を持ち始めた。それだけに止まらず、革命的な宗教理論を掲げて敵対し旧勢力を脅かし続けていると云うことです。中国にしてもアメリカ(フリーメーソン)にしてもこの宗教に寛容なのは、自己啓発が顕著、ワンワールド(ユダヤが目指しているのによく似ている)の友好関係も然ることながら、一番の目標は日本のエスタブリッシュメントの解体工作員としての役割に着目しているんです。

 特に創価学会は内部が軍隊のように整然と組織されており、人材も豊富であるためフリーメーソンや中国がこの団体に期待するところは大きいんですね。2ちゃんねるとかで見かける創価学会への誹謗中傷、あるいは旧勢力への攻撃記事、実は旧勢力と新興勢力の鬩ぎ合いなんですね。(特に宗教関係においては)ただ近年変化を迎えたのは、力を持ち始めた新興勢力にフリーメーソンが歩み寄って来ていることです。公明党が絡んでいる法案等、メーソンにとって有利な条件であるかどうか、知恵ある人は考えて見て下さいね。
コメント (9)
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