気まぐれ20面相

自主製作漫画や画像、アニメ感想を
マイペースに
刻み付けていく熱いブログです!!

絵の依頼が来たらオレが必ずすること

2012年09月29日 | 依頼

さて、この一週間ほどpixiv経由で来た絵の依頼を製作していたわけだが
オレにはこの手の依頼が来た時に必ずやることがある。

お金の話か?枚数か、期限か?と
まあその手の話が真っ先に浮かぶと思うが
実はそれらは二次的なモンに過ぎない。
なら一番優先的にやることはなんなのか
その正体はこれ↓


そう「人物デッサン」である。
デッサンと言っても美大生がやるような本格的なものではなく
漫画用参考書を使ったプロから見たらお遊びみたいなものだ。
しかし他人からお遊びだろうが下手と言われようが
これだけはやっておかないと気がすまない。

一種の願掛けと言えば聞こえがいいが
なんてことはない
ただ、自分の絵に完全に自信がもてないだけの
はずかしい理由だ。
せっかく依頼人の方が、絵を気に入ってくれて、認めてくれて
頼んでくれているのになさけない話だと自分でも思う。
けど
自分の画力が足りないばかりに
キャラに魅力がない→興味がないとスルーされるのは
なんといっても一番怖い事だと思う。
個人的には自分が否定されるよりもつらい。

例えば音楽の世界でもよく見られることだと思う。
すごく良いこと言ってて、メロディも聴きやすく伝わりやすいものにしてるのに
歌手の歌い方が全部壊してるとか…
本当、もったいないなと思う。

余談になるが
メロディと歌い手はいいけど、歌詞の意味がわからない
けど調べてみたら好きになったという稀なパターンもある。
ボカロ曲の「千本桜」などがその例だ。
はじめは「和風ロックでノリがいいな~」くらいにしか思わなかったのに
単語や歌詞の意味を調べた後は
すごく力強い曲に変化した。
普通聴く側はこんな面倒なことはやらないと思うが
こういう楽しみ方もたまにはいい。

話を元に戻そう。
つまりオレは「キャラを好きになってもらいたい」
だけなんだと思う。
だから後悔しないために満を持した準備をしなければ
気がすまないんだろう。
もちろん見た目だけでなく中身の良さも表現したい。
だから依頼主様にメール越しながらも
キャラについて熱く語ってもらったりしている。
(その時に自分になかった見方を発見する事もあるので
人と話すのはとても楽しい。)
今はまだ理想にはほど遠いが、見る者がキャラを愛してくれる表現を目指して
頑張っていこうと思う。

と、えらそうに御託ならべてますが
今回の依頼はR-18だったり…
滑稽よね、笑いなさいよ、あーっはっはっは!って
あーっはっはっは!!

以上、説得力のない心構えのお話でした。


<オマケ>

文章で伝えるのには限界があるんで
絵を描かない人のために
一応わかりやすくキャラ絵の作業内容でも上げときます。

1、依頼者から頂いた情報や絵を紙にまとめてキャラをつかむ
  (真に申し訳ありませんが、諸事情によりキャラ設の資料はお見せできません)

2、キャラ絵作成、頭身を決める
  今回の依頼は6頭身キャラなので
  
  をベースにしました。

  ちなみにオレ絵の基本ベースはギアス絵などの細い体型
  
  結構、腕や足が細すぎってコメントくるんだよね…  

3、線画  


4、色指定  


5、着色+修正


という流れでオレは作ってます。
この後、依頼主様にチェックしていただいて
OKもらえたら
本格的に依頼絵作成に入ります。

R-18なんでこの先は載せられないよ~


<作者のつぶやき>


「人間合格」 背景設定作りました

2012年09月18日 | 漫画製作日記

先週は全然ダメだったなぁ…

私用のため3日くらい絵が描けなかった。
そのため、いつもなら絵や作品に掛ける脳運動を
なぜか、我が地元に新しくできる予定の
「ショッピングモールに対する需要について」なんて
どうでもいいことに使ってしまったのだから
よほど病んでたに違いない。
でも本当どうすんだろ、
・新幹線の駅周辺に作った所で観光地ではないから外客集まらないだろうし
・地元商店街の切捨ては過疎化に繋がるぞ
対策としては「モール行きバス停を配置する」とか
「商店街の店をモールにつっこむ」とかかな…う~ん
ちなみに仕事関係とかではないですよ。完全な個人の好奇心からです。

というわけで、色々ありましたが
今週に入ってやっと絵が描けました!わーい。
もう飢えに飢えてましたよ
描き始めたら集中力はまったく切れないし、ペンを滑らすのが心地いい!!
たまには意識的に描かない日を作るのもアリかもしれない。
後はこの「失敗したくない病」を克服できればなぁ~…

話が逸れに逸れまくってますが
前回告知したオリジナル漫画「人間合格」製作再開です。

今回のテーマは「背景製作」
主要キャラも紹介せずに背景とか何なんだと自分でも思いますが…
日記だもん!否定だらけの人生だからこれくらい好きにさせてくれ!!
ということで
勝手に始めさせてもらいます。

<教室設定>


前回説明したように舞台は「学校」です。
基本は既存の他作品と変わりませんが
まあ見ての通りこの教室「机」がありません
設定上「必要ない」ので描かなかっただけですが
作画が楽で助かるわ~

あと個人的にふと疑問に思ったのですが
「教師」とはなんなのでしょうね。
・教科書をただまとめてノートに書き写す作業が主に「授業」になりますが
 それなら教師いなくても個人でできまよね。
 そもそも「塾」という商業が成り立つなら
 教師は「教える」という役目を果たせてないのでは?
 なら教師の存在理由はなんなのでしょう。

・いじめ問題も世間体気にして認めることができない社会的立場。
 これが社会における群の限界だというのは理解できますし
 安定した給料を目的として教師をやるなら
 ほとぼりが冷めるまで触れずにいるのは実に賢い判断だと思います。

ただこれを「教える師」と敬って従えというのはイカレテルてるとしか思えないなぁ~

もちろん勉強の楽しさを伝えようと頑張る先生もいるし、そのために知恵を絞って
教材作りに励んでる教師もいるので全否定はできません。
そういう人に限って社会では「異端」扱いされますが
オレの感性でいえば、むしろ勲章です。存分に社会を殺してやってください。

…本当関係ないなこの話


<廊下設定>


こちらは本当に見た目上、何のひねりもありません。
ただ「窓」に少し細工をしてあります。
「あきらめた者」に対しての良心からの細工なのですが
オレが頭を痛めて生み出したキャラ達は
オレと違って「強い」ので使うことはないでしょう。
細工の詳細はまだ秘密です。


<アーチ>


ここからの背景設定は一風変わったものになります。
校内最果てにある保健室を出た所に配置してある真っ白なアーチ
ここが物語のスタート地点になります。
真っ白だから画面栄えしないのが問題点です。

<正門>


この学校で一番浮いてるデザインですね。
なんだコレ、はははって感じです。
デザインに一番苦労させられた素材でもあります。
テキトーそうに見えてかなり悩み
そして意味を含ませて作ってます。
人物描く時もそうですがイマイチ自分の感覚を信じられない。
どうやったら自分の絵に自信が持てるんだろうなぁ…
ちなみに開かずの扉です。

<額>


ちょっと字が曲がっちゃったのはさておき
この学校の理念を記した額です。
「人間らしければ卒業できて、ついでに願いが叶うよ」てな記述ですが
まあ、詳しくは第1話ができない事には始まらない。
早く描け、オレ!話はそれからだ!!

以上、背景製作日記(?)でした。


・作者のつぶやき



オリジナル漫画 「人間合格」 製作はじめました

2012年09月09日 | アニメ感想

「今期アニメ飽きた!!」

ということでいつものアニメ感想は一時中断して
勝手に漫画製作日記をはじめます。
アニメ感想目当てで来てくれている方々本当に申し訳ありません。
お心が許すならば、漫画製作にもお付き合いいただけたら幸いです。

そんなわけでこれからオリジナル漫画製作始めます。
タイトルは


はい、太宰信者の人怒らないでください。
太宰治にケンカ売ってるわけじゃありませんよ。
オレのケンカ売る相手は社会の常識やら価値観ですからね。
むしろ太宰作品は好きですよ。
あの極限なまでのネガティブさから始まり、それが生む感受性の広さ
文章の親近感は尊敬しているくらいです。
アイラブ日本文学(少女)
お願いですから拳を引いてください。
はい、ありがとうございます、ふう…

てなわけでタイトルは「人間合格」
探せば3つくらい出て来そうなタイトルですね。
pixivでマイピクのみなさんには第1話ネームを読んでいただいたので
おさらいになりますが
文字通り「人間としてあるべき姿=合格」を目指すお話になります。

もう少し情報量を晒すと

舞台:学校(閉鎖空間)

主要人数:9人 モブ:22人

教師:0人 教科書、教材なし

てな環境で、登場人物である「生徒達」
「卒業=人間」を目指すお話になります。

教える者もおらず、学ぶべき教材もない
そんな状況下で一体何を基準に「人間」と成すのか…
そんな疑問が即座に浮かぶと思います。
ぶっちゃけてしまうと
基準は作者である「オレ」の価値観です。

他の記事を見ていただければ大体わかると思いますが
オレは社会不適合であることに誇りを持ってる人間です。
そんなオレが合格と成す価値観になるわけですから
つまりそれは社会から見れば
「人間失格」になるでしょう。
故に最後まで読んでいただいたとしたら共感者は0
になると思います。

しかし、じゃあ社会に適合して尻尾振ってれば
「人間合格」なのかと言われたら
自信を持ってYesと答えられる人は少ないはずです。

社会も間違ってる、俺も間違ってる
なら正しいと思える人間観とはどんなものなのか?
願わくば作品を通して
その事をみなさんと語って遊べるお話になればな~
と考えております。

さて、前置きが長くなりましたが
ここからが製作のお話です。

漫画を原稿に描く前に何をすべきか上げてみると

・プロット
・ネーム
・人物設定
・世界(背景)設定


などなどやることがいっぱい。
幸い第1話に関してはプロットとネームは終了しているので
今回は物語の要である「人物設定」を…と見せかけて
少し外れた
「モブキャラ(22人)の設定」を公開します。
ではどうぞ







以上22人のモブ達です…が
え~なんかアレだ、そう
すげ~面倒くさかったです。
こいつら考える時間あれば、次にpixivに投稿予定の文学少女絵描き終わるよ!?
あっ、でも一番下の4人は描いてて楽しかったな

ちなみにオレのキャラの作り方は1から自分で考えて作るわけではなく
何かのアニメやら漫画のキャラをベースとして作るので
「こいつ、あのアニメのキャラが元かな?」とか
予想してみると楽しめると思います。
さあヒマを作ってレッツトライ!!

以上、第一回漫画製作日記でした。


・作者のつぶやき