今日の19時頃のこと。
小学6年生の子がお迎え待ちでウロウロしていましたので、
「そこの本読んだらどう?」
と提案してみましたら、
「歴史の本はだいたい全部読んだからもういい」
とのお返事。
でも、書棚には算数の本や理科の本、クイズの本など色々と取り揃えています。
そちらの本は?と聞いてみると、
「歴史とかは興味があるから読むけど・・・」
とのお答え。
うーん、もったいない。
興味のあることをとことん突き詰めるのは非常に良いことではありますが、
他のあれこれにも興味を持って試してみるのも大事なことの一つです。
思いもよらなかったことに興味が湧くかもしれませんし、
思わぬところで使える知識に出会えるかもしれません。
なんにでも興味を持って触れてみようという姿勢は人の器を大きくしてくれると思うのです。
とはいえ、興味を持てと言って興味を持ってくれるかというとそういうわけでもなく。
学校の先生や保護者やきょうだい、もちろん、塾の先生も含め、
周りの人間がいかに語り、いかに環境を作ってあげるかが鍵でしょう。
多久でず~っと生徒を見てきた限りで申し上げますと、
特に、理科に対する興味を持つ子がとても少ないような印象です。
何が悪いとは申しませんが、そのような実情がありますので、
各ご家庭で少し工夫をしてあげられると良いのかもしれません。
今日の生徒にも、次回は何かしら新しいことに興味を持ってもらえるよう、
プレゼンを練っておきたいと思います。
大塚