気まぐれ20面相

自主製作漫画や画像、アニメ感想を
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刻み付けていく熱いブログです!!

小説のキャラ設定と挿絵を描かせていただきました

2012年05月26日 | 依頼

 「小説家になろう」に小説を投稿している

P.N「影人」さんの作品 「夜、人影に潜む」
 
キャラクターデザイン挿絵を描かせていただきました。

 
影人さんの小説はこちら → http://ncode.syosetu.com/n7204be/

(作品の所々に絵が潜んでます。物語を楽しみながら確認してみてください)


と、情報量がこれだけだとなんだかむなしいので

今回の依頼に至った経緯でも語っときます。


「俺でもできる絵の仕事ってあるんかな?」

唐突にそう思い立ち、調べ始めたのがきっかけ

たしか2週間くらい前の話である。

とりあえずネット上で「絵師募集 掲示板」とか何とか調べてみることに。

すると…出るわ出るわ わんさか出るわ

絵を描いてくれという人、絵を描きますよという人、中にはメイド喫茶とかもあった気がする。

とにかく「需要あるんだな~」と変に感心してしまった瞬間だった。

では、その膨大な情報量の中から如何にして「影人」さんを見つけ出したのか…

答えは単純にして明快、それは

「一番上にあったから」だ。

お前なめとるのか、奥歯の2、3本は覚悟できてるんだろうなと

詰め寄られても文句は言えない理由である。

まあ、俺が「小説を食べちゃうくらい愛しはじめた文学少年(仮)」であることも

選んだ理由の一つなんだけどね・・・

 兎にも角にも興味をもったことには違いない、ということで

さっそくコンタクトを取り、依頼内容を確認

後に小説の感想やら何やらを送っていたら

使っていただけることになりました。

山もなければオチもない、非常に残念な経緯ですが

この2週間の実践内容は

依頼主の好みを知る所から始まり、イメージを反映させる技術や

プラスαを付け加えるサービス精神なども鍛えられて

かなり充実したものでした。

このような機会を与えてくれた影人さんに深くお礼申し上げます。

さてさて、今度はこちらの絵を掲示板に載っけて反応を見てみる方法も試してみようかな♪


<おまけ>
 
 恥を忍んで、今回描いたボツカットを数枚載せておきます。

 ああ、穴があったら入りたい…


1.主人公「明日」君の初期デザイン

 

 まあなんだ、そのショタショタ傾向だったのでボツに


2.ヒロイン「明日歩」さんのスーツデザイン案1

 

 マクロスのVF25を基に作成したスーツ、武装つけるのが楽しくて隠し武器満載になりました。


3.挿絵プロット

 

 我ながら何描いてあるか分かんない絵だなと実感しております。

 その後に描いたこちら(↓)

 

 これなら少しは分かりやすいかも?

 
 他にもまだまだ10枚以上、ボツにした設定画やらプロットはありますが

 こんなところで勘弁してください

 以上、小さな小さな「小説挿絵奮闘記」でした。


・作者のつぶやき

 

文学少女シリーズ3 「文学少女と繋がれた愚者」 感想

2012年05月19日 | 小説感想


「間違えることは悪いことなのか?」

文学少女第三巻はそんなお話でした。
既読のみなさんの中には おいおい今回の参考文献は
武者小路実篤の「友情」だろ

「友情か愛か、どちらを選びますか?」がテーマだろ

わかったらもう3回ほど読み返して来いや
特に「遠子先輩がお腹すかして図書室で張り込んでる所」を重点的に!と
熱弁してくれる人もいるかと思う。

確かに「愛を取るか友情を取るか」のテーマ性は間違いじゃない
しかしながら今作は、愛と友情の板ばさみにより
選択を誤ってしまった結果をどう受け取るかが
最終的なテーマだったと思う。

軽くおさらいすると
今回は心葉くんのクラスメイト「芥川くん」メインのお話
イケメンでたくましく、絵に描いたような「誠実さ」を表した
キャラクター
それゆえに愛か友情か、どちらを取るべきなのか
選ばなかった片方を傷つけない方法はないのか真剣に苦悩し
壊れていくキャラクター
それを見ていく心葉くんも自身の過去と重ね合わせ
いつか壊れる関係ならはじめからない方がいい
だから、誰とも深く関わらず、静かに生きるのが正解と
主張する、そんなお話

間違えて傷つくくらいなら動かない方がいい」との考え方だ。

それに対し我らが文学少女 天野遠子先輩が出した答えは

「人間よ、愚かであれ」

間違えて、ぶっ壊れてはじめてわかることがある。
けどそこで終わりじゃなくて
その先をハッピーにするか、バッドにするかは自分次第だと言うものだ。

なるほど、心持ちとしては正解だろう。
この物語もその助言のおかげで
心葉くんと芥川くんは共に立ち直り
ハッピーエンドを迎えることができた。

かくいう俺自身も
完璧主義とまではいかないものの
成功の確率を上げられないだろうかとか
失敗しないように慎重にと自分の動きを制限してしまうクセがあるので
そんなときにこの話を読み返すとすごく楽になる。
我ながら単純な頭の構造してんなと思うけど
そのくらいがちょうどいいのかもしれない。

けど、この助言も万能ではない。
自身で決定したとしても世界がそれを否定する場合もあるのも確かだ。

例えば、音楽家がいたとして
自身の嘆きや悲痛な思いを限りなく再現できた傑作というべき作品ができたとしても
あー、今暗い曲は流行んないんだよね と一蹴される場合もある。
だからといって、明るく無難な曲を作るのが正解なのか?
どちらにせよ精神的には苦しいところだ。

他にも「事故」というケースでも通用しないのではないだろうか。
よくある電車の中での「この人痴漢です!」というケースはどうだろう
例え誤報であっても噂が噂を呼び
今いる場所に住んでいられない、仕事を失うなど
取り返しのつかないぶっ壊れ方もあるのも確かだ。

というわけで、何でもかんでも「愚かであれ」というわけにはいかない。
だからといって、遠子先輩の助言が間違えというわけでもない。
がんじがらめになって行き詰った時の特効薬として
頭の片隅に保管しとくくらいがちょうどいいんだと思う。
望んだ時にすぐ読める。それが本の良さだしね!

なーんて、真面目っぽい事を書いておきながら
今日も元気に
遠子先輩の挿絵見てニヤニヤしている
愚かな俺なのでした。

(ああ~遠子先輩が演じる野島役挿絵の表情で天国まで行けそうだ!!)



<おまけ>




Fate/zero 第18話 感想  「えーと…あれだ、ショタつぐ!!」

2012年05月12日 | fate zero



「Fate/zero18話って、どんな話?」

誰かにそう聞かれたら、俺は迷わずこう答えるだろう

「幼女達と水遊びして尊敬されて、年上の幼なじみ属性お姉さんにはぐはぐされて
 
さらに年上のクールビューティなお姉さんに助けられる

そんな男の子の話だよ!」


おそらく聞いた人は

「それなんてエロゲ?けしからん、ちょっと視聴してくる」

全速力でテレビかPCにかじりつき

視聴した後「お前には究極的にバイオハザードが足りない!!」

俺の胸ぐらに掴みかかること必死でしょうな~、はっはっは

ということで、ついにきましたよケリィ回!

シャーレイかわいかったですね、衛宮パパ目死んでましたね、あとシャーレイかわいかったですね

大事なことなので2回以下略


今回の話の重要なセリフ

「ケリィはさ、どんな大人になりたいの?」

ここではぐらかさずにケリィが答えていたら

何か変わったのか変わらなかったのかは定かではないのですが

仮にこれを自分が聞かれる立場だったら…

なんて答えるのかは結構難しいのではないでしょうか。

少なくとも俺は「永遠の厨二病」を目指してるので

「大人にはならない、人ではなく人間になりたい」とか

電波ちゃんな事を言ってシャーレイにドン引きされることは間違いないでしょう。

みんなはどう感じたのかな?


そして何よりED、まさか「満天」が来るとは思いもよりませんでした。

もう大興奮で目を輝かせながら聞き入ってましたよ。

話の終わり方も船で島を脱出する映像だったので

暗闇の中、重たくもゆったりと歩を進めていくようなメロディも

激ハマリだったのではないでしょうか。

余談ですがこの曲、所々「sound horizon」っぽいメロディだなと

感じたり…

けど梶浦さんとサンホラがコラボした曲は

なんだかお互いが遠慮しちゃって無難な曲になっちゃったなと

感じたり…

音楽性が似ていても合作ってのは難しいんだなと痛感した過去の記憶でした。

梶浦信者の方、サンホラ信者の方、怒って物を投げないでください。

俺も両方の信者です、同志ですよ~!!


さて、次回(というか今日)はケリィ回の終盤ですね。

ケリィがどんな大人を目指すのか

ufoさんがどんな映像に仕上げてくるのか

それを今から楽しみに待つことにします。(見られるの夜勤後の朝になるけどね…)


・作者のつぶやき



文学少女シリーズ2 「文学少女と飢え渇く幽霊」 感想

2012年05月06日 | 小説感想



ククク…アニメ感想かと思ったか?小説(オレ)だよ!

ということで懲りもせず、ま~た長ったらしい感想文です。
活字読むと眠くなるみたいな人は、おまけ絵だけ見ればいいと思います
活字中毒の方はオレの稚拙な文章に最後までお付き合いいただけたら幸いです。
登場人物紹介は前にやったので抜かします。
それじゃあいくよ!

<あらすじ>
文芸部部長「天野遠子」と後輩「井上心葉」が出会う学園ミステリー第二段

ある日、文芸部の設置した恋愛ポストに謎の紙片が投げ込まれていたことから
物語は始まる。
紙片の内容は「憎い」「苦しい」とか「43」「31」など支離滅裂なものばかり

文芸部に対する挑戦とみなし犯人探しを開始する二人
調べていくうちに見事犯人を見つけ出した二人だが
その人物は自身のことを「幽霊」と言い張る女の子で…
さらに昼と夜で人格が入れ替わるとか、拒食症であるとか
なんだか複雑な事情のご様子
彼女の正体は一体!?

<感想>

「すっっくいようがないな、この話は!!」

感心するくらい落とし所が「ここしかない」お話でした。
実に俺好みのお話です。この先読んでいって、これを超える話あるのか!?
将棋でいうなら「王」の周りを全部「金」で囲まれて(ありえないけど)
完全「詰み」な状態なのに「俺の勝ち!!」と言い張るような話です。
つまりは「バッドエンド」…なんだけど
一応は目的達成していて…う~ん、うまく説明できないや

詳しく知りたい人は本屋へGOしてください。
特にFate/zero好きな人は高確率で気に入るはず!

本当、執念ってのはすごいね~、良くも悪くも他人や常識を捻じ曲げる力
思わずニヤリとしながら読んでしまいました。
人間が感情の生き物で本当よかったと思う。

今回のモチーフは「嵐が丘」という作品
そこに描かれる人達は、手加減抜きの感情戦争らしいので
ぜひとも読んでみたいと思う。

最後に一言、「相変わらず遠子先輩はかわいいな~」

<おまけ>



Fate/zero 第17話 感想 「トキオミ アッケナカッタナ」

2012年05月04日 | fate zero



「トキオミアッケナカッタナ トキオミアッケナカッタナ トキオミアッケナカッタナ」

というわけで、トッキーリタイア回でした。

計算し、データをそろえ、万全を期して事に当たることを良しとしたトッキー氏

結局、予想外の状況に翻弄され、何をなすこともなく逝っちゃいましたね。

「常に余裕をもって優雅たれ」より

「一寸先は闇」という印象が強かったです、鬱!

もちろん時臣氏だけに関わらず 我々にもおおいに起こりうる事なので

「毎日がクライマックス」の精神で日々を更新していきたいところですね。

Fate/zeroは人生、鬱!!


原作既読者としては、よくまとまっていた良い回だったと思います。

クオリティは言うまでもなく、テンポもよく、伝えるべき情報は

ちゃんと伝わった回

時臣氏には悪いけど、とてもスッキリした印象でした 快!!!


さて、次回は「ケリィきたあああああああ」

ケリィの過去話は好きなので大期待!!

画面に現れるその瞬間を正座しながらお待ちしております。


・作者のつぶやき