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ロウきゅーぶ!SS 第12話(最終回)感想 「終わった後のこの喪失感は…」

2013年10月08日 | アニメ感想



終わった…終わってしまった…
あまりに終わったことが寂しくて泣きそうだ。
感覚としては、友達と集まって騒いだ後や祭りの後の寂しさに似ている。
「祭りの後のようで、寂しいだけ~…♪」という気分。
はじめはネタとして見ていたはずなのに
どうやら、いつの間にか本気で楽しんでいた作品になっていたようです。

まず、もっかん達所属の「彗心女バス」VS全国区のチーム「硯谷女バス」の試合だが
前回に引き続き、最後まで熱血王道ペースを貫いてくれて
すごく燃えた。
けど、結果は悲しいかな…
硯谷女バスの勝利、つまりはもっかん達の負けで幕を閉じる。
しかもブザービーターでシュートを決めたにも関わらずの負けというのが
悔しいところ。
更には、相手が過去に一度負けているチームだから一段と
勝って終わらせてほしかった気持ちが大きい。
自分事ではないのだが
これほどまでに審判のノーカウント発言が悔しかったことはない。
ここまで判定に納得いかなかったのは
野球漫画「ラストイニング」
今までストライクにとってくれてたコースを
審判にボールとコールされて押し出しでサヨナラ負けを喫した
場面を見た時以来だ。
(しかもボールにした理由が「コールを待たずに延長と決め付け場を立ったから」という理由。)
まあ、負けてしまったのは残念だけど
両チームとも全力をつくして正々堂々戦った結果、黙って受け入れるとしよう。

その後はもっかん達が中学生へと進学すばるん達のバスケ部も復活
この描写を見た時、「ああ、続編はないな…」と悟ってしまった。
なにしろ「小学生は最高だぜ!」をウリにしてたアニメだったし…
仮に「中学生も最高だぜ!」にしたとしてもインパクトは薄い。
続編やるとしたら5年生チーム主体にするか
ストバスですばるん達のチームにもっかん入れてプレイするしかないよな…
とか考えていたら
とどめの一撃が来てしまった。

とどめ…それは「もっかんがバスケ始めた原点」のお話である。
すばるんらしき少年のシュートを見て
自分もあんなシュートを決めたいと憧れバスケを始める描写。
すごくいい光景なのだけど
今まで破天荒な事やってたアニメがこうも綺麗なエピソードで終わったのを見たら…
なんだか若い時はやんちゃだった人が
歳をとって日なたぼっこしちまったみたいで
なんとも寂しい感じがした。
二次元でこんな寂しい思いにさせられたのは
リトバスをプレイ中、挿入歌「遙か彼方」が流れ始めた後の展開を
読んだ時以来だ。(わかる人にしか伝わらんだろうが…)

そんなワケで、ロウきゅーぶ!SS最終回
蓋を開けてみれば「綺麗な終わり方、それゆえに寂しい」
という感想です。
アニメが終わってこれだけ寂しい思いをさせられたのは本当に久しぶり。
しかし裏をかえせば、それだけ楽しませてもらった作品だったという事でしょう。
規制が厳しいのに小学生を題材にして
ギリギリな描写や発言で本編は元より
スタッフの人生にまでハラハラさせてくれたムードメーカー的な作品だったので
余計にそう思う。
はじめはネタで見てただけだったけど、最終的には
こんな感慨深い作品にまで育てあげてくれた
監督やスタッフのみなさんに心から感謝します。
お疲れ様でした~

・おまけ

ないかな~、第三期…



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