小学生に頼まれて、理科の入試の模試の答え合わせをしました。
(問題)
3つの水溶液(水溶液A、水溶液B、水溶液C)があり、それぞれ食塩水、うすい塩酸、うすい水酸化ナトリウム水溶液のうちのいずれかです。それぞれの水溶液を少量ずつ3つのビーカーにとり、鉄とアルミニウムを入れたときの様子は次のようになりました。
水溶液Aに鉄…泡を出して溶けた 水溶液Aにアルミニウム…泡を出して溶けた
水溶液Bに鉄…変化なし 水溶液Bにアルミニウム…泡を出して溶けた
水溶液Cに鉄…変化なし 水溶液Cにアルミニウム…変化なし
水溶液A、B、Cはそれぞれどの水溶液でしょうか。
水溶液に関する問題です。小学生の時にリトマス紙の実験をしましたね。しかし、鉄は酸性の水溶液に溶ける。アルミニウムは酸性の水溶液にも、アルカリ性の水溶液にも溶けるということは小学理科で習っているんですね。中学理科では、金属(金・銀・銅・白金以外)は酸性の水溶液に溶けるとは学習しますが、アルミニウムのようにアルカリ性の水溶液に溶ける金属は学習しません。高校化学まで待たないといけないんですね。
小学理科でも、意外と難しいことまで教えていることに改めて気づきました。
(答え)水溶液A…うすい塩酸 水溶液B…うすい水酸化ナトリウム水溶液 水溶液C…食塩水
夏休み期間中ですが、夕方の時間帯は小学生がテキストを1ページ、1ページ進めています。
暑さに負けずにそれぞれの英語・算数・国語・社会・理科の力を伸ばしていきましょう。
小田