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アニメ「うたわれるもの」見終わったよ~ ※おまけ絵はネタバレです

2014年02月28日 | アニメ感想



アニメ「うたわれるもの」視聴完了!
DVD借りてきて2日で網羅しました。

軽くあらすじを挙げておくと
時は擬似戦国時代(日本の可能性あり?)
主人公、記憶喪失の仮面(は顔の一部)男「ハクオロ」さんが
重症を負い森で倒れていたところを
とある村の娘「エルルゥ」に助けられ
村に恩義を返すために
襲い来る獣やら他国の猛者達を倒していったら
いつの間にか自分の国ができてたお話です。
(そっからまた色々あるんですが、省略します。)

主題歌よし、クオリティよし、話よし、中身が詰まりに詰まったとても良い作品でした。
そしてそれ故に、大きなテーマが挙げにくい作品です。
例えば、アニメ「CLANNAD」だったら「家族」、「ガオガイガー」だったら「勇気」など
中身のあるアニメはその作品を一言で表せる言葉があるのですが
「うたわれるもの」はそれが非常に挙げにくい
候補としては「家族愛」「自分探し」「国の在り方とは」「戦国シミュレーション」などが
挙げられるのですが、「それがうたわれか?」と言われると
どれもピンと来ない。
もちろん、どれもが中途半端だったと言うわけではなく
どれもが高い水準で描かれてたからこその選びにくさなんだけど…
こういう作品は大変珍しい。

そんなわけで書こうと思えば、多面的な視点で感想書けそうですが
あまり長いの書いても意味ないので
この世界観に浸って感じたことを簡潔に書いていきます。
一言で言うとこの「うたわれ世界」、他国の王達「好戦的」すぎです。
「地位に溺れてえばるだけの無能な王様」「恨みを晴らすために旗を上げた王様」
「戦が大好きな王様」「他国に舐められないように武力支配する王様」
本当に色んな種類の国のあり方ややり方が出てきます。
もしかしたら戦国時代というのは「我を通すなら殺すのみ」みたいな価値観が
普通なのかもしれません。
しかもタチ悪いのが、イカれたやつほど「地位、金、権力」を持ってること。
考えてみれば当然なんですけどね。
悪い奴とはルールを守らない奴、
つまりはルール無視でやり方の選択肢が広い事と同意です。
簡単に言えば常に「裏ワザ」が使える状態ですね。
ゲームで例えると、常人が必死に何十時間もかけてレベル上げるのに対し
データいじって簡単にステータスMAX作り上げるのも可能ってことです。
現実では「お金」に置き換えて考えていただければよろしいかと。
特に戦国なんて特殊な世の中なら、そんなの表舞台でも日常茶飯事なんでしょう。

対して主人公の「ハクオロ」さん
民の命を重んじ、決して驕らない「責任感」ある王様でした。
作中でも「あなたは自分の行いが正しいと思ってますか?」という問に対し
「もし地獄というものがあるなら私はそこに堕ちるだろうな」と答えてますし
「自分の決断一つで、民の明日が決まってしまう」なんて言ってた事から
本当に民衆目線でモノを考える人だなと思いました。
総大将なのに鉄の扇一枚で、槍相手に戦ってるしね…
部下は内心ヒヤヒヤですよ、きっと。
その人柄あってか有能な部下達に恵まれ、作った国は
皆が協力して役割分担しながら支えあってく活気ある国
いいよね役割分担、各個人の特性を活かしてくから
その人の長所が見えるし、人々の関係性も増え、人脈が広がる。
結果、国全体の信頼性が上がり団結力が生まれる。
かなり理想的な関係作りだと思います。
良い人の周りには人が集まり、力を貸してくれるいい例だと思います。

「金」を選ぶか、「人」を選ぶか
現実でも使えそうなテーマ
ですね。

地位や権力、金」を選ぶ場合は敵が生まれることは必然、
うたわれの世界でも先に上げた好戦的な王達は
裏切られたり、裏切ったり、利用されたり、内部分裂したりと
酷い末路を辿ってます。
一瞬で人生ひっくり返るリスクは常に頭に入れておきましょう。

一方「良い人でありたい人」の場合は、
他人との信頼関係を築くためにルールを厳守し
下手な嘘や行動は取れないので
贅沢や美味しい話はない事を覚悟しとくと良いかもしれませんね。

まあ、どちらを選ぶにしても最終的にはどっちも土の中
自分の性に合った方を選ぶのが一番です。
けど、できればいい意味で皆に「うたわれるもの」になった方が
達成感はあると思います。

以上アニメ「うたわれるもの」感想(?)でした。

・おまけ絵

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