気まぐれ20面相

自主製作漫画や画像、アニメ感想を
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アニメ「ガールズアンドパンツァ」 1~3話見ました

2013年05月23日 | アニメ感想



「今更見始めやがったのか…(怒)」という声が聴こえてきそうですが
本当にその通りです。
アニメ「ガールズ&パンツァ」を今更見始めました。

今まで見なかった理由を挙げさせていただくなら
戦車か~、興味ないんだよな…
それに見たところただの萌えアニメっぽいな
戦車知識2割:キャラ萌え8割ってとこかな、主にスカートの短さを見る限り…
てか短すぎだよ!!
何これ、どこぞの麻雀アニメみたいに穿いてないとかじゃないだろうな
勘弁してくれよ、穿いてないとか男の夢ぶち壊しだよ、夢殺(ユメコロ)だよ~…
ということでスルーしてたわけです。

しかしながら
某コンビニでキャンペーンが始まったり
陸上自衛隊のDVD売り上げがとんでもないことになったりと
起爆剤の要因になったアニメの様なので
何か惹きつけるものがあるのだろうということで
この度見てみることに致しました。

するとすると、どうしたことでしょう。
しょっぱなから設定ぶっ飛んでてとてもいい感じ!!

「戦車は乙女のたしなみ」であり
男子と戦車はミスマッチ、戦車に乗る女性はモテモテなんて世界基準は
価値観が飛んでて面白い!

しかも船の上に町まるごと一つ作られており
朝から空砲撃って、一般道路に戦車のキャタピラ走らせても
住民みんな受け入れてるとか…むしろ応援してるとか
どんだけ心広いんですか、みなさん!?

それに戦車を使った戦闘も2、3話の模擬戦見る限り
キャタピラが泥にはまって抜けられなくなったり、土手を越えられなかったり
橋を渡る時に一人が降りて誘導してたりと
妙に現実的な作りになってたので
話数が進めば、ちゃんとした「戦略戦」とかもやってくれそうで期待が持てる。
戦闘中に流れるBGMが陽気な感じで緊張感が砕かれるのがアレだが
「戦争」ではなく、むしろ「スポーツ」に近いものとしての
戦いを印象付けるための工夫だろうから触れないでおこう。

というわけで1~3話を見る限り
視聴者を惹きつけるための「つかみはOK」でした!
ヤングアニマル嵐でも戦車×女の子系のシリアス話やってるけど
あれとは違う路線で楽しめそうなので
もう少し視聴してみようと思います。


<おまけ>

*髪型似てるせいか、どうも鉈を持たせたくなった。


小説「PSYCHO-PASS 0 名前のない怪物」の感想を書こうと思うのだが…

2013年05月17日 | 小説感想


「感想が出てこない」

この本を読み終わって出てきた心の中の第一声がこれだ。
とは言ってもつまらなかったわけじゃない。
殺人の手口と表現方法は見事なものだったし
主人公の「狡噛慎也」とその部下「佐々山」の心のすれ違いや
溝を埋めるまでの心理描写は、とてもよく描かれていたと思う。
「面白かった?どうだった?」と聞かれたら
「すごく面白かったよ」と即答できそうだが
どう面白かったの?と聞かれたら返答に困るのが率直な感想だ。
感動もしなかったし怒りも湧かなかった、満たされもしなかった
あえてこの作品を一言で表わせと言われたら
「つかみどころがない」が一番近いと思う。

その理由はおそらく
この物語が何を成し遂げたわけでもない不完全燃焼だったからだろう。
そもそもこの小説はTV版に状況を引き継ぐための補完の話なのだから
そこはしょうがない。
なまじ先にTV版を全話見てしまったオレも悪い!
というわけで、感想は出てこないのだが
気になった部分は3箇所ほどあったので
少し書き留めてみようと思う。

1、「刑事の勘」について

まずこの話はどんなものなのか
軽く説明しておこうと思う。

時は西暦2109年。人の心の内を完全に数値化、色相判別化できるようになり
犯罪が起こる前に対処が可能となった
実質「犯罪0」の社会
そんな社会で起こりえないはずの「殺人事件」が起きてしまった。
しかも殺人内容は異常な猟奇的手法であり、すぐさま警察が調査を開始。
刑事課に所属する「狡噛」とその部下「佐々山」、彼らの視点を通して
事件の謎にせまるという内容の小説だ。
説明するまでもないと思うが
TVアニメ「PSYCHO-PASS」1話に至るまでの過去話でもある。
ついでに原作者は、かの有名なバッドエンドの申し子「虚淵玄」である。

刑事モノということもあり
この小説でも「刑事の勘」という言葉が頻繁に登場する。
一言で言い表すなら「事件や犯人に近づく一手を直感的にひらめく能力」
といったところだ。
個人的にはアニメや漫画を見てるときに
次の展開はこうじゃないかとひらめき、ずばり当ってしまう能力に
近い気がする。
要するに理屈や過程をすっ飛ばして事件の真相にせまれてしまう
常人からしてみれば「魔法」や「チート」に近い能力だ。

この能力は実に脚本家「虚淵玄」らしくない設定だなと思う。
彼の今までの脚本にも奇跡や魔法などという言葉はでてきてはいたが
それにすら「リスク」が付いていて
なんでも叶う都合のいいものではなく、使ったらマイナスも背負う
相対的なシステムだった。
というより最終的にマイナスで終わるモノだった…

けど「刑事の勘」という能力は
そこに至るまでの経験はあれどリスクは見受けられない。(*執行者落ちはリスクではない)
そういったものを前面に出して物語を進めていくというのは
この人にとっては珍しいものだと思った。(この人の作品「まどマギ」と「fate/zero」しか知らんが)
だって、こういう能力は使い勝手がいいものだ。
八方塞でも勘で動いて、手がかりをつかむ展開にも持ってきやすい。
オレが知らないだけで、こういうの好きな人だったのか
それとも新たな試みということなのかな?

2、子供と大人の境界線について

執行官「佐々山」とヒロイン(?)の女子高生の会話の中で
「大人は自分達の作り上げた安全地帯に踏み込まれるのがイヤだから
すべて分かってるフリをして話す。子供に
お前達じゃまだ勝てないよ、子供にはまだ早いよと思わせるように」
というようなものがあって、なるほどなと思わされた。
要は「世の中ってのはそういうもんだ」なんてセリフなどがそれに当たるのだろう。
ここでいう「安全地帯」とは大人にとって子供に見せたくない汚い部分、
そんな真実を子供に探り当てられるのが
怖いから大人は境界線を作って子供を遠ざけるらしい。
この発想はオレの中にはなかったものだ。

ちなみにオレは
「大人は自分達の積み上げてきた価値観を壊されたくないから
子供を下に見てやりすごす」
のだと思っていた。
大人が今まで生きてきた中で、正しい、当たり前と信じて固めてきた価値観が
子供達の世代にはまったく別のものになっている事がある。
それを見ないようにしてきたのに
子供たちが入ってくることで無理やり見せられたなら
ダメージはでかいだろう。
だから自分は正しいと思い込みたいために
子供に「ああしろ、こうしたほうがいい」と口やかましく言うのだと思う。

どちらの発想が正しいかなんて事は言わない。
ただ、自分の中に新しい発想を取り入れることができたのは
とてもラッキーだ。
こういうときは宝を掘り当てたみたいで、とても得をした気分になる。
本を読む楽しみのひとつだ。

3、狡噛の殺意について

最終的にこの物語は
部下の佐々山が変死体で発見され
上司である狡噛慎也は怒り、「殺意」を抱くことになる。
しかし殺意を向ける対象が佐々山を殺した犯人でなく
犯人に殺人手段を提供していた「マキシマ」に向けられることが
どうにも府に落ちない。

例えを示すなら
身内が通り魔に「包丁」で殺され
その凶器の包丁はスーパーで買ったものとした時
身内を殺された残りの親族は犯人を恨むのではなく
包丁を売ったスーパーの店員を恨み、復讐を誓うようなものだ。
普通、そうなるものだろうか…
犯人を恨むのは当然のことだが、売った店員を恨むことは稀な気がする。
しかも一度も顔を合わせたことのない人物をだ。

100歩譲って佐々山の置き土産と受け取り、元凶を捕まえる決意を固めたとしても
「殺意」とは少しちがうのではないか?
まあ理解はできなくもないが、納得もできないところだ。

「感想がでてこないよ~」と言いながらも
ダラダラとこれだけの意見が出てくるのだから
有意義だったことは間違いないと思う。
そんなわけで、このような考察の楽しみを与えてくれたこの本に
最後、感謝の一言を述べて、この感想を終わりにしたい。

「ごちそうさまでした」


<おまけ>


話題の小学生が書いた「ごんぎつね」感想に習い、客観的に「ごんぎつね」を見てみた

2013年05月12日 | つぶやき

小学生の“ごんぎつね”の感想文が話題 「こそこそした罪滅ぼしは身勝手で自己満足、撃たれて当たり前」:哲学ニュースnwk blog.livedoor.jp/nwknews/archiv… @nwknewsさんから
随分客観的な視点で読む小学生だな…好きな読み方ではないが良い主張だと思う


そもそも「ごん」がしたことは殺されるほどの悪い事だったのか…仮にきつねではなく「人」が同じ事をしたなら兵十は「殺す」まではしないと思う。人と動物で受ける罰の重さが違うなら「撃たれて当たり前」という観点もまた変わりそう


兵十にも落ち度があるよな~、うなぎがそれほど大事ならびくを背負うとかして持ち歩き、守る事もできたんじゃないか?


ごんが家の中に入ったとき兵十は、いたずらをしにきた事を確信してる。つまり兵十にとって「動物のいたずら=抹殺」が当たり前の感性ってことかな?


仮に「兵十の母の死」の償いが「ごんの死」だとしたら「兵十」もなんらかの罰を受けないとおかしい気がする。この物語を「自業自得」の教訓として読むならだけど…


こういう事を遠子先輩に聞いてみたいんだよな~、どう読み解いてくれるだろうか…


@kanariaice ですよね、普通はあなたの様に感情で考えるか登場人物に移入して読む物語なのですが、どうも「ごんぎつね=自業自得」という感想を持った小学生がいたみたいなので、こちらもその視点を想像して書き込んでみました。


@kanariaice 動物の気持ちを読み解こうとする人は少ないですからね。
「悪さする動物は銃で即殺す」という思考回路を持った兵十の心情ですら現代では理解するのは難しい所もありますし…仮にごんがキツネではなくネコだったら結末は変わっていたかもしれませんね


@kanariaice 前提を考えたなら「言葉が通じない→こそこそ行動するしかない→ごんの行動は自然→なら悪いのは短気な兵十?→短気でも武器がなかったら殺さないのでは?→悪いのは銃?→銃作ったヤツが悪い」とかとんでもない方向に…



「進撃の巨人」の巨人に食われた夢を見たので、ここに書き記す!

2013年05月10日 | つぶやき

「進撃の巨人」の巨人に食われた夢を見た…


なんかスーパーで買い物してたら
巨人数体侵入してきてバックンチョ…
という夢だった


一回兵長さんに助けられたけど
次の悲鳴あがったらすぐに立体起動で
飛んでいっちまうし
ちなみにオレ丸腰だし…


兵長さんに付いていくのが
一番安全だと考え
追いかけてみたら巨人2体に遭遇
じりじりと壁に追い詰められて


なんとか抜け出そうと
ジグザグに走って撹乱し
最後に直線の動きに切り替え
股抜きしようとしたら
手で叩かれて撃沈した


一撃喰らっただけでもう体動かないし
本当あいつら反則だと思う


んで、掴まれてガブリされた。
なぜか丸呑みじゃなく
頭から目玉くらいの範囲を食われた


TVがプツンと消える感じで
いきなり目の前真っ暗になって
その後は、目開けてる感覚なのに
ずっと暗闇しか見えない状態


上下左右真っ暗で地面ないから
普通は慌てる所なんだろうけど
気分はすごく落ち着いてたと思う


幸い、自分の体見えないけど運動できるし脳食われたけど考えることはできたから不便な事は何一つなかった。
それで「これが自由か~」と妙に悟ったところで目覚めた本日の夢でした。


まったく関係ない話だけど
「狂三」という字を「きょうぞう」と読んだら友達に怒られた。「くるみ」って読むらしいね。…初見じゃ読めないって



5月3日(金)のつぶやき

2013年05月04日 | つぶやき

「文学少女見習いの卒業」イメージイラスト描き終わった~ pic.twitter.com/3NtBaqTF9Q


幸せでした。 とっても幸せでした。 | みるの #pixiv pixiv.net/member_illust.… 「文学少女見習いの卒業」イメージイラスト少し大きい版です。


今回描いたイラストで一番大変だったのは「作品名」を決めること。前に作品を象徴する名言使っちゃったし…本気で見習いシリーズ読み漁った


加えて「神に臨む作家」の遠子先輩イメージイラストで桜が舞うイメージやってしまったから桜イメージをどう取り入れるかも悩みの種だった


本当、なんとか形になってよかったわ